ようやく聴きまくれた2日間
B.M.Cのアンプを買ってから1ヶ月以上経ちましたが、なかなかどうして、じっくり、たっぷりと音楽に浸れる時間がありませんでした。
しかしこの土日、珍しくその時間がとれたのでドップリと音楽に浸り、新しいアンプの実力を体感できました。
というわけで、この土日に聴いたCDがコチラ。


ベルリン・フィル・デビュー LIVE / 佐渡裕 & BPO
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昨年発売されたCDの中でも、感動したCDのひとつ。
6月のブログでも書いたけれど、ドキュメントを含めて観た佐渡裕の指揮、ベルリン・フィルの演奏がとても感動的だったし、このCDでもその感動をたっぷりと堪能できます。(Blu-rayの方がお勧め。)
この間まで使っていたパワーアンプ「JOB500」と比べると、緻密さは若干劣っている気はしないでもないけれど、力感が遙かに勝っているので一音一音の鮮烈さが際だって聴こえます。
ショスタコーヴィチ交響曲第5番の第1楽章、第4楽章の力強いフォルテシモの演奏も破綻無く、眼前にホールが広がるようです。
特に第4楽章になってくるとアンプも目を覚ましてきたのか、大音量時にも各楽器の音色がかなり細かく明晰に描写されています。
気持ちいいし・・・感動的・・・。


シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 / 諏訪内晶子・バーミンガム市交響楽団
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美人バイオリニスト諏訪内晶子さんの演奏。
バイオリン奏者のCDというと、どうしてもピアノとのデュオ作品が多いのだけれど、やはりオーケストラと共演しているバイオリン協奏曲作品の方が聴き応えがあります。(バイオリンの繊細な音色や細かなテクニックを聴くには向かないけど。)
特にこのシベリウスのバイオリン協奏曲はバイオリンの長いソロやオーケストラのダイナミックな演奏を両方たっぷりと楽しめるのでたまに聴きたくなります。
で、第1楽章の諏訪内さんのソロ部分では、ネットリと艶っぽい諏訪内さんのバイオリンの音色がJOB500よりも更に生っぽく、オーケストラが大挙して押し寄せる瞬間の管楽器隊の大音量も見事に鳴らしきり、音の塊を受けた体は一瞬で火照ってきます。
これもまた気持ちいい・・・・


ノルウェーの森 (XRCD2) / 長谷川陽子
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チェリスト長谷川陽子さんの「ノルウェーの森」(xrcd2)はオーディオチェック時に良く聴くCD。
チェロと言えばヨー・ヨー・マですが、長谷川さんのこのアルバムは選曲もイイし演奏もイイ、そしてなにより音がイイ。
弓が弦を滑っていく毛羽だったチェロの音色、パーカッションの力強さと空間表現、チェロの後ろでキリッと立ったピアノの透明感・・・どれをとってもB.M.CのAMP S-1の表現力は見事です。
1曲目の「ノルウェーの森」、6曲目の「チム・チム・チェリー・ラプソディ」、長谷川さんの魅力が全開で、大音量で聴けば聴くほど鳥肌が立ってきます。

Swing / John Williams & Boston Pops Orchestra
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スター・ウォーズやスーパーマン、ハリー・ポッター等の作曲でもお馴染みのジョン・ウィリアムズの指揮と、ボストンポップスオーケストラでジャズの名曲を演奏したアルバム「Swing」。
オーケストラによる演奏なので、ジャズならではの即興演奏やコール&レスポンスは楽しめませんが、大編成による迫力とスウィング感は最高です。
元々ボストン・ポップス・オーケストラはこの手の演奏が得意だし、ボストン交響楽団とほぼ同じメンバーで演奏しているので演奏自体も逸品です。
音質的にはやや高音過多気味ではあるけれど、音の粒立ちは良く各楽器の音色がしっかりと聴けるので、音質、演奏共にたま~に聴きたくなって引っ張り出します。
で、B.M.Cのアンプで聴く「Swing」は・・・ホールの空間表現が素晴らしい♪
低域も厚みを持ってしっかりと出ているので、軽々しく鳴らないのがイイ感じです。
B.M.CのAMP S-1は鳴らせば鳴らすほど表現力が増してくるようです。
で、今度は日本人アーティストのインストゥルメンタルをば・・・

Korekata / 是方博邦
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ギタリストの是方博邦さんの93年の作品。
このアルバムに入っている1曲目「HEART OF EARTH」が大好きなんです。
この曲は当時、F1の人気ドライバーの一人だったデイモン・ヒルのテーマ曲にもなっていた曲で、93年の日本グランプリ前夜祭ライブで演奏されていた映像を見て、その格好良いメロディーにシビレていました。
未だどこかに当時録画したビデオが残ってるんじゃないかな・・・。
この曲も無性に聴きたくなる時があるんですが、いやはや、やっぱり大音量で聞くと良いなぁ。
少しベースのレベルが低いので全体が軽くなってしまっているのがちょっと残念なのですが、大音量でエレキギターのこのメロディーを聴くと・・・たまらんです♪
本当は、あの、F1日本グランプリのライブ演奏をこの大音量で聴きたい・・・。

神々の詩 / 姫神
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さて、今度はシンセサイザーです。
姫神の「神々の詩」。同名のTBS番組のテーマ曲です。
これも大音量で聴くとシンセサイザーの迫力のある演奏をたっぷりと堪能できます。
低音もたっぷりと入っている1曲目「神々の詩」、サラウンドのように音場が展開する2曲目の「風の彼方」など、聴きどころ満載です。
2曲目では本当はもう少しパノラマチックに展開すると気持ち良いのだけれど・・・これはスピーカー側をもう少しセッティングし直さないとダメかな・・・。
ちなみに、一番パノラマチックに音場が展開して感動をした時のセッティングは、DIATONEのDS-V5000をJOB 500で鳴らしていた時だったかな。
もう一度あの音場を体感したいなぁ・・・。
もう少しセッティングを詰め直してみよう・・・。


古事記 / 喜多郎
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こちらもシンセサイザー奏者喜多郎のアルバムの中で一番好きな作品、「古事記」。
これも以前、NHK(だったかな?)の年越しコンサートで大量の和太鼓を従えた演奏を聴いて感動しました。
あの和太鼓の迫力をこのCDで・・・・とはなかなか行かないもので、JOB500で聴いていた時には大太鼓の重厚感を感じられませんでした。
しかし、今回B.M.Cで改めて聴いてみると・・・重厚感のある大太鼓が目の前に広がってきます!
なかなかどうして、B.M.Cのアンプは空間表現と中~低音の厚みが素晴らしい!
で、今度はジャズです!


FOUNTAIN OF YOUTH / ROY HAYNES
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やっぱりロイ・ヘインズ!
ジャケット写真を見ても悪そうなこと・・・この時(2002年)もう77歳か!?
この77歳のドラム、とにかく「熱い」んです。
前回のブログでも書いた昨年の作品『ROY-ALTY』も迫力と熱気に包まれた素晴らしい作品でしたが、この作品もやっぱりスゴイ!
とにかく、ロイ・ヘインズのドラムの音圧たるや、超弩級です。
ロイ・ヘインズのドラムは、たとえシンバルでもハイハットでも、決して軽い音で鳴ってはいけません!
で、B.M.CのAMP S-1で鳴らすこの作品と来たら・・・まるで水を得た魚のような鳴りっぷりです。
シンバルの芯の太さはハンパではありません!
シンバルなのにバスドラの様に椅子の底が振動しそうな迫力です。
JOB500でも迫力満点でしたが、さらに温度が高く、目の前にロイ・ヘインズが居るかのようです。
くそぅ・・・この打ちのめされるような感覚・・・気持ち良いぞ!ロイ・ヘインズ!!

PLAY THE FUNKY! / 白木秀雄
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天才ジャズドラマー白木秀雄さんのコンピレーションアルバムです。
膨大なKING Recordsの音源から厳選した名演がたっぷりと詰まっています。
このアルバムでとにかく最高の聴き所は、1曲目の「Sayonara Blues」。
終始ハイスピードで正確無比に刻まれるシンバルです。
これだけでも白木秀雄さんの凄さが実感できます。
このシンバルが団子にならずに、1打1打余すことなく、どっしりとした厚みを持って再生されます。
これも何度聴いてもたまらないですなぁ~~!!

colemanology / Henry Franklin
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お次はベーシストのHenry Franklinトリオの2004年の作品です。
基本的に透明度の高い澄んだ録音ですが、ジャズらしく温度は高い音で「耽美」ではありません。
この中で特に好きなのが、2曲目の「Question and Answer」。
出だしのシンバルがパノラマチックにパシーン・・・!シャーン・・・・!と広がり、ゆっくりと中央に鎮座したピアノが鳴り出します。
欲を言えば、シンバル以外のドラムが随分奥に引っ込み過ぎてしまっている点でしょうか。
で、JOB500で聴いていた時よりもシンバルがキレイに伸びて、スーッと音が消えていく瞬間までの静寂感、空気感は素晴らしい!

Elégie / 藤家虹二
昨年末、吉祥寺MEGで行われたイベント「オールナイトで朝までジャズ」で持って行き忘れたCD。
というか、「2011年に買った」という頭しかなかったので、広い意味での「2011年の1枚」だったらコレも間違いなく持って行っていたんだよなぁ。
2011年10月24日に亡くなったクラリネット奏者、藤家虹二さんのミニアルバム。
昔、NHKの大河ドラマの後に流れていた子犬の映像のバックで流れていた「恋わずらい~NUTTY PINE」を聴きたくて探し回り、結局在庫が見つからずに諦めかけていたところ、曲名と演奏者が分かり、藤家虹二さんの事務所のHPを見つけて注文した1枚。
自分の中で、アニメ『ルパン三世』と、この「恋わずらい~NUTTY PINE」が幼い頃のジャズ体験で大きなウェイトを占めているんじゃないかと思う。
音に関しては、レコーディング時期もバラバラなので一概には言えませんが、ベースがちょっとゴムっぽい(笑)音色の曲があります。それも中低域が厚くなったからか、余り気になりません。
今まで以上にこのメロディーに浸れそうです。
最後は2月29日で解散することを発表した東京事変のニュー・ミニアルバム。


Color Bars / 東京事変
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東京事変も椎名林檎も音作りが複雑なのでいつも聴き応えがあります。
5曲中2曲しか林檎嬢が歌っていないのは無念!
でも、クオリティが高いから問題無し!
ギターの歪み、林檎嬢のシャウトした歌声のかすれ・・・体温を感じるようなリアルさで聴こえます。
最っ高です。
こういう音楽もちゃんとしたオーディオで聴くべきなんだよなぁ・・・。
いやぁ・・・久しぶりにたっぷりと音楽に浸れました。
AMP S-1もなかなかイイ鳴りっぷりだし、あとは・・・スピーカーやその他の機器の再調整か!
オーディオ機器は買った後の苦労が楽しいのだ!!
・・・そうそう、B.M.CのAMP S-1が届いたときにアンプが入っていた木箱、解体して捨てるのも面倒だなぁ・・・と思っていたら、こういう事になりました。

母親の実家(栃木)から抜いてきた大根やにんじんの保管箱。
抜きっぱなしで放っておくとしおしおになっちゃうから。
しかしこの土日、珍しくその時間がとれたのでドップリと音楽に浸り、新しいアンプの実力を体感できました。
というわけで、この土日に聴いたCDがコチラ。

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昨年発売されたCDの中でも、感動したCDのひとつ。
6月のブログでも書いたけれど、ドキュメントを含めて観た佐渡裕の指揮、ベルリン・フィルの演奏がとても感動的だったし、このCDでもその感動をたっぷりと堪能できます。(Blu-rayの方がお勧め。)
この間まで使っていたパワーアンプ「JOB500」と比べると、緻密さは若干劣っている気はしないでもないけれど、力感が遙かに勝っているので一音一音の鮮烈さが際だって聴こえます。
ショスタコーヴィチ交響曲第5番の第1楽章、第4楽章の力強いフォルテシモの演奏も破綻無く、眼前にホールが広がるようです。
特に第4楽章になってくるとアンプも目を覚ましてきたのか、大音量時にも各楽器の音色がかなり細かく明晰に描写されています。
気持ちいいし・・・感動的・・・。

シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 / 諏訪内晶子・バーミンガム市交響楽団
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美人バイオリニスト諏訪内晶子さんの演奏。
バイオリン奏者のCDというと、どうしてもピアノとのデュオ作品が多いのだけれど、やはりオーケストラと共演しているバイオリン協奏曲作品の方が聴き応えがあります。(バイオリンの繊細な音色や細かなテクニックを聴くには向かないけど。)
特にこのシベリウスのバイオリン協奏曲はバイオリンの長いソロやオーケストラのダイナミックな演奏を両方たっぷりと楽しめるのでたまに聴きたくなります。
で、第1楽章の諏訪内さんのソロ部分では、ネットリと艶っぽい諏訪内さんのバイオリンの音色がJOB500よりも更に生っぽく、オーケストラが大挙して押し寄せる瞬間の管楽器隊の大音量も見事に鳴らしきり、音の塊を受けた体は一瞬で火照ってきます。
これもまた気持ちいい・・・・

ノルウェーの森 (XRCD2) / 長谷川陽子
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チェリスト長谷川陽子さんの「ノルウェーの森」(xrcd2)はオーディオチェック時に良く聴くCD。
チェロと言えばヨー・ヨー・マですが、長谷川さんのこのアルバムは選曲もイイし演奏もイイ、そしてなにより音がイイ。
弓が弦を滑っていく毛羽だったチェロの音色、パーカッションの力強さと空間表現、チェロの後ろでキリッと立ったピアノの透明感・・・どれをとってもB.M.CのAMP S-1の表現力は見事です。
1曲目の「ノルウェーの森」、6曲目の「チム・チム・チェリー・ラプソディ」、長谷川さんの魅力が全開で、大音量で聴けば聴くほど鳥肌が立ってきます。

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スター・ウォーズやスーパーマン、ハリー・ポッター等の作曲でもお馴染みのジョン・ウィリアムズの指揮と、ボストンポップスオーケストラでジャズの名曲を演奏したアルバム「Swing」。
オーケストラによる演奏なので、ジャズならではの即興演奏やコール&レスポンスは楽しめませんが、大編成による迫力とスウィング感は最高です。
元々ボストン・ポップス・オーケストラはこの手の演奏が得意だし、ボストン交響楽団とほぼ同じメンバーで演奏しているので演奏自体も逸品です。
音質的にはやや高音過多気味ではあるけれど、音の粒立ちは良く各楽器の音色がしっかりと聴けるので、音質、演奏共にたま~に聴きたくなって引っ張り出します。
で、B.M.Cのアンプで聴く「Swing」は・・・ホールの空間表現が素晴らしい♪
低域も厚みを持ってしっかりと出ているので、軽々しく鳴らないのがイイ感じです。
B.M.CのAMP S-1は鳴らせば鳴らすほど表現力が増してくるようです。
で、今度は日本人アーティストのインストゥルメンタルをば・・・

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ギタリストの是方博邦さんの93年の作品。
このアルバムに入っている1曲目「HEART OF EARTH」が大好きなんです。
この曲は当時、F1の人気ドライバーの一人だったデイモン・ヒルのテーマ曲にもなっていた曲で、93年の日本グランプリ前夜祭ライブで演奏されていた映像を見て、その格好良いメロディーにシビレていました。
未だどこかに当時録画したビデオが残ってるんじゃないかな・・・。
この曲も無性に聴きたくなる時があるんですが、いやはや、やっぱり大音量で聞くと良いなぁ。
少しベースのレベルが低いので全体が軽くなってしまっているのがちょっと残念なのですが、大音量でエレキギターのこのメロディーを聴くと・・・たまらんです♪
本当は、あの、F1日本グランプリのライブ演奏をこの大音量で聴きたい・・・。

神々の詩 / 姫神
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さて、今度はシンセサイザーです。
姫神の「神々の詩」。同名のTBS番組のテーマ曲です。
これも大音量で聴くとシンセサイザーの迫力のある演奏をたっぷりと堪能できます。
低音もたっぷりと入っている1曲目「神々の詩」、サラウンドのように音場が展開する2曲目の「風の彼方」など、聴きどころ満載です。
2曲目では本当はもう少しパノラマチックに展開すると気持ち良いのだけれど・・・これはスピーカー側をもう少しセッティングし直さないとダメかな・・・。
ちなみに、一番パノラマチックに音場が展開して感動をした時のセッティングは、DIATONEのDS-V5000をJOB 500で鳴らしていた時だったかな。
もう一度あの音場を体感したいなぁ・・・。
もう少しセッティングを詰め直してみよう・・・。

古事記 / 喜多郎
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これも以前、NHK(だったかな?)の年越しコンサートで大量の和太鼓を従えた演奏を聴いて感動しました。
あの和太鼓の迫力をこのCDで・・・・とはなかなか行かないもので、JOB500で聴いていた時には大太鼓の重厚感を感じられませんでした。
しかし、今回B.M.Cで改めて聴いてみると・・・重厚感のある大太鼓が目の前に広がってきます!
なかなかどうして、B.M.Cのアンプは空間表現と中~低音の厚みが素晴らしい!
で、今度はジャズです!

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ジャケット写真を見ても悪そうなこと・・・この時(2002年)もう77歳か!?
この77歳のドラム、とにかく「熱い」んです。
前回のブログでも書いた昨年の作品『ROY-ALTY』も迫力と熱気に包まれた素晴らしい作品でしたが、この作品もやっぱりスゴイ!
とにかく、ロイ・ヘインズのドラムの音圧たるや、超弩級です。
ロイ・ヘインズのドラムは、たとえシンバルでもハイハットでも、決して軽い音で鳴ってはいけません!
で、B.M.CのAMP S-1で鳴らすこの作品と来たら・・・まるで水を得た魚のような鳴りっぷりです。
シンバルの芯の太さはハンパではありません!
シンバルなのにバスドラの様に椅子の底が振動しそうな迫力です。
JOB500でも迫力満点でしたが、さらに温度が高く、目の前にロイ・ヘインズが居るかのようです。
くそぅ・・・この打ちのめされるような感覚・・・気持ち良いぞ!ロイ・ヘインズ!!

PLAY THE FUNKY! / 白木秀雄
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天才ジャズドラマー白木秀雄さんのコンピレーションアルバムです。
膨大なKING Recordsの音源から厳選した名演がたっぷりと詰まっています。
このアルバムでとにかく最高の聴き所は、1曲目の「Sayonara Blues」。
終始ハイスピードで正確無比に刻まれるシンバルです。
これだけでも白木秀雄さんの凄さが実感できます。
このシンバルが団子にならずに、1打1打余すことなく、どっしりとした厚みを持って再生されます。
これも何度聴いてもたまらないですなぁ~~!!

colemanology / Henry Franklin
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お次はベーシストのHenry Franklinトリオの2004年の作品です。
基本的に透明度の高い澄んだ録音ですが、ジャズらしく温度は高い音で「耽美」ではありません。
この中で特に好きなのが、2曲目の「Question and Answer」。
出だしのシンバルがパノラマチックにパシーン・・・!シャーン・・・・!と広がり、ゆっくりと中央に鎮座したピアノが鳴り出します。
欲を言えば、シンバル以外のドラムが随分奥に引っ込み過ぎてしまっている点でしょうか。
で、JOB500で聴いていた時よりもシンバルがキレイに伸びて、スーッと音が消えていく瞬間までの静寂感、空気感は素晴らしい!

Elégie / 藤家虹二
昨年末、吉祥寺MEGで行われたイベント「オールナイトで朝までジャズ」で持って行き忘れたCD。
というか、「2011年に買った」という頭しかなかったので、広い意味での「2011年の1枚」だったらコレも間違いなく持って行っていたんだよなぁ。
2011年10月24日に亡くなったクラリネット奏者、藤家虹二さんのミニアルバム。
昔、NHKの大河ドラマの後に流れていた子犬の映像のバックで流れていた「恋わずらい~NUTTY PINE」を聴きたくて探し回り、結局在庫が見つからずに諦めかけていたところ、曲名と演奏者が分かり、藤家虹二さんの事務所のHPを見つけて注文した1枚。
自分の中で、アニメ『ルパン三世』と、この「恋わずらい~NUTTY PINE」が幼い頃のジャズ体験で大きなウェイトを占めているんじゃないかと思う。
音に関しては、レコーディング時期もバラバラなので一概には言えませんが、ベースがちょっとゴムっぽい(笑)音色の曲があります。それも中低域が厚くなったからか、余り気になりません。
今まで以上にこのメロディーに浸れそうです。
最後は2月29日で解散することを発表した東京事変のニュー・ミニアルバム。

Color Bars / 東京事変
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5曲中2曲しか林檎嬢が歌っていないのは無念!
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ギターの歪み、林檎嬢のシャウトした歌声のかすれ・・・体温を感じるようなリアルさで聴こえます。
最っ高です。
こういう音楽もちゃんとしたオーディオで聴くべきなんだよなぁ・・・。
いやぁ・・・久しぶりにたっぷりと音楽に浸れました。
AMP S-1もなかなかイイ鳴りっぷりだし、あとは・・・スピーカーやその他の機器の再調整か!
オーディオ機器は買った後の苦労が楽しいのだ!!
・・・そうそう、B.M.CのAMP S-1が届いたときにアンプが入っていた木箱、解体して捨てるのも面倒だなぁ・・・と思っていたら、こういう事になりました。

母親の実家(栃木)から抜いてきた大根やにんじんの保管箱。
抜きっぱなしで放っておくとしおしおになっちゃうから。