そろそろ肉を語ろうじゃないか
大仰なタイトルになっていますが、肉好きの私が最近、熟成肉を売りにしているお店に行って感じたことを書きたくなっただけなので、まぁ、ただそれだけです。
最近、勤務地が秋葉原になりまして、会社帰りに色々なお店に立ち寄れるようになりました。
で、肉好きの私としては、GW中から休みがなかなか取れない疲労をはね除けるため、「肉」を食わなければ!!と、肉をおいしく、ある程度リーズナブルに食べられるお店を探していたら、いくつかあったので行ってみることにしました。
まず行ったのは、秋葉原の『肉アバンギャルド』。
もう、店の名前からしてイッちゃってるわけですが、熟成肉の塊を焼いて食べさせてくれると言うことで、会社の上司と二人で行ってみました。
店に入ると結構な賑わい。
たまたま2人掛けの席が空いていたので飛び込みでも入れました。
入店後2時間で退店というルールがあるようで、席に通されて最初の飲み物オーダーの時にその旨を説明されます。
なるほど、飲み屋なわけですな。確かに、飲み放題メニューとか有るみたいだし。
で、お腹が空いていたので、「生ハムとサラミの特盛」「前菜盛り合わせ」を注文。
そして、肝心のお肉です。
コルクボードに現在提供可能な熟成肉が書かれたポストイット(ただの色紙?)が貼り付けてあり、熟成期間(15日とか20日とか)、部位、グラム数が書かれています。
ちなみに価格は、リブロースの熟成肉で100グラムあたり黒毛和牛が1380円、国産牛が1280円とか。
決して高い値付けでは無い様に感じますが、食べたい肉の部位の在庫が何グラムなのか、お腹とお財布と相談が必要な感じです。
で、黒毛和牛のしんたま(赤身肉)195グラム、サーロイン240グラムを注文。
烏龍茶を飲みながら待っていると、最初に運ばれてきたのは「生ハムとサラミの特盛」です。

うへぇ・・・1280円でこのボリューム!?
2人で食べるには量が多すぎる・・・(笑)。
サラミはクセが無く香りもキツ過ぎないので、付け合わせのレタスと合います。
生ハムはというと、個人的にはもっと香りと塩気の強い2~3年程度熟成させたのが好きなのですが、口当たりが優しいので、そのままでも、またはレタスと一緒でもパクパクいけます。
ちなみに、サラミや生ハムだけでなくレタスも山盛りなので、何気にバランスは良いかも(笑)。
で、生ハムを食べきらないうちに運ばれてきたのが前菜盛り合わせ。

コチラも1480円なのにとんでもないボリュームです。
2人で食い切るのは大変そう・・・。
なんだったら、この前菜盛り合わせとビールだけで十分なんじゃ・・・。
と、前菜盛り合わせに手を焼いていたら、本日の主役、お肉が運ばれてまいりました。

こんな感じでワッサリと肉が盛られてくるのは何とも心が弾みます。
お隣の席で盛り上がっていたご一行も、我々の倍くらいの肉が運ばれてくるや歓声を上げておりました。気持ち、よくわかります。
肉の基本的な味付けは塩(岩塩)のみ。
熟成肉を謳っているので、塩のみで肉本来の味を味わってもらいたい・・・ということでしょう。
確かに、赤身肉を口に入れ噛みしめた途端、肉の旨味が口いっぱいに広がり、滴る血の臭みもなくしっかりと「肉汁」として一つの調味料になっています。
脂ののったサーロインも、脂身の香りがよく、赤身よりも甘みが強く感じられます。それでいて脂がクドくないのが良かった。
と、美味しい美味しいパクパクパクパク食べていると、さすがに塩だけでは飽きて来てしまいます。
もっと何か、味の変化が欲しくなってしまうのです。
多分・・・なのですが、肉が少しレア過ぎるのが一因ではないかと感じます。なんと言うか、肉の旨味が活性化され切っていない印象を受けるのです。
かといって、ミディアムまで焼いてしまっては焼き過ぎなので、ミディアムレアくらいの火の通し加減にして、旨味を引き出して欲しかったなぁ・・・と。
でも、美味しいんですよ。
なので、また行きたいお店となりました。
さて、次に行ったのが、同じく秋葉原(しかも電気街)の『Meat Winery』。
こちらも熟成肉を売りにしているお店です。
ちなみにこちらのお店はお肉を200gまたは400gで提供しています。
肉アバンギャルドは上司と2人で行きましたが、こちらのお店は会社の美女3人と一緒に行ったので、気分もルンルン♪、よりおいしさを感じることができそうです(笑)。
で、店内に入ると、こちらもかなりの盛況ぶり。
予約しておいて正解でした。
美女たちはビール、オイラはウーロン茶で乾杯。
で、注文した肉たち画像族と運ばれてきます。(アンチョビキャベツや温野菜のバーニャカウダやピクルス等のサイドメニューも頼んだのだけれど、写真を撮り忘れましたので、今回は割愛。)
まずは生ハムの盛り合わせ。

1品目から女子のテンションアゲアゲです(笑)。
2種類の生ハムが運ばれてきましたが、前述の肉アバンギャルドよりもオイラ好みの塩見と癖がちょっと強いタイプ。個人的にはもっと癖があってもイイ。
生ハムを食べながら、一緒に運ばれてきたミルクパンやライ麦パン等のパンがまた・・・美味しかった。
お次は熟成イベリコ豚。

これが絶品でした。
肉はしっとり柔らかく、最高の熟成ロースハムの塊を塩コショウで焼いたような、それでいて、ハムよりも肉感があり、普段ポークソテーを好んで食べないオイラですらお替りしたくなるメニューでした。
あぁ、この感動の感覚、そうだ、東武野田線大和田駅から徒歩約7分のハム・ソーセージ工房『Kazusaya』でロースやボンレスハムを食べた時の感動と一緒だ。
豚肉、侮っていてスマンと言いたくなる。
次は、本日の肉こと「熟成ハラミ」。

こちらには玉ねぎのソテー(味付けなし)が半分ついてきます。これだけでも重量感たっぷりです。
で、肝心のハラミ肉の味はというと、そうそう・・・この柔らかさとホルモン寄りの少し血を感じる肉の味。火の通し方もイイ。
たまらん!
さっきのイベリコ豚と並んでスマッシュヒットだ!
そうそう、Meat Wineryでは、肉アバンギャルドとは違い、肉の横に塩、ワサビ、粒マスタードが付いてくるので、各々好きな調味料をチョコンと付けていろいろな味を楽しめます。
で、調味料で風味は変化しますが、肉の味自体が濃いので調味料に全く負けません。
くぅ~・・・ハラミもお替りしたくなっちゃった!
で、少し時間をおいて、今度は約1か月熟成された牛肩ロース。

ん~、赤身の旨味。
これもなかなか美味しい。
でもなんだろう、やっぱり、も少し焼いた方が熟成肉の旨味が活性化して美味しいのにと思った。
牛のたたきみたいなんだもの。
たたきはたたきで美味しいのだけれど、200gも300gも食べられないよ・・・。
そして最後は熟成リブロース。

こちらは脂身もしっかりついていてコクがあります。
脂身と塩の共演は最強だな。
でもコチラもさっきと同じく、も少し・・・。
でも、やっぱりそこそこの値段で、これだけ肉を食って腹いっぱいになるというのは最高です。
また今度、美女と一緒に来たくなりました。
てなわけで、2店の熟成肉を売りにしているお店を1週間毎に行ってみたわけですが、やはり肉は熟成させた方が旨味が増します。
でも、なぜ2店とも同じような焼き加減なのかが気になりました。
どうせなら、焼き加減にももっと徹底してこだわるか(十分にこだわっているのでしょうが、個人的にはまだまだ改善の余地があるように感じました)、焼き加減を選べるようにしてくれると・・・うれしいな。
そういえば、最近では寿司も「熟成」がブームなのだとか。
確かに、すきやばし次郎でもネタによって新鮮なうちに出すネタ、寝かせて使うネタをそれぞれの魚毎に、仕入れた時の状態に応じて変えて出しているという話を聞きました。
う~ん・・・そっちも食べてみたいなぁ・・・と感じた肉好きの私でありました。
最近、勤務地が秋葉原になりまして、会社帰りに色々なお店に立ち寄れるようになりました。
で、肉好きの私としては、GW中から休みがなかなか取れない疲労をはね除けるため、「肉」を食わなければ!!と、肉をおいしく、ある程度リーズナブルに食べられるお店を探していたら、いくつかあったので行ってみることにしました。
まず行ったのは、秋葉原の『肉アバンギャルド』。
もう、店の名前からしてイッちゃってるわけですが、熟成肉の塊を焼いて食べさせてくれると言うことで、会社の上司と二人で行ってみました。
店に入ると結構な賑わい。
たまたま2人掛けの席が空いていたので飛び込みでも入れました。
入店後2時間で退店というルールがあるようで、席に通されて最初の飲み物オーダーの時にその旨を説明されます。
なるほど、飲み屋なわけですな。確かに、飲み放題メニューとか有るみたいだし。
で、お腹が空いていたので、「生ハムとサラミの特盛」「前菜盛り合わせ」を注文。
そして、肝心のお肉です。
コルクボードに現在提供可能な熟成肉が書かれたポストイット(ただの色紙?)が貼り付けてあり、熟成期間(15日とか20日とか)、部位、グラム数が書かれています。
ちなみに価格は、リブロースの熟成肉で100グラムあたり黒毛和牛が1380円、国産牛が1280円とか。
決して高い値付けでは無い様に感じますが、食べたい肉の部位の在庫が何グラムなのか、お腹とお財布と相談が必要な感じです。
で、黒毛和牛のしんたま(赤身肉)195グラム、サーロイン240グラムを注文。
烏龍茶を飲みながら待っていると、最初に運ばれてきたのは「生ハムとサラミの特盛」です。

うへぇ・・・1280円でこのボリューム!?
2人で食べるには量が多すぎる・・・(笑)。
サラミはクセが無く香りもキツ過ぎないので、付け合わせのレタスと合います。
生ハムはというと、個人的にはもっと香りと塩気の強い2~3年程度熟成させたのが好きなのですが、口当たりが優しいので、そのままでも、またはレタスと一緒でもパクパクいけます。
ちなみに、サラミや生ハムだけでなくレタスも山盛りなので、何気にバランスは良いかも(笑)。
で、生ハムを食べきらないうちに運ばれてきたのが前菜盛り合わせ。

コチラも1480円なのにとんでもないボリュームです。
2人で食い切るのは大変そう・・・。
なんだったら、この前菜盛り合わせとビールだけで十分なんじゃ・・・。
と、前菜盛り合わせに手を焼いていたら、本日の主役、お肉が運ばれてまいりました。

こんな感じでワッサリと肉が盛られてくるのは何とも心が弾みます。
お隣の席で盛り上がっていたご一行も、我々の倍くらいの肉が運ばれてくるや歓声を上げておりました。気持ち、よくわかります。
肉の基本的な味付けは塩(岩塩)のみ。
熟成肉を謳っているので、塩のみで肉本来の味を味わってもらいたい・・・ということでしょう。
確かに、赤身肉を口に入れ噛みしめた途端、肉の旨味が口いっぱいに広がり、滴る血の臭みもなくしっかりと「肉汁」として一つの調味料になっています。
脂ののったサーロインも、脂身の香りがよく、赤身よりも甘みが強く感じられます。それでいて脂がクドくないのが良かった。
と、美味しい美味しいパクパクパクパク食べていると、さすがに塩だけでは飽きて来てしまいます。
もっと何か、味の変化が欲しくなってしまうのです。
多分・・・なのですが、肉が少しレア過ぎるのが一因ではないかと感じます。なんと言うか、肉の旨味が活性化され切っていない印象を受けるのです。
かといって、ミディアムまで焼いてしまっては焼き過ぎなので、ミディアムレアくらいの火の通し加減にして、旨味を引き出して欲しかったなぁ・・・と。
でも、美味しいんですよ。
なので、また行きたいお店となりました。
さて、次に行ったのが、同じく秋葉原(しかも電気街)の『Meat Winery』。
こちらも熟成肉を売りにしているお店です。
ちなみにこちらのお店はお肉を200gまたは400gで提供しています。
肉アバンギャルドは上司と2人で行きましたが、こちらのお店は会社の美女3人と一緒に行ったので、気分もルンルン♪、よりおいしさを感じることができそうです(笑)。
で、店内に入ると、こちらもかなりの盛況ぶり。
予約しておいて正解でした。
美女たちはビール、オイラはウーロン茶で乾杯。
で、注文した肉たち画像族と運ばれてきます。(アンチョビキャベツや温野菜のバーニャカウダやピクルス等のサイドメニューも頼んだのだけれど、写真を撮り忘れましたので、今回は割愛。)
まずは生ハムの盛り合わせ。

1品目から女子のテンションアゲアゲです(笑)。
2種類の生ハムが運ばれてきましたが、前述の肉アバンギャルドよりもオイラ好みの塩見と癖がちょっと強いタイプ。個人的にはもっと癖があってもイイ。
生ハムを食べながら、一緒に運ばれてきたミルクパンやライ麦パン等のパンがまた・・・美味しかった。
お次は熟成イベリコ豚。

これが絶品でした。
肉はしっとり柔らかく、最高の熟成ロースハムの塊を塩コショウで焼いたような、それでいて、ハムよりも肉感があり、普段ポークソテーを好んで食べないオイラですらお替りしたくなるメニューでした。
あぁ、この感動の感覚、そうだ、東武野田線大和田駅から徒歩約7分のハム・ソーセージ工房『Kazusaya』でロースやボンレスハムを食べた時の感動と一緒だ。
豚肉、侮っていてスマンと言いたくなる。
次は、本日の肉こと「熟成ハラミ」。

こちらには玉ねぎのソテー(味付けなし)が半分ついてきます。これだけでも重量感たっぷりです。
で、肝心のハラミ肉の味はというと、そうそう・・・この柔らかさとホルモン寄りの少し血を感じる肉の味。火の通し方もイイ。
たまらん!
さっきのイベリコ豚と並んでスマッシュヒットだ!
そうそう、Meat Wineryでは、肉アバンギャルドとは違い、肉の横に塩、ワサビ、粒マスタードが付いてくるので、各々好きな調味料をチョコンと付けていろいろな味を楽しめます。
で、調味料で風味は変化しますが、肉の味自体が濃いので調味料に全く負けません。
くぅ~・・・ハラミもお替りしたくなっちゃった!
で、少し時間をおいて、今度は約1か月熟成された牛肩ロース。

ん~、赤身の旨味。
これもなかなか美味しい。
でもなんだろう、やっぱり、も少し焼いた方が熟成肉の旨味が活性化して美味しいのにと思った。
牛のたたきみたいなんだもの。
たたきはたたきで美味しいのだけれど、200gも300gも食べられないよ・・・。
そして最後は熟成リブロース。

こちらは脂身もしっかりついていてコクがあります。
脂身と塩の共演は最強だな。
でもコチラもさっきと同じく、も少し・・・。
でも、やっぱりそこそこの値段で、これだけ肉を食って腹いっぱいになるというのは最高です。
また今度、美女と一緒に来たくなりました。
てなわけで、2店の熟成肉を売りにしているお店を1週間毎に行ってみたわけですが、やはり肉は熟成させた方が旨味が増します。
でも、なぜ2店とも同じような焼き加減なのかが気になりました。
どうせなら、焼き加減にももっと徹底してこだわるか(十分にこだわっているのでしょうが、個人的にはまだまだ改善の余地があるように感じました)、焼き加減を選べるようにしてくれると・・・うれしいな。
そういえば、最近では寿司も「熟成」がブームなのだとか。
確かに、すきやばし次郎でもネタによって新鮮なうちに出すネタ、寝かせて使うネタをそれぞれの魚毎に、仕入れた時の状態に応じて変えて出しているという話を聞きました。
う~ん・・・そっちも食べてみたいなぁ・・・と感じた肉好きの私でありました。