ラルクと一青窈とオーディオ | UNTITLED

ラルクと一青窈とオーディオ

先月の22日、吉祥寺MEG女子オーディオイベントを開催しましたが、その際に、私も何枚かCDを持って行きました。(お客さんがCDを持参していない場合の対策用)


いつも「ジャズ以外」のものを中心に準備しているのですが、その選考の中で特に光っていたのがL’Arc~en~Cielの「BUTTERFLY」と、一青窈の「歌窈曲」でした。




まずはラルクから。


BUTTERFLY / L’Arc~en~Ciel
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妹のCDの束から最近の作品で、「女子オーディオ」で使えそうなものはないかなぁ・・・と、探していたところ、どうやらこのラルクのCDが一番新しいかも・・・ということで、オーディオルームに持って行って聴いてみることに。

1曲目は知らない曲だったのでスルーをして2曲目の「XXX」をかけてみたところ・・・うはぁっ!!スゲェ!!

冒頭の歌の出だしの背景で流れる地を這うような全身を包み込む重低音。
これが深みがあってステージが広く、透明感があってキレが良い!
この一音がだけでも聴く価値があります。
思わず3回ほどリピートしてしまいました。

試しにセカンドシステムでこのCDをかけて見たところ、この低音が出ません!!

ヘッドフォンでも聴いて見ましたが、やっぱりダメ。
そもそもヘッドフォンじゃ全身が包み込まれるような体験はできません。

それにしても、ラルクはヒドイ!!

普通のコンポやポータブルオーディオじゃこのCDに入った音の10分の1も体感できないじゃないですか!!

ラルクファンのどの位の人がこのCDの真価を体験できているのでしょう。

やっぱり主にロックやポップスを聴いている「普通の人」にももっとオーディオ体験をしてもらいたい!!そう感じた1枚でした。

(ちなみに今回女子オーディオで用意したスピーカーではまだラルクのこの曲の真価は発揮できませんでした・・・。)





で、こちらはイベント間近にオイラが買ったCD。


歌窈曲 / 一青窈
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一青窈のCDを買ったのは「」ぶりだけれど、今回は昭和歌謡を一青窈が歌うということで、楽しみにしていました。
最近、この手のカバーアルバムが何枚も出ていますが、曲目を見て聴いてみたくなっちゃったわけです。

で、Amazonから届いて早々、まずは仕事部屋のセカンドシステムで聴いてみたところ、1曲目の「喝采」のピアノのイントロが鳴り出した瞬間、「これは録音状態が良いゾ!」と直感。
仕事が終わるやすぐにオーディオルームにCDを持って行き、メインシステムで聴いて見ました。

透明度の高い音質で、「喝采」のピアノは鍵盤のタッチ、ペダルの踏み込み全ての音がしっかりと聞き取れます。
一青窈のボーカルが入ってくる瞬間は、ピアノのボリュームとのギャップにちょっとビックリしますが・・・。

2曲目の「他人の関係」はギターやキーボードなど多種の電子楽器が入ってきますが、基本的な透明度の高さは共通。
低音の出方もバランスが良く、変に軽かったり重すぎたりすることのない「優等生」なバランスです。
最近Jazzならではのアンバランスな録音を多く聴いていたので、ちょっと新鮮でした(笑)。

このCDも、しっかりとしたオーディオ機器で聴いてもらえれば価値が上がるCDに間違いなし!



やっぱり、女性の方もオーディオに無関心な音楽好きの男性も、とにかくいつも聴いているCDで「オーディオ体験」をしてもらいたいな~・・・・と思った次第でありました。