鰻、うなぎ、ウナギ・・・
先々週末から急激に暑くなり、暑さに体がついて行けない・・・となると、どうしても食べたくなる食べ物があります。
・・・・鰻です。
7月の第1週末から急に気温が上がり、体が猛暑について行けずにヘロヘロになりながら何とか8日の月曜日は乗り切りましたが、もう日付が変わる前から頭の中は「鰻」でした。
仕事中もことあるごとに鰻が頭をかすめ、仕事が終わると一目散に電車に飛び乗って大宮の老舗鰻屋「山家」の本店へ。
ここ「山家」は一緒に住んでいた父方の祖母が何度か連れてきてくれた鰻屋で、ある意味ここの鰻がオイラの基準になっています。
ルミネに出来た店舗には1年ほど前に行きましたが、本店に来るのは随分久しぶりです。
で、席に座るなり「鰻重」と「鰻肝焼き」を注文しようとしたところ・・・・なんと肝が売り切れとのこと。
とほほ・・・・
というわけで、「鰻重」だけを注文しましたが、すぐに「あっ!・・・・上鰻重に変更で!」と急遽オーダー変更。
だって・・・肝焼きが食えないんだもん・・・上鰻重を食べなきゃやっておれんでしょう!(笑)
というわけで、お茶を飲みながらしばらくの間ソワソワ待っていると・・・運ばれてきました。

ブログ用に写真を取り終えると、後はもう、無心に鰻を頬張るだけです。
表面はこんがりと香ばしく焼けていて、中はふんわりと、トロッととろけるような柔らかさ。
少し辛目のタレの醤油の香りの後、鰻の脂がサラッと口に広がり喉の奥に落ちていきます。
この表面の香ばしい焼き加減はお店に来て食べないと味わえない美味さです。
3700円かぁ・・・そうだよなぁ、鰻ってこういう価格帯の食べ物だよ、本来。
「鰻の値段が高騰!」と言われているけれど、500円や1000円程度で鰻丼が食べれてしまう状況の方がおかしかったんだ。
やっぱりスーパーで買う中国産の鰻は、いわゆる本来食べていた「鰻」とは違うよなぁ・・・と、軽く感動しながらアッと言う間に完食してしまいました。
餓えてたんだなぁ(笑)。
で、食べたかった鰻を食べれてホクホクしつつ2日経った夜、録画していた「孤独のグルメ Season3 第1話」を見ていると、赤羽で鰻を食っているではありませんか!
「ふふん、オイラも一昨日鰻食ったもんね・・・」と思いながら見ていると、昨日スイス旅行から帰ってきたばかりの父親が「鰻食いたいなぁ・・・・」とポツリ。
その翌々日の土曜日、まだ父親の頭の中には「鰻」がグルグルしていたのでしょう。
夕飯の食材を買い物に行くということで、スーパーの向かいにある鰻屋で蒲焼きを買ってくるハズが、「おい、鰻屋探せよ」と、鰻屋に食べに行く事に。
それなら・・・と、スマホで店を検索し、オイラもご相伴に与る事に。
向かったのは岩槻の老舗鰻屋「鮒又」。
なにやら随分と由緒のあるお店なのだそうですが、果たして味の方は・・・
鰻重を注文しましたが、お品書きを見ると・・・おぉ!?岩牡蠣があるじゃありませんか!
今年は行きつけのイタリア料理屋さんで牡蠣の入荷が無く、食べられずにいたのですが、まさかこんなところで牡蠣、しかも岩牡蠣があるなんて!
というわけで、岩牡蠣を注文。
さらに、今日のきっかけになった「孤独のグルメ」ではホロホロ鳥の串焼きを食べていたのを思い出し、地鶏の串焼きを注文。
あ、あと4日前に食えなかった鰻の肝焼きも注文。
ご相伴に与る見ながら(笑)。
で、ワクワクしながら待っていると、運ばれてきた岩牡蠣にビックリです!

非常に大粒の岩牡蠣で、6等分に切り分けられています。
6等分に切り分けられているのに1切れがそこそこの大きさなので、この岩牡蠣を食べきるのに6回、牡蠣を口に運んで租借する必要があるのですが・・・これがまた幸せなのね。
分葱と紅葉おろしを載せながら、かなり醤油が効いたポン酢をかけて口に運ぶと・・・かなり塩辛いはずのポン酢があっと言う間に消えてしまうほど濃厚な牡蠣の味に再び感動。
本当にミルクのような強烈な味が口の中にパッ!と広がるのですが、ミルクよりも濃厚。
コーヒーミルクを凝縮したような感じ。
これは・・・・ヤバイ、病み付きになりそうです。
1粒980円ですが・・・これは安いんじゃないか!?と思えてしまうほどの味わいです。
さぁ、これは鰻にも俄然期待が高まりました。
というか、ある意味岩牡蠣1つでお店側に圧倒的な信頼を抱いてしまいました。
で、串焼き、肝焼きも美味い美味いと食べて待っていると、いよいよメインの鰻重が運ばれてきました。

へぇ・・・「上」じゃないのにかなり大きめの鰻がのった鰻重です。
ちなみに上鰻重はお重に横向きに鰻が載っている「鰻重」とは異なり、縦向きにギッシリと、折り重なって鰻が載っていて、お重からはみ出ています!(笑)
でもこれは・・・「鰻重」で十分です。
さっそく鰻とご飯を口いっぱい頬張ると・・・・はぁ~~~~
甘さ控え目で醤油が濃いめのタレの香ばしいかおりが口いっぱいに広がります。
鰻はふっくらと柔らかく、歯が要らないくらいにホロホロと口の中でほどけていきます。
そして、とろけるような身からはサラッとした鰻の脂があふれ出し、一気に鰻自身の香りが広がり、飲み込んでもしばらく口の中に余韻が漂います。
もの凄く上品な鰻重。
その上品な鰻重をガツガツとかきこみ、幸せな時間を過ごしました。
さぁ、1週間経たずに2回も鰻を食べるといよいよ満足しそうなものですが、私自身、「何か」が壊れていたのでしょう(笑)。
こうなってくると、鮒又に行くきっかけになった「孤独のグルメ」で紹介されていた赤羽の「川栄」に行き、鰻はもちろん、ホロホロ鳥料理を満喫したくなったのであります。
鮒又で鰻を食べたわずか2日後の月曜日、早速仕事終わりに赤羽で途中下車し、「川栄」に向かいます。
・・・・「もう店内はいっぱいでご案内できません」
入店を断る店員さんも、いい加減「言い飽きた」台詞のようです。
オイラが断られた後も続々とお客さんが断られていました。
ということで、無念ですが本日は断念です。
で、翌火曜日もリベンジしたのですが・・・「空席待ちのお客さんが3組ほど入っているんですが、その後で良ければ電話番号をお伺いします。でも、このペースだと今日中にご連絡できるか分からないんですけど・・・それでよろしければ・・・」
火曜日も断念です。
で、さらに翌水曜日も向かおうとしたのですが・・・向かう電車の中で不安になり、川栄のHP(ぐるなび)を見てみると・・・・水曜日が定休日であることが発覚。
水曜日も断念です・・・・
さて、翌木曜日です。
4日連続で川栄に向かおうとする、私の執念たるや・・・・なんなんでしょう?(笑)
ちょうど仕事を終えて会社を出た辺りで妹から連絡がありました。
というわけで、今日は妹を道連れに赤羽へ・・・(笑)。
妹と赤羽駅で合流し、川栄に向かいました・・・・・・・が、なんと今日は「5組待ち」なのだとか。
なんだかもう悔しくなり、携帯電話番号を伝えて空いたら連絡を貰う事に。6組目として・・・
さて、いつ席が空くのか分かったもんじゃありません。
妹とカラオケボックスっていうのもイヤなので(ていうか、オレ、歌わない)、月曜日に川栄を断念した際に見つけた牡蠣屋さんで時間を潰す事に。
というわけで、川栄の近くにある「赤羽のざきや」さんで生や焼き、蒸し、フライ等牡蠣三昧で時間を潰します。
しかし・・・・時間を潰すというのは失礼なほど何を食っても美味い!!
生牡蠣はもう少し冷えてると喉ごしが良いのにな・・・と思いつつも、いやいや、美味い!
しかも、安い!



牡蠣フライも美味いし串焼きも美味い。
何を食っても美味い!!
思わず牡蠣をたっぷりと堪能してしまいました。
先日の鮒又の岩牡蠣ほどの感動はありませんでしたが、価格を考えたら・・・通うならコッチのお店かな。
で、しばらく牡蠣を食べながらまったりしていたのですが、一向に川栄から連絡が来ないので、お店を出て川栄であと何組かを確認する事に。
「あと5組待ちです」
・・・・・全く進んでおりませんでした・・・・(涙)
なんだかもう意地になり、さらに時間を潰す為赤羽をブラブラ・・・・
ひとしきり歩いて買い物もして、ダイエーでさらにマッタリ。
予約を入れてから2時間ほど経ったでしょうか・・・・再び川栄に行き、後何組かを確認してみると・・・
「あと4組待ちです」
・・・・2時間待って1組しか動かないのかよ・・・・
牡蠣を食べて味覚的な満足感を得てしまったからか、ポッキリ折れましたよ、心が(笑)。
そのまま予約を断らず、向かいにあるこちらも赤羽で有名らしい鰻屋まるます家さんで鰻を食べる事に。
実は牡蠣を食い終わった後にまるます家を覗いた時には、店内から店の外にまで空席待ちのお客さんがいたのですが、今店内を覗いたら・・・なんとか2人だったら座れそうな感じだったので「もう良いか!コッチで食っちゃえ!!」という事になったわけです。
店内に入ると大勢のお客さんでごった返しており、既に鰻の肝焼きは売り切れという状況だったので、とりあえず馬刺しと、妹が鰻重の「亀重」、オイラは鰻重の「特上重」を注文。
愛想の良いおばちゃん店員さん達がオイラ達を含むお客さん達に声をかけながら切り盛りしていて、鰻が出てくるまでの時間、シラフでも十分に楽しく待てちゃいます。
で、早速運ばれてきた馬刺しに舌鼓を打ちながら店内のお品書きをチェック。
なんだか色々貼ってあるのですが、メニューがたくさんありすぎてオーダーに戸惑いそうです。
そんな感じでキョロキョロしながら鰻重を待っていると・・・いよいよ運ばれてきました。

特上重です。
・・・すでにお重じゃありません。
まぁ、大きなお椀に入ってきたのはさておき、早速鰻にかぶりつくと・・・・ホォォォ・・・・醤油がしっかりと主張するタレがフワッと口に広がり、香ばしい鰻の油の香りが押し寄せてきます。
蒸し時間は山家や鮒又ほど長く無さそうで、前者2店の鰻よりも身に弾力がありますが、その食感とタレの風味が「下町で常連客に愛されるウナギ」という感じで、畏まらずに食べられます。
で、妹の「亀重」に比べて肉厚の鰻は身の味もしっかりと感じられ、300円でこの差だったら・・・間違いなく特上重だな。
そんなこんなで、あっと言う間に「特上重」を平らげてしまいましたが、妹は先ほどの牡蠣がある程度お腹に貯まってしまっていたようで、3分の1ほど残してギブアップ。
仕方がないのでオイラもお腹いっぱいでしたが残りの「亀重」も美味しくいただきました。
というわけで、今年は「土用の丑の日」の前に約3日おきに鰻を3回も食ってしまいました。
これだけ食ってしまうと、土用の丑の日には「もういいや・・・」という感じでしたが、まぁ、土用の丑の日に鰻を食べなきゃいけないって言うのは国民の義務なので(笑)、7月22日には焼き鳥屋「日本一」で鰻の蒲焼きを買って家族で分けて食いました。
それにしても、初めてこんなに連続して鰻を食いましたが・・・・やっぱり数日経つと「また鰻、食いに行こうかな・・・」と思えてしまうところが鰻のニクイところでございます。
以上、鰻の食い過ぎ自慢でございました。
(ボーナスがパタパタ~っと飛んでいきましたけどね)
・・・・鰻です。
7月の第1週末から急に気温が上がり、体が猛暑について行けずにヘロヘロになりながら何とか8日の月曜日は乗り切りましたが、もう日付が変わる前から頭の中は「鰻」でした。
仕事中もことあるごとに鰻が頭をかすめ、仕事が終わると一目散に電車に飛び乗って大宮の老舗鰻屋「山家」の本店へ。
ここ「山家」は一緒に住んでいた父方の祖母が何度か連れてきてくれた鰻屋で、ある意味ここの鰻がオイラの基準になっています。
ルミネに出来た店舗には1年ほど前に行きましたが、本店に来るのは随分久しぶりです。
で、席に座るなり「鰻重」と「鰻肝焼き」を注文しようとしたところ・・・・なんと肝が売り切れとのこと。
とほほ・・・・
というわけで、「鰻重」だけを注文しましたが、すぐに「あっ!・・・・上鰻重に変更で!」と急遽オーダー変更。
だって・・・肝焼きが食えないんだもん・・・上鰻重を食べなきゃやっておれんでしょう!(笑)
というわけで、お茶を飲みながらしばらくの間ソワソワ待っていると・・・運ばれてきました。

ブログ用に写真を取り終えると、後はもう、無心に鰻を頬張るだけです。
表面はこんがりと香ばしく焼けていて、中はふんわりと、トロッととろけるような柔らかさ。
少し辛目のタレの醤油の香りの後、鰻の脂がサラッと口に広がり喉の奥に落ちていきます。
この表面の香ばしい焼き加減はお店に来て食べないと味わえない美味さです。
3700円かぁ・・・そうだよなぁ、鰻ってこういう価格帯の食べ物だよ、本来。
「鰻の値段が高騰!」と言われているけれど、500円や1000円程度で鰻丼が食べれてしまう状況の方がおかしかったんだ。
やっぱりスーパーで買う中国産の鰻は、いわゆる本来食べていた「鰻」とは違うよなぁ・・・と、軽く感動しながらアッと言う間に完食してしまいました。
餓えてたんだなぁ(笑)。
で、食べたかった鰻を食べれてホクホクしつつ2日経った夜、録画していた「孤独のグルメ Season3 第1話」を見ていると、赤羽で鰻を食っているではありませんか!
「ふふん、オイラも一昨日鰻食ったもんね・・・」と思いながら見ていると、昨日スイス旅行から帰ってきたばかりの父親が「鰻食いたいなぁ・・・・」とポツリ。
その翌々日の土曜日、まだ父親の頭の中には「鰻」がグルグルしていたのでしょう。
夕飯の食材を買い物に行くということで、スーパーの向かいにある鰻屋で蒲焼きを買ってくるハズが、「おい、鰻屋探せよ」と、鰻屋に食べに行く事に。
それなら・・・と、スマホで店を検索し、オイラもご相伴に与る事に。
向かったのは岩槻の老舗鰻屋「鮒又」。
なにやら随分と由緒のあるお店なのだそうですが、果たして味の方は・・・
鰻重を注文しましたが、お品書きを見ると・・・おぉ!?岩牡蠣があるじゃありませんか!
今年は行きつけのイタリア料理屋さんで牡蠣の入荷が無く、食べられずにいたのですが、まさかこんなところで牡蠣、しかも岩牡蠣があるなんて!
というわけで、岩牡蠣を注文。
さらに、今日のきっかけになった「孤独のグルメ」ではホロホロ鳥の串焼きを食べていたのを思い出し、地鶏の串焼きを注文。
あ、あと4日前に食えなかった鰻の肝焼きも注文。
ご相伴に与る見ながら(笑)。
で、ワクワクしながら待っていると、運ばれてきた岩牡蠣にビックリです!

非常に大粒の岩牡蠣で、6等分に切り分けられています。
6等分に切り分けられているのに1切れがそこそこの大きさなので、この岩牡蠣を食べきるのに6回、牡蠣を口に運んで租借する必要があるのですが・・・これがまた幸せなのね。
分葱と紅葉おろしを載せながら、かなり醤油が効いたポン酢をかけて口に運ぶと・・・かなり塩辛いはずのポン酢があっと言う間に消えてしまうほど濃厚な牡蠣の味に再び感動。
本当にミルクのような強烈な味が口の中にパッ!と広がるのですが、ミルクよりも濃厚。
コーヒーミルクを凝縮したような感じ。
これは・・・・ヤバイ、病み付きになりそうです。
1粒980円ですが・・・これは安いんじゃないか!?と思えてしまうほどの味わいです。
さぁ、これは鰻にも俄然期待が高まりました。
というか、ある意味岩牡蠣1つでお店側に圧倒的な信頼を抱いてしまいました。
で、串焼き、肝焼きも美味い美味いと食べて待っていると、いよいよメインの鰻重が運ばれてきました。

へぇ・・・「上」じゃないのにかなり大きめの鰻がのった鰻重です。
ちなみに上鰻重はお重に横向きに鰻が載っている「鰻重」とは異なり、縦向きにギッシリと、折り重なって鰻が載っていて、お重からはみ出ています!(笑)
でもこれは・・・「鰻重」で十分です。
さっそく鰻とご飯を口いっぱい頬張ると・・・・はぁ~~~~
甘さ控え目で醤油が濃いめのタレの香ばしいかおりが口いっぱいに広がります。
鰻はふっくらと柔らかく、歯が要らないくらいにホロホロと口の中でほどけていきます。
そして、とろけるような身からはサラッとした鰻の脂があふれ出し、一気に鰻自身の香りが広がり、飲み込んでもしばらく口の中に余韻が漂います。
もの凄く上品な鰻重。
その上品な鰻重をガツガツとかきこみ、幸せな時間を過ごしました。
さぁ、1週間経たずに2回も鰻を食べるといよいよ満足しそうなものですが、私自身、「何か」が壊れていたのでしょう(笑)。
こうなってくると、鮒又に行くきっかけになった「孤独のグルメ」で紹介されていた赤羽の「川栄」に行き、鰻はもちろん、ホロホロ鳥料理を満喫したくなったのであります。
鮒又で鰻を食べたわずか2日後の月曜日、早速仕事終わりに赤羽で途中下車し、「川栄」に向かいます。
・・・・「もう店内はいっぱいでご案内できません」
入店を断る店員さんも、いい加減「言い飽きた」台詞のようです。
オイラが断られた後も続々とお客さんが断られていました。
ということで、無念ですが本日は断念です。
で、翌火曜日もリベンジしたのですが・・・「空席待ちのお客さんが3組ほど入っているんですが、その後で良ければ電話番号をお伺いします。でも、このペースだと今日中にご連絡できるか分からないんですけど・・・それでよろしければ・・・」
火曜日も断念です。
で、さらに翌水曜日も向かおうとしたのですが・・・向かう電車の中で不安になり、川栄のHP(ぐるなび)を見てみると・・・・水曜日が定休日であることが発覚。
水曜日も断念です・・・・
さて、翌木曜日です。
4日連続で川栄に向かおうとする、私の執念たるや・・・・なんなんでしょう?(笑)
ちょうど仕事を終えて会社を出た辺りで妹から連絡がありました。
というわけで、今日は妹を道連れに赤羽へ・・・(笑)。
妹と赤羽駅で合流し、川栄に向かいました・・・・・・・が、なんと今日は「5組待ち」なのだとか。
なんだかもう悔しくなり、携帯電話番号を伝えて空いたら連絡を貰う事に。6組目として・・・
さて、いつ席が空くのか分かったもんじゃありません。
妹とカラオケボックスっていうのもイヤなので(ていうか、オレ、歌わない)、月曜日に川栄を断念した際に見つけた牡蠣屋さんで時間を潰す事に。
というわけで、川栄の近くにある「赤羽のざきや」さんで生や焼き、蒸し、フライ等牡蠣三昧で時間を潰します。
しかし・・・・時間を潰すというのは失礼なほど何を食っても美味い!!
生牡蠣はもう少し冷えてると喉ごしが良いのにな・・・と思いつつも、いやいや、美味い!
しかも、安い!



牡蠣フライも美味いし串焼きも美味い。
何を食っても美味い!!
思わず牡蠣をたっぷりと堪能してしまいました。
先日の鮒又の岩牡蠣ほどの感動はありませんでしたが、価格を考えたら・・・通うならコッチのお店かな。
で、しばらく牡蠣を食べながらまったりしていたのですが、一向に川栄から連絡が来ないので、お店を出て川栄であと何組かを確認する事に。
「あと5組待ちです」
・・・・・全く進んでおりませんでした・・・・(涙)
なんだかもう意地になり、さらに時間を潰す為赤羽をブラブラ・・・・
ひとしきり歩いて買い物もして、ダイエーでさらにマッタリ。
予約を入れてから2時間ほど経ったでしょうか・・・・再び川栄に行き、後何組かを確認してみると・・・
「あと4組待ちです」
・・・・2時間待って1組しか動かないのかよ・・・・
牡蠣を食べて味覚的な満足感を得てしまったからか、ポッキリ折れましたよ、心が(笑)。
そのまま予約を断らず、向かいにあるこちらも赤羽で有名らしい鰻屋まるます家さんで鰻を食べる事に。
実は牡蠣を食い終わった後にまるます家を覗いた時には、店内から店の外にまで空席待ちのお客さんがいたのですが、今店内を覗いたら・・・なんとか2人だったら座れそうな感じだったので「もう良いか!コッチで食っちゃえ!!」という事になったわけです。
店内に入ると大勢のお客さんでごった返しており、既に鰻の肝焼きは売り切れという状況だったので、とりあえず馬刺しと、妹が鰻重の「亀重」、オイラは鰻重の「特上重」を注文。
愛想の良いおばちゃん店員さん達がオイラ達を含むお客さん達に声をかけながら切り盛りしていて、鰻が出てくるまでの時間、シラフでも十分に楽しく待てちゃいます。
で、早速運ばれてきた馬刺しに舌鼓を打ちながら店内のお品書きをチェック。
なんだか色々貼ってあるのですが、メニューがたくさんありすぎてオーダーに戸惑いそうです。
そんな感じでキョロキョロしながら鰻重を待っていると・・・いよいよ運ばれてきました。

特上重です。
・・・すでにお重じゃありません。
まぁ、大きなお椀に入ってきたのはさておき、早速鰻にかぶりつくと・・・・ホォォォ・・・・醤油がしっかりと主張するタレがフワッと口に広がり、香ばしい鰻の油の香りが押し寄せてきます。
蒸し時間は山家や鮒又ほど長く無さそうで、前者2店の鰻よりも身に弾力がありますが、その食感とタレの風味が「下町で常連客に愛されるウナギ」という感じで、畏まらずに食べられます。
で、妹の「亀重」に比べて肉厚の鰻は身の味もしっかりと感じられ、300円でこの差だったら・・・間違いなく特上重だな。
そんなこんなで、あっと言う間に「特上重」を平らげてしまいましたが、妹は先ほどの牡蠣がある程度お腹に貯まってしまっていたようで、3分の1ほど残してギブアップ。
仕方がないのでオイラもお腹いっぱいでしたが残りの「亀重」も美味しくいただきました。
というわけで、今年は「土用の丑の日」の前に約3日おきに鰻を3回も食ってしまいました。
これだけ食ってしまうと、土用の丑の日には「もういいや・・・」という感じでしたが、まぁ、土用の丑の日に鰻を食べなきゃいけないって言うのは国民の義務なので(笑)、7月22日には焼き鳥屋「日本一」で鰻の蒲焼きを買って家族で分けて食いました。
それにしても、初めてこんなに連続して鰻を食いましたが・・・・やっぱり数日経つと「また鰻、食いに行こうかな・・・」と思えてしまうところが鰻のニクイところでございます。
以上、鰻の食い過ぎ自慢でございました。
(ボーナスがパタパタ~っと飛んでいきましたけどね)