オーディオアクセサリーの付録CDを聴いてみる
えぇと、初期不良(?)の9999円の真空管アンプ『DN-68855』ですが、返品の旅に出ました・・・。
残念だ。
一通り動作を確認したら父親にプレゼントしようと思ってたのに・・・プレゼントがなくなってしまったよ(笑)。
それはさておき、今、書店で発売中のAudio Accessoryの145号にfontecのサンプラーCD(オーディオ評論家の井上千岳氏選曲・解説)が付いているので、セッティングを戻したメインシステムでこのCDを聴いてみることに。

オーディオ アクセサリー 2012年 07月号
1曲目は尾高忠明指揮、札幌交響楽団演奏の『グリーグ&シベリウス:北欧音楽の新伝説
』からペール・ギュント第1組曲 作品46 4楽章「山の魔王の宮殿にて」。
井上氏の解説によると、「冒頭から大太鼓が入っているが、非常に低いうえに弱音なので、聴こえないシステムも少なくないはずだ。」と、書いてある。
・・・・聴こえ過ぎなくらい大太鼓の地響きのような音が、ズーン・・・ズーン・・・と聴こえます。
まぁこれは大型システムの特権みたいなもんでしょうか。
小型のシステムでこの低域を無理なく出そうとするのはかなり難しいのではないかと思いますが・・・
にしても、別に「弱音」じゃないよ、これ。
でも、イイ。
録音、演奏共にアルバムを買いたくなる1曲。
3曲目は山下一史指揮、仙台フィルハーモニー管弦楽団演奏の『シューマン:交響曲第2番・第4番
』から交響曲第4番 ニ短調 作品120 第4楽章。
これはなんというか、録音の妙という感じの音質、作品のような気がする。
演奏のレベルは確かに高くて素晴らしいのだけれど、実力以上の音が入っている感じ。
特にダイナミックレンジの広さは絶品。
音質はクリスタルのような透明感のあるような音ではなく、まるでジャズのような温度と湿度の高い音質。
それもあってか、迫ってくるような熱気がすごい。
ちょっとCDが欲しくなった。
あと、この曲に関しては、もう少し時間のある時に、じっくりとアンプを温めてから聴いてみたい。
電源投入直後の寝ぼけたアンプではこの勢いを出しきれていない気がする。
最後の8曲目は秋山和慶指揮、九州交響楽団演奏の『マーラー 交響曲第2第1番「巨人」<花の章>含む
』から、<花の章>。
ステージの広がり、奥行きがしっかりと味わえる作品。
井上氏の解説では「冒頭の弦のトレモロとそれに乗ったトランペットのソロ。この静けさが言ってみれば肝のようなもので、当然音量は非常に小さいのだ。ここでボリュームを上げたくなるようならシステムのS/Nが悪い証拠で、そのまま聴いていればやがてなるほどと納得する音量になる。」と書いてあるけれど、家人の移動が多い時間帯や、屋外からの雑音(雨風やサイレン音など)が多い時には聴いていてやきもきしてしまうんだなぁ・・・。
しかも、美味しいところは「CD買って聴いてみてね!」みたいな感じだし(笑)。
にしても、とても静寂感のあるCDなので、確かにシステムのS/Nを確かめるにはイイ音源かも。
これもCDを買いたくなった・・・。
今回付録に付いてきたこのCD、オーディオ的な楽しみも十分に味わえるけれど、それ以上に、日本のオーケストラの実力に改めて気付かされたサンプラーでした。
「付録CDだけ聴いていればいいや」と、そこで終わってしまうのではなく、「この作品の全ての楽曲を聴きたい」「このレーベルの他の作品を聴いてみたい」と、意欲が「次」に発展していくイイ付録でした。
また今度、じっくりと時間をかけて聴いてみようかな。
残念だ。
一通り動作を確認したら父親にプレゼントしようと思ってたのに・・・プレゼントがなくなってしまったよ(笑)。
それはさておき、今、書店で発売中のAudio Accessoryの145号にfontecのサンプラーCD(オーディオ評論家の井上千岳氏選曲・解説)が付いているので、セッティングを戻したメインシステムでこのCDを聴いてみることに。

オーディオ アクセサリー 2012年 07月号
1曲目は尾高忠明指揮、札幌交響楽団演奏の『グリーグ&シベリウス:北欧音楽の新伝説
井上氏の解説によると、「冒頭から大太鼓が入っているが、非常に低いうえに弱音なので、聴こえないシステムも少なくないはずだ。」と、書いてある。
・・・・聴こえ過ぎなくらい大太鼓の地響きのような音が、ズーン・・・ズーン・・・と聴こえます。
まぁこれは大型システムの特権みたいなもんでしょうか。
小型のシステムでこの低域を無理なく出そうとするのはかなり難しいのではないかと思いますが・・・
にしても、別に「弱音」じゃないよ、これ。
でも、イイ。
録音、演奏共にアルバムを買いたくなる1曲。
3曲目は山下一史指揮、仙台フィルハーモニー管弦楽団演奏の『シューマン:交響曲第2番・第4番
これはなんというか、録音の妙という感じの音質、作品のような気がする。
演奏のレベルは確かに高くて素晴らしいのだけれど、実力以上の音が入っている感じ。
特にダイナミックレンジの広さは絶品。
音質はクリスタルのような透明感のあるような音ではなく、まるでジャズのような温度と湿度の高い音質。
それもあってか、迫ってくるような熱気がすごい。
ちょっとCDが欲しくなった。
あと、この曲に関しては、もう少し時間のある時に、じっくりとアンプを温めてから聴いてみたい。
電源投入直後の寝ぼけたアンプではこの勢いを出しきれていない気がする。
最後の8曲目は秋山和慶指揮、九州交響楽団演奏の『マーラー 交響曲第2第1番「巨人」<花の章>含む
ステージの広がり、奥行きがしっかりと味わえる作品。
井上氏の解説では「冒頭の弦のトレモロとそれに乗ったトランペットのソロ。この静けさが言ってみれば肝のようなもので、当然音量は非常に小さいのだ。ここでボリュームを上げたくなるようならシステムのS/Nが悪い証拠で、そのまま聴いていればやがてなるほどと納得する音量になる。」と書いてあるけれど、家人の移動が多い時間帯や、屋外からの雑音(雨風やサイレン音など)が多い時には聴いていてやきもきしてしまうんだなぁ・・・。
しかも、美味しいところは「CD買って聴いてみてね!」みたいな感じだし(笑)。
にしても、とても静寂感のあるCDなので、確かにシステムのS/Nを確かめるにはイイ音源かも。
これもCDを買いたくなった・・・。
今回付録に付いてきたこのCD、オーディオ的な楽しみも十分に味わえるけれど、それ以上に、日本のオーケストラの実力に改めて気付かされたサンプラーでした。
「付録CDだけ聴いていればいいや」と、そこで終わってしまうのではなく、「この作品の全ての楽曲を聴きたい」「このレーベルの他の作品を聴いてみたい」と、意欲が「次」に発展していくイイ付録でした。
また今度、じっくりと時間をかけて聴いてみようかな。