島袋寛子のジャズ | UNTITLED

島袋寛子のジャズ

SEPPD島袋寛子がジャズを歌うCoco d'Or


2004年に第1作目のCDを発売したとき、早速買って聴いてみましたが・・・まぁ、SPEEDそのままというか、以前紹介した加護ちゃんよりも・・・という感じの作品でした。

しかも、憎きCCCDだから、再び引っ張り出して聴くこともなく・・・





あれから7年。


3作目のCDが発売になるということで、石の上にも三年、そろそろジャズシンガーらしくなってきたかしら?と、予約をしてみました。





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ジャケットは1作目同様に、水森亜土さんのイラスト。

果たしてジャズの実力は如何に・・・



CDを再生してみると、おや?1曲目「Unforgettable」の出だしのシットリとした演奏、良いじゃないですか。

そして歌い出し・・・・


これもまた、1作目とは全くの別物。

バックの演奏にスッと寄り添ってしっとりと歌い上げています。


・・・


・・・・


・・・・・寛子ちゃん、大人になったねぇ・・・という感じ。


それにしても、バックの演奏が良いなぁと思ったら、編曲は全てマンハッタン・ジャズ・クインテットやマンハッタン・ジャズ・オーケストラを率いるデビッド・マシューズ!
演奏の方も、マンハッタン・ジャズ・クインテットの面子が参加していたりと、かなり豪華。
しかも全てニューヨークレコーディングとな!?
エイベックス、金の使い所、間違ってませんか?いや、良いか。

5曲目の「Alfie」なんかもかなりちゃんと聴かせるじゃないですか。



主にバラードは良い感じなのですが、全般通して言うと、歌詞の発音を意識し過ぎだったり、まだ変に力が入ってしまっているところや、情感の込め方など気になる点は多々あります。


が、もっともっと、ジャズを聴いて、歌っていけばドンドン巧くなっていくんじゃないでしょうか。

なにせ舞台の上で歌うのは得意でしょうから、魅せ方は熟知しているはず。

SPEEDの活動と平行して、こちらのCoco d'Orの活動も精力的に行っていって貰いたいものです。




・・・

・・・・・それにしてもこのCD、音が悪い。

全体的に布が2~3枚被っているような、くぐもった音で、バラードを聴いても、アップテンポな曲を聴いても、爽やかさがありません。

せっかくニューヨークレコーディングをしたり、一流ミュージシャンに参加をして貰っているのだから、そういうところにも気をつけて貰いたかったなぁ・・・エイベックス。









さて、Coco d'OrのCDジャケットを手がけている水森亜土さんといえば、今月、松尾明&TAKE TENと一緒のCDを出すそうです。


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歌いながら絵を描く、教育テレビに出ていた人・・・・という印象が強い水森亜土さんですが、その真の姿とは・・・?


ジャズ歌手、水森亜土も是非、ご堪能あれ。