2010/09/24 纐纈歩美 ライブ in 吉祥寺サムタイム
名古屋や岐阜を中心に活躍されているアルトサックス奏者、纐纈歩美さんのライブに行って参りました。


ポニーキャニオンから発売された纐纈さんのデビューアルバム「STRUTTIN'
」。
disk unionの山本隆さんのつぶやきで知り、即予約購入して聴いてみたら・・・いやはや、舌を巻きました。
ホントに21歳?
CDレビューは7月31日のブログに書きました。
で、そのCD発売記念ライブツアーが吉祥寺のサムタイムで行われると言うことで、楽しみにしていたわけです。
サムタイムに行くのは久しぶり。
・・・いつ以来だ?
・・・そうか、2005年12月のLars Janssonトリオのライブ以来だ。
随分ご無沙汰していたなぁ・・・と、感傷に浸りながら店内を眺めていると、そろそろライブの開始時間。
ライブ開始前に、写真撮影の許可を貰おうとアーティスト控え場所に行き、「あのー、ライブ中、何枚か写真を撮らせて頂いてもよろしいですか?」とお願いをすると、ピアニストの納谷嘉彦さんが「いいですよ!あ、でも、フラッシュはコレ(×)で・・・」と許可を頂きました。
後で知りましたが、なるほど、納谷さんは今回の纐纈さんのCDのプロデューサーでもあられるわけですね。(本人曰く、「CDが出来てきて初めて自分がプロデューサだって知ったんだよ!」)
そんなこんなで、写真撮影の許可を貰って席に戻ると、間もなくライブが始まっていきました。

ゲッ!!
席のポジション、アーティストのすぐ近くなのは良いけれど、肝心の纐纈さんの真後ろじゃないか。
これじゃ、纐纈さんの後頭部しか撮れないなぁ・・・
などとブルーになっていると、1曲目の「This I Dig Of You」が始まりました。
音が鳴り出した瞬間、CDはあくまで序章であることを確信しました。

ピアノの納谷嘉彦さん。
体を動かさずにはいられなくなるような、スウィンギーでノリの良いピアノで、次々に愉快で熱いメロディーが溢れ出てきます。
また、全体を見渡しながらメロディーを紡ぎ出していく様子はまさにバンマスで、演奏を引っ張って行っているのが分かります。
ピアノソロに入ると・・・・くぅ~っ!たまらん!!どうしても体が動いてしまう。

ベースの俵山昌之さん。
テンポと音程のキープが絶品で、派手では無いけれど、このバンドには欠かせない縁の下の力持ち。
ソリッドでタイトなベースではなくて、柔らかく優しく包み込むような音色で、後述のマーク・テイラーさんのドラムと絶妙にマッチしています。
ちなみに、サムタイムで演奏をすると「帰ってきたな」と実感するそうです。

ドラムのマーク・テイラーさん。
割腹の良い巨体から繰り出されるドラムは、パワフルで凄まじい切れ味。
このスピーディーでタイトなドラムソロには気持ち良く打ちのめされてしまいます。
このドラムのタイトさが俵山さんのベースと相まって、最高にバランスの良いリズムセクションとして纐纈さんの演奏を引き立てています。

本日の主役、アルトサックスの纐纈歩美さん。
間奏中、何とか撮影できたギリギリの横顔。
CDこの写真じゃ分からないけれど、CDのジャケットでは少女のようなあどけなさのある顔立ちなのだけれど、実物は・・・美しいレディー・・・。
で、演奏は・・・と言うと、これまたCDで聴いたときよりも遙かに良い!
CDで聴いたときにも感動したけれど、生で聴くとレベルが格段に上がっているようです。

まず、サックスの音色が骨太で重厚。
CDでは軽めの音色で、これはこれで軽快さがあったのだけれど、今、目の前から聞こえてくるアルトサックスは全くの別人のようです。
次にアドリブ。このサックスの音色でアドリブをグァ~ッ!っと展開されると、全く隙がありません。
そのアドリブのメロディー展開も全く破綻が無く、どんどんと引き込まれて行ってしまいます。
納谷さん、俵山さん、マークさんが「纐纈歩美をもり立てていこう!」と、全面的にサポートをしているのもよく分かります。
昨今では寺久保エレナちゃんが大人気ですが、オイラは纐纈さんの演奏の方が好きだなぁ。
2ステージが終わった所で、帰らないと終電に乗れないのに気付きました。
しかし、このままでは結局、纐纈さんの顔を撮影できないままになってしまうので、アーティストの控え場所にお邪魔して、メンバーと一緒の写真を撮影させて頂きました。

マークさんは店の外でお客さんとの会話に熱中していた為、残念ながらマークさんを覗いた3名。
左から、納谷嘉彦さん、纐纈歩美さん、俵山昌之さん。
皆さん、ワガママを聞いてくれてどうもありがとうございました。
ちなみに、納谷さんが持っている携帯電話はマークさんの代わり(笑)。
「随分とちっちゃいけど、まぁ、マークは白人だし、同じ白繋がりで・・・」とのこと。
・・・小っちゃ過ぎない??(笑)
最後までライブを聴けないのは非常に残念だった。
もっと頻繁に東京でライブをして貰いたいなぁ・・・と、後ろ髪を引かれながら帰路に着くのでありました。
名古屋、岐阜周辺にお住まいの方、是非、纐纈さんのライブに足をお運び下さいませ!


STRUTTIN' / 纐纈歩美
disk unionでの購入はコチラ
HMVでの購入はコチラ
Amazonでの購入はコチラ

ポニーキャニオンから発売された纐纈さんのデビューアルバム「STRUTTIN'
disk unionの山本隆さんのつぶやきで知り、即予約購入して聴いてみたら・・・いやはや、舌を巻きました。
ホントに21歳?
CDレビューは7月31日のブログに書きました。
で、そのCD発売記念ライブツアーが吉祥寺のサムタイムで行われると言うことで、楽しみにしていたわけです。
サムタイムに行くのは久しぶり。
・・・いつ以来だ?
・・・そうか、2005年12月のLars Janssonトリオのライブ以来だ。
随分ご無沙汰していたなぁ・・・と、感傷に浸りながら店内を眺めていると、そろそろライブの開始時間。
ライブ開始前に、写真撮影の許可を貰おうとアーティスト控え場所に行き、「あのー、ライブ中、何枚か写真を撮らせて頂いてもよろしいですか?」とお願いをすると、ピアニストの納谷嘉彦さんが「いいですよ!あ、でも、フラッシュはコレ(×)で・・・」と許可を頂きました。
後で知りましたが、なるほど、納谷さんは今回の纐纈さんのCDのプロデューサーでもあられるわけですね。(本人曰く、「CDが出来てきて初めて自分がプロデューサだって知ったんだよ!」)
そんなこんなで、写真撮影の許可を貰って席に戻ると、間もなくライブが始まっていきました。

ゲッ!!
席のポジション、アーティストのすぐ近くなのは良いけれど、肝心の纐纈さんの真後ろじゃないか。
これじゃ、纐纈さんの後頭部しか撮れないなぁ・・・
などとブルーになっていると、1曲目の「This I Dig Of You」が始まりました。
音が鳴り出した瞬間、CDはあくまで序章であることを確信しました。

ピアノの納谷嘉彦さん。
体を動かさずにはいられなくなるような、スウィンギーでノリの良いピアノで、次々に愉快で熱いメロディーが溢れ出てきます。
また、全体を見渡しながらメロディーを紡ぎ出していく様子はまさにバンマスで、演奏を引っ張って行っているのが分かります。
ピアノソロに入ると・・・・くぅ~っ!たまらん!!どうしても体が動いてしまう。

ベースの俵山昌之さん。
テンポと音程のキープが絶品で、派手では無いけれど、このバンドには欠かせない縁の下の力持ち。
ソリッドでタイトなベースではなくて、柔らかく優しく包み込むような音色で、後述のマーク・テイラーさんのドラムと絶妙にマッチしています。
ちなみに、サムタイムで演奏をすると「帰ってきたな」と実感するそうです。

ドラムのマーク・テイラーさん。
割腹の良い巨体から繰り出されるドラムは、パワフルで凄まじい切れ味。
このスピーディーでタイトなドラムソロには気持ち良く打ちのめされてしまいます。
このドラムのタイトさが俵山さんのベースと相まって、最高にバランスの良いリズムセクションとして纐纈さんの演奏を引き立てています。

本日の主役、アルトサックスの纐纈歩美さん。
間奏中、何とか撮影できたギリギリの横顔。
CDこの写真じゃ分からないけれど、CDのジャケットでは少女のようなあどけなさのある顔立ちなのだけれど、実物は・・・美しいレディー・・・。
で、演奏は・・・と言うと、これまたCDで聴いたときよりも遙かに良い!
CDで聴いたときにも感動したけれど、生で聴くとレベルが格段に上がっているようです。

まず、サックスの音色が骨太で重厚。
CDでは軽めの音色で、これはこれで軽快さがあったのだけれど、今、目の前から聞こえてくるアルトサックスは全くの別人のようです。
次にアドリブ。このサックスの音色でアドリブをグァ~ッ!っと展開されると、全く隙がありません。
そのアドリブのメロディー展開も全く破綻が無く、どんどんと引き込まれて行ってしまいます。
納谷さん、俵山さん、マークさんが「纐纈歩美をもり立てていこう!」と、全面的にサポートをしているのもよく分かります。
昨今では寺久保エレナちゃんが大人気ですが、オイラは纐纈さんの演奏の方が好きだなぁ。
2ステージが終わった所で、帰らないと終電に乗れないのに気付きました。
しかし、このままでは結局、纐纈さんの顔を撮影できないままになってしまうので、アーティストの控え場所にお邪魔して、メンバーと一緒の写真を撮影させて頂きました。

マークさんは店の外でお客さんとの会話に熱中していた為、残念ながらマークさんを覗いた3名。
左から、納谷嘉彦さん、纐纈歩美さん、俵山昌之さん。
皆さん、ワガママを聞いてくれてどうもありがとうございました。
ちなみに、納谷さんが持っている携帯電話はマークさんの代わり(笑)。
「随分とちっちゃいけど、まぁ、マークは白人だし、同じ白繋がりで・・・」とのこと。
・・・小っちゃ過ぎない??(笑)
最後までライブを聴けないのは非常に残念だった。
もっと頻繁に東京でライブをして貰いたいなぁ・・・と、後ろ髪を引かれながら帰路に着くのでありました。
名古屋、岐阜周辺にお住まいの方、是非、纐纈さんのライブに足をお運び下さいませ!

STRUTTIN' / 纐纈歩美
disk unionでの購入はコチラ
HMVでの購入はコチラ
Amazonでの購入はコチラ