PLATINUM SHM-CDとXRCD24を聴き比べてみた | UNTITLED

PLATINUM SHM-CDとXRCD24を聴き比べてみた

家に帰ってきたらAmazonで注文していたCDが届いていました。


アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション」のプラチナSHM-CDです。



というわけで、今回は同じアルバムのXRCD24盤も持っているので、聴き比べてみることにしました。



UNTITLED-プラチナSHM-CDとXRCD24
左がプラチナSHM-CD、右がXRCD24






まずは聴き馴染んだXRCD24盤から聴いてみることに。

UNTITLED-ART PEPPER XRCD24
アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション +1 (XRCD24)


初めてこのXRCD24を聴いた時にはとても50年前の録音とは思えないような鮮烈さと重厚感に感動しましたが・・・やはり何度聴いてもさすが・・・という感じの鮮度の高さ、シンバルとスネアの粒立ちの細かさとアート・ペッパーのアルトの艶めかしさ・・・XRCD24の底力を改めて実感しました。

他にもXRCD24を何枚か持っていますが、マスタリングとカッティングまでの行程を徹底的に拘ることの凄味を感じるのはこれが一番でした。



うんうん、XRCD24の音は確認したぞ。

次はプラチナSHM-CDだ。

UNTITLED-ART PEPPER プラチナSHM-CD


まずラメ入りのキラッキラしたケースに入っているので変な感じ。

・・・谷村有美さんの『White Songs』を思い出す・・・



それはそうと、プラチナSHM-CDをケースから取り出してCD1000にセット。

やっぱプラチナを使っているからかな?
普通のCDよりも重く感じます。

まぁ、なにはともあれ再生ボタン・・・


・・・・

・・・・・

・・・・・・


・・・・・・・・お、おや?

こっちはモノラルかっ!!


これじゃ純粋に聴き比べが・・・・

いや、まぁ、心を落ち着かせてじっくり聴いてみようではありませんか。





で、心を落ち着かせてじっくり聴いてみましたが、うん、音の重厚さはかなりのものでXRCD24よりもベースとバスドラムの低音の沈み込みは上でよりオーディオ的。

しかし、なんだろう、XRCD24で感じたアート・ペッパーのアルトの艶めかしさが・・・グッと来ない。カサカサ乾燥している感じがします。

シンバルやスネアの音の粒立ちの良さもXRCD24よりも粗い感じ。



ん~・・・・聴くならXRCD24の方かなぁ。





せっかく面白いフォーマットなのだから、最新の設備、最高の環境でバッチリ録音、マスタリングをした自信の新作をプラチナSHM-CDと普通のCDをセットにして発売してくれないかなぁ。

そういうので聴き比べをしてみたい・・・・