『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』を観に行ったよ | UNTITLED

『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』を観に行ったよ

私、「機動警察パトレイバー」ドンピシャの世代なのです。

機動戦士ガンダムはオイラよりももっと上の世代の人が中心になって観ていました(1979年放送開始なので私は未だ2歳)し、リアルタイムで見ていたのは「機動戦士Zガンダム(1985年放送開始)」からなので、そう言う意味では機動戦士ガンダムは「ドンピシャ」世代ではないのです。


ちなみに「機動警察パトレイバー」は、1988年に週刊連載&OVA販売が開始されましたが、週刊少年サンデーは買っていなかったので、基本的にはコミック+レンタルビデオでOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)を何度も何度も観ました。

その後、劇場版、テレビアニメ版、劇場版2、ミニパト、劇場版3と、欠かさず観てきました。

DVDも全部揃えました。
で、何度も観ています。



で、中でも大好きなのが「機動警察パトレイバー2 the MOVIE」(劇場版2)なのです。

機動警察パトレイバー2 the MOVIE


この話だけでも何回観たことか・・・




で、昨年の2014年、なんと、その大好きなパトレイバーが押井守監督の手で実写化されたのです。


THE NEXT GENERATIONパトレイバー

第1章第7章までの合計12話が、立て続けに劇場公開され、矢継ぎ早にDVD&Blu-ray化されました。
実寸のパトレイバーAV98式イングラムを制作し、作中及びプロモーションとして国内の各地でデッキアップするというパフォーマンスが行われましたので、ご存じの方も多いことと思います。

もちろん私は全章Blu-rayを購入して観ました。

昔の「機動警察パトレイバー」の隊員達が特車二課初代隊員で、「機動警察パトレイバー2 the MOVIE」がその初代隊員達が特車二課を離れた後の話、そしてこの「THE NEXT GENERATIONパトレイバー」が三代目特車二課隊員達の話・・・という流れなのですが、その多くの話が昔のパトレイバーのテレビアニメ版の話等を元にした内容が多く、劇中の台詞も「あぁ・・・この台詞はアニメのあの話のあのシーンのモノだ!」と、マニア心をくすぐるようなモノばかりで、全話楽しく観ました。





で、このTHE NEXT GENERATIONパトレイバーの劇場版『THE NEXT GENERATIONパトレイバー 首都決戦』が5月1日より公開されたのであります。

ただ私、今年のGWは休み無く全部仕事・・・という状況だった為(実際には5月4日の1日だけは休めました)、「あぁ・・・しばらくは映画館に見に行けないかな・・・」と思っていたのですが、5月1日の仕事が終わり、上司にお寿司をおごって貰ったところ、ちょうど良い時間で途中下車をしてCocoonシティのMOVIXさいたまで22時からの上映に間に合う!!ということで、次の日の仕事のことは一端忘れてさいたま新都心駅に降り立ったのであります。







TNGパトレイバー 首都決戦



・・・いやぁ、やっぱ面白いや。

内容は、2002年に起こったクーデーター事件(「機動警察パトレイバー2 the Movie」のストーリー)に共感する元自衛官達が2002年の事件を再現する・・・という内容で、話の流れなどはオーバーラップしています。
機動警察パトレイバー2 the Movieを観たことがある人は、次に起こることが容易に想像できるものの、やはり引き込まれてしまいます。

そう言う意味では、機動警察パトレイバー2 the Movieを観たことがない人は新鮮な感覚で観ることが出来ると思いますが、機動警察パトレイバー2 the Movieを観た人は、より様々な角度からこの作品を楽しめます。

惜しいのは、これほどのクーデーター事件が起こっているのだから、もう少し一般市民が2002年のクーデター事件を思い出し、戦々恐々とする様子等が描かれていれば・・・
あとは、あの隊長は???とか。


ただ、やはりパトレイバーファンなら観なければ損!という作品。
なにせ、過去のパトレイバーと「ちゃんと」繋がった話なのですから。



やっぱりオイラ、パトレイバーが好きだなぁ・・・








と、この映画を見に行った時の話は後日談がありまして、映画を見に行った翌日の5月2日、仕事を終えて大宮の「パンチョ」でミートソース大盛り+焼きチーズトッピングを食べた後、大宮駅の構内を歩いていたところ・・・正面からどこかで見覚えのある顔が・・・あ、中学校の同級生だ!と、思わず声を掛けました。

すると、向こうもすぐに分かったようで、「いやぁ、久しぶりだねぇ」などと話していたのですが、相手が急に「そう言えば昨日、さいたま新都心にいなかった?」と聞いてくるではありませんか。

私「え?居たよ。」

同級生「やっぱり!(Cocoonの)トイレに行ったよね?」

私「行った、行った。・・・あれ?そう言えば、あの時トイレに入ろうとしたらトイレの近くに居た人がオレの後からトイレに入ってくるようなそぶりがあったけど、結局トイレには来なかったんだよね。・・・もしかしてお前か!?」

同級生「いやぁ、まさか違うだろうと思って、結局後を追わなかったんだよね。」

私「何だ!声を掛けてくれよ!!」

同級生「そう言えば、もしかして昨日、パトレイバー観たの?」

私「観た、観た」

同級生「オレも観に行ったんだよ!何時の回に行ったの?」

私「22時からの回」

同級生「オレも!!」



・・・・と、まさかの同級生とニアミスをしていた上に、さらに翌日バッタリ会ってしまうという偶然がなんだか非常に楽しかったわけであります。

ちなみにそのパトレイバー好きの同級生は警察の鑑識で働いているそうです。

う~ん、あの時、気合いを入れて映画を見に行って、翌日にヘトヘトになりながらもパンチョでミートソースを食ってなかったらこんな偶然、無かったんだなぁ・・・