これでようやく音楽を堪能できる・・・ | UNTITLED

これでようやく音楽を堪能できる・・・

さて、McINTOSHのプリアンプC45が修理から戻ってきたのはブログでも書きました。

で、そのときのブログでORACLEのCDトランスポート「CD1000」とLINNのユニバーサルプレイヤー「UNIDISK1.1」が故障したことを書きました。
CD1000は日を追って音飛びが激しくなり、UNIDISK1.1はSACDとのハイブリッドCDからはじまり徐々に普通のCDも認識しなくなりました。
いずれもピックアップの故障と思われます。





・・・・長らく金欠で修理ができずに今まで来てしまいましたが・・・・ようやく修理に出し、全快して戻って参りました。




今回、CD1000とUNIDISK1.1修理をお願いしたのは福井のオーディオショップ「オーディオスペースコア」さん。

以前から同店のブログでORACLEのCD1000の修理やアップデートを実施している様子を見ていたので、思い切って修理とバージョンアップをするためにオーディオスペースコアさんにお願いすることになったわけです。



で、修理に出してから2週間ほどで戻ってきたCD1000とUNIDISK1.1はピッカピカの新品状態です。

具体的にどのような修理だったかは、オーディオスペースコアさんのブログをご覧ください。



ちなみに、ORACLEのCD1000で交換されたパーツがコチラ↓
UNTITLED-CD1000修理

ピックアップのPhilisp CDPRO2MとIC。
まず、音飛びの原因がピックアップの故障だったのでピックアップ(まぁ大きくて重い・・・)を交換して貰い、CD1000MK2にバージョンアップをして貰う為にICの交換です。

それ以外にも、CD1000をバラバラに分解して掃除&リコンディショニングしていただいたようで、ホコリをかぶっていたピックアップ脇のフェルトも新品同様のピッカピカになっていたし、アルミの土台と中央のピックアップを固定する台を接合する箇所のゴムも新品になっていました。
その他、接点クリーニングも徹底してやっていただけたようで、まるで新品同様(本体の小さな傷以外は)です。



で、LINNのUNIDISK1.1の修理で交換されたパーツがコチラ↓
UNTITLED-UNIDISK1.1修理

というわけで、こちらもCDやSACDを認識しなくなると言う故障の原因はピックアップでした。
CD1000に比べると・・・・なんだかチャチいピックアップですが・・・
確かに、CD1000の修理費用と比べるとUNIDISKの修理費用の方が遥かに安かったのも納得・・・かも。
本体価格ではUNIDISK1.1の方がCD1000の倍以上の価格なのに(苦笑)。

で、こちらもCD1000と同様に掃除&リコンディショニングをやっていただけたようですが、残念ながらCD1000の様に目に見えて新品同様になっている箇所が無いので・・・。


それにしても、オーディオスペースコアの方も分解してみて「うわっ、ホコリたまりすぎだよ!もっと綺麗に使えよ!」とか思わなかったかなぁ・・・と、心配でなりません。




そんなわけで、CD1000とUNIDISK1.1を汗だくになりながら玄関のダンボールから2階のオーディオルームに運び込み、オーディオラックを引っ張り出してセッティング&配線の見直しです。
せっかっく機器が新品同様で帰ってきたので、ラック裏もついでにお掃除。




40分ほどかけて掃除&セッティングが完了しました。


UNTITLED-オーディオ部屋






というわけで、早速試運転です。


まずはCD1000から。

CD1000の電源を入れ、DAC64の電源を入れ、C45の電源を入れ、B.M.C S1の電源を入れ・・・聴き馴染んだCDを何枚か聴いてみましたが・・・

うへぇ~~~!!

本当に新品同様だ!
エージングが必要なほどに新品同様だ!!

音のエッジがやや立ちすぎている感じがしますが、あれ、CD1000とDAC64の組み合わせでこんなに情報量が豊富で見通しの良い音が聴けたんだっけ!?とビックリしてしまうような鮮度の高さに困惑です。(良い意味で)

基本的にCD1000+DAC64の組み合わせではジャズやロックを楽しみ、UNIDISK1.1ではクラシック等を楽しんでいたのですが、帰ってきたCD1000ではクラシックもホールの空気感まで見事に再現する繊細で微細な音まで出てくるので、弦楽四重奏でも、コーラスでも、フルオーケストラでも何でも来い!という懐の奥さを感じます。
それでいて、ジャズも音が痩せずに今までこの組み合わせに求めていた音の厚み、気迫はほぼそのままです。

・・・これがリコンディショニングによる新品同様化とMK2へのバージョンアップの威力か!!

ただ、あまりに音が変わってしまったので、これだとスピーカーのセッティングやケーブルの選定など・・・やり直した方がよさそう・・・

そのくらいの大きな変化です。
いやはや・・・オーディオスペースコア様様でございます。




続いてUNIDISK1.1も試してみました。

LINNらしい色付けのない音色で、どこまでも澄んだ音を楽しませてくれます。
うん、コチラはやはりクラシックだなぁ。
そういう意味ではCD1000の様な劇的な変化は無くホッとします。

ただ、やはりこれもリコンディショニングの賜物でしょうか、情報量は確かに増えています。
特に大きなホールでの静寂な演奏や、残響音がどこまでも澄んだ空間の中に確かに見える・・・という印象。
まぁ、あまりこんな事を書くと「お前、今までどんな汚い環境で聴いていたんだ」と笑われそうですが。



とにもかくにも、これでようやく溜まったCDやSACDを聴きまくれます。

オーディオスペースコアさん、本当にありがとうございました!









それはさておき、もう今週末になりますが、吉祥寺のMEGで『第8回女子オーディオイベント』を開催します。
UNTITLED-第8回女子オーディオチラシ


詳しくは女子オーディオのHPブログでご確認下さい。


女子の音楽好きの皆さん、是非来てね♪