祖父の訃報 | UNTITLED

祖父の訃報

数時間前、母方の祖父が亡くなりました。

病院からの知らせを受け、母と父は急いで病院に向かったのですが、間に合わなかったそうです。



昨年末、クリスマス前から、お医者さんに「年が越せないかも知れません」と言われていた祖父ですが、驚異的な頑張りで昨晩までもってくれました。

思い起こせば一昨年の11月から入院し、一昨年の12月にも「年が越せないかも」と言われていました。
それを考えると、脅威の生命力でした。
冗談交じりに「戦争体験世代は生きると言う事への執念が違うね」などと言っていましたが、正直、もし自分が同じ状態になり、1年も何も食べられない状況が続いたら、果たして同じように生命力を保つことができたでしょうか・・・。


一昨年の11月からの入院から、母は週に3回以上、祖父の入院している病院まで通って看病をしていました。
最近は電車で往復に何時間も掛けて病院まで通っていました。

その前の入院の時にも泊まり掛けでも看病し、その前の祖母の入院の時にも泊まり掛けの看病をしていました。

その前は父方の祖母の看病を続けていました。

その母の姿を見ていると、やはり自分は両親がそういう状況になったときに同じように看病ができるのかと考えさせられました。(結論は「無理」)


そして、やはり徐々に病状が悪化していく祖父を長い間見てきたので、祖父の死は、変な話、非常にスッと受け入れることができました。






母の実家は自宅から車で(高速に乗れば)1時間もかからずに行けるところなので、月に何度も行っていましたし、米作をしていた頃は泊まり掛けで手伝いに行っていました。

小さい頃は祖父と祖母の布団に潜り込み、祖父と祖母の間に挟まって寝ていた事もありました。



これから今週末にはお通夜とお葬式があります。

祖父との想い出を色々と思い出しながら、祖父を送ってあげたいと思います。