iPhone XS Maxのケースを換えて放熱性能大幅アップ! | UNTITLED

iPhone XS Maxのケースを換えて放熱性能大幅アップ!

先日、仕事の合間の昼休みに食事を終えて会社に戻る道すがら、ポケモンGOをやっていたら直射日光直下でプレイしていたせいで、たった数分だったにも関わらず、iPhoneが異常に熱くなって処理落ちしまくり・・・という現象が発生し、真夏のスマホ利用の危うさを体感したわけであります。

 

このような状況になってしまうのは、やはりスマホケースでしょう。

 

スマホケースがスマホ本体をすっぽりと覆ってしまう為、スマホ本体の放熱機能を奪ってしまい、更にスマホケース内に熱が籠もってしまうために熱の逃げどころがなくなってスマホが耐えられる温度を超えてしまって処理能力の極端な低下や熱暴走、場合によっては保護機能が働いて強制的に電源が切れてしまう様な状況になってしまうわけです。

 

ちなみに、今使用しているスマホケースは革製の蓋付きのやつ。

厚ぼったくなくて気に入っていたのですが、真夏の炎天下でスマホを使える様な代物ではありませんでした・・・。

 

 

そこで、これからの暑い時期を乗り切るためにも放熱能力の高いスマホケースを買おう!と、思い立ったのであります。

 

 

 

で、色々と店頭やAmazon、楽天などでケースを探していたところ、「放熱」という点で非常に尖った製品が!!

あまりに尖っていたため、思わず注文しちゃいましたよ・・・

 

 

 

 

サンハヤトの『HEATSINK-5℃ Cool』です。

 

サンハヤトって何?

どっかで聞いたことあるんだけど・・・

と、メーカーを調べたところ、電子機器の接点洗浄剤や基板プリント剤など、電子機器周辺の機器や装置のメーカーでした。

今回の「HEATSINK -5℃」は「放熱」製品のジャンルになるのですが、あぁ・・・そうか。ヒートシンクやヒートシンクとICを接着させるシリコングリス製品も扱っているのか。そいつを使ったことがあったから「聞いたことある会社」だったんだ・・・

 

ていうか、なんだ、真空管アンプなどの音響製品もあるのか!?

 

と、そんなメーカーが作った製品だったら何か良いんじゃないか・・・と、購入したわけですが、とにかく「ケース」としてはかなり尖った製品だったのであります。

 

因みにこの製品の特徴を図にするとこんな感じ。

 

 

 

さて、チョット高級そうな箱を開けると、こんな物が入っています。

 

ケースと表面保護用のシートです。

ケースはアルミ製のプレートと、プレートを固定するためのTPU製の外枠で構成されており、表面保護シートとケース外枠はTPU製のスマホケースを製造・販売しているサンクレスト製のようです。

 

ちなみに、アルミプレートの内側にはサンハヤトの「熱伝導シート」が貼り付けられています。

 


熱の発生源のスマホ内のCPU等空の熱をピンポイントでアルミパネルに熱伝導させるためなのかな?

ただなぜ全面的に貼られていないのかは謎。

 

 

で、ここがこのケースの大きな特徴だと思うのですが・・・

 

 

アルミフレームとTPU製の枠は分離が出来ます。

つまり、アルミフレームは純粋に「アルマイト加工されたアルミフレーム」なので、アルミの熱伝導性と放熱性を最大限に活かせる構造になっているわけです。

 

しかも、アルミフレームは結構な厚みが有り(計り忘れたけど2~3mmくらい?)、表面のアルマイト加工とヘアライン加工のおかげでサラッとした手触りで、ひんやり冷たく熱を奪われる感覚がなんとも素敵です。

まぁ、真冬は冷たくて持てなさそうですが・・・

 

で、このケースは組み上げる様な感じで装着をしていきます。

 

 

こういう感じで、スマホの背面を上にしてアルミプレートを乗せ、TPU枠を広げるようにしてスマホとアルミプレートをしっかりと固定していきます。

いわゆる普通にスマホにケースを取り付けるよりはチョット難しい。

 

で、装着するとこんな感じになります。

 

 

見た目、格好良いです。

 

 

というわけで、コイツを装着して8月の炎天下でポケモンGOをやって参りました。

 

それまでは日陰に入れずに10分も遊んでいると液晶面も「熱ッチッチ」と持っていられなくなるくらいの温度になり、画面がカクカクで処理落ちしまくりの状態になっていたのですが、コイツのおかげでそこまで熱くならない!しかもカクカク処理落ちもない!!

流石に30分も連続して炎天下でポケモンGOをやっていたらどうなるかは分かりませんが、そんなことしてたら体が保たないので10分も問題なければ機能としては十分でしょう。

 

 

で、一応メーカーの説明ではアルミフレームをつけてもWi-FiやNFCタグ(SuicaやiDなど)は問題なく使えるとのことなのですが、「ホントに?」とドキドキしながらコンビニでiD支払いをしてみましたが問題なく使えてホッと一安心。

ただ、ワイヤレス充電の「Qi」は使用出来なくなると言うことなので、ワイヤレス充電を活用している人には向かないかも。

 

 

と、かなり夏期のスマホ放熱対策に関してはかなりイイ感じの「HEATSINK -5℃ COOL」なのですが、難点が3つほど!!

 

 

≪デメリット≫

 ・重い

  (厚みのあるアルミフレームを用いたケースなので90~100g弱という重量がある)

 ・チョット大きい

  (今までのケースがスリム型だったため余計に感じるのですが、厚み、幅共に数ミリ大きくなりました)

 ・持ちづらい

  (サイズの問題もありますし、今までは蓋付きケースだったので、蓋を後ろにたたんで指をかけて固定できたので、片手でスマホ操作ができていたのですが、今回のケースでは片手スマホは無理(しなきゃ良いんだけれど))

 

 

特に、「持ちづらい」というのは結構致命的。

ここに関しては要検討ですが、とりあえず夏の期間中はこのケースを使い続けると思います。

 

持ちづらさに関してはまた後日・・・