そして、9999円の真空管アンプ 『 DN-68855 』 が届いた | UNTITLED

そして、9999円の真空管アンプ 『 DN-68855 』 が届いた

先日アメブロで書いたとおり、EVER GREENの税込み9999円の真空管アンプ『DN-68855』を注文しました。




「9999円なんかでまともな真空管アンプを買えるはずがない!」



そう思いつつも、若干の期待を抱いてその到着を待っておりました・・・・。






そしていよいよ本日、待ちに待った『DN-68855』が届きました!



UNTITLED-2012年5月15日 DN-68855 その1



玄関から移動させるべく箱を持ち上げると・・・ん~、軽い。

なんか拍子抜け。



で、居間に運び込んで開梱。


UNTITLED-2012年5月15日 DN-68855 その2



ど~ん。





一見立派なんだけど、両サイドの板なんかは合板に木目シートを貼り付けたモノで、見れば見るほど安っぽい。

まぁ、9999円だから文句は言えないか。


ちなみに説明書はありませんでした。






UNTITLED-2012年5月15日 DN-68855 その3


ちなみに前面はこんな感じ。

中央のVUメーターに貼ってあるビニールがなかなかうまく剥がれずに、縁の部分にビニールが残っちゃうんですけど・・・


UNTITLED-2012年5月15日 DN-68855 その4


背面はこんな感じ。

スピーカーターミナルは赤黒の安いターミナルじゃないので、チョット高級感がある。

となりのFANがチョット気になる・・・






というわけで、時間ももったいないので、早速オーディオ部屋に運び込んで接続。


既存の接続をいったんバラして、

【CDトランスポート】
 ORACLE CD-1000

【D/Aコンバータ】
 CHORD DAC64

【プリメインアンプ】
 EVER GREEN DN-68855

【スピーカー】
 audio physic MEDEA

という接続で鳴らしてみることに。


ちなみに、接続しているケーブルを含め、DN-68855より安いモノなんか1つもありません!(笑)

UNTITLED-2012年5月15日 DN-68855 その5


さて、9999円のアンプで398万円のスピーカーを鳴らしてみましょう!



まずは、トランスポートの電源を入れて・・・DACの電源を入れて・・・プリメインアンプの電源を入れる・・・・と。

UNTITLED-2012年5月15日 DN-68855 その6


おぉぉ!真空管と青いイルミネーションがなんともキレイ♪



UNTITLED-2012年5月15日 DN-68855 その7


VUメーターもキレイに輝いております。






というわけで、ジャズピアニスト大橋祐子さんのアルバム『BUENOS AIRES 1952』を鳴らしてみます。





・・・・



・・・・・・



・・・・・・・・




これはチョット・・・酷いなぁ。





ボリューム0から上げていこうとしたら、まず、ボリューム0の段階で歪んだピアノが小さい音量で漏れ聞こえています。



真空管が温まっていないから?

と、1時間ほど放置をしてからもう一度再生してみましたが、状況は変わらず。



ボリュームを上げていくと、一応歪んでいない音が出てくるのですが、その背後で歪んだ音はずっと鳴っています。






これではオーディオ機器としては使えません






ちなみにどんな感じに鳴っているのかを録音してみました。
こんな感じです。(ボリューム0から徐々に上げていく様子)








・・・初期不良??


てか、なんだかまるでコンデンサに異常がある様な鳴り方だなぁ・・・



・・・まさか、開けてビックリ中身はデジタルアンプ!?なんて事はないよなぁ・・・と、思いながらメーカーのページを確認してみると・・・・いつの間にか「プリアンプ=真空管」+「パワーアンプ=IC」のハイブリッドアンプという表記に変わってやがる!!


これ、詐欺じゃねぇか!!?






まぁ、バラしてみたら「あ!デジタルアンプが入ってる!」という事があるんじゃないかと予想していたので、予想的中という訳か・・・・



む、虚しい・・・・

虚しすぎる・・・・・



丁重に返品をさせていただこうかな・・・・




というか、それ以前にまず、これ、使えないんですけど・・・・(涙)