秀逸!
先週の土曜日、仕事の買い出しで秋葉原に行ったので、ついでにヨドバシカメラに寄ってブラブラ。
7階のタワーレコードでOzzy Osbourneの『Scream
』を買ったり、5階の家電売り場で炊飯器やエアコンのフィルターを眺めたりしていたのですが、フと立ち寄った6階のCD&DVDコーナーで素晴らしいCDを購入することが出来ました。
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の方が割引率が高いし便利だし、CDはジャズやクラシックの品揃えが悪いので、基本的にヨドバシカメラのこのコーナーで買い物をする機会はほとんどありません。
この日も、時間潰しに立ち寄っただけなのですが・・・。
CD&DVDコーナーを当てもなくブラブラしていると、YUIのニューアルバム『HOLIDAYS IN THE SUN
』が発売になっていたので買うことにして、4オクターブの美声でメタルを歌っていることをウリにしているLIV MOON(ちなみに前作は、個人的には「こんなのメタルでもなんでもね~よ!」とツッコミを入れてしまいましたが・・・)のニューアルバム『COVERS~Scream As A Woman~
』が出ていたので、これも試しに買ってみることに。
そして、いつも通り全く期待をせずにジャズコーナーを覗いてみると・・・
いつも通りのどうしようもない品揃え。
「やっぱり、見るだけ無駄か・・・」
と、諦めてレジに向かおうとしたところ・・・ジャズのオムニバス欄に「昭和ジャズ大全」の文字が・・・。
しかし、「スムースジャズ集」「ティータイム・ジャズ」などのどうしようもないタイトルのCDに並んで置いてあったので、「どうせダメだろうな・・・・」と思いながらも、昭和の日本人ジャズ好きなオイラとしては、とりあえず手に取ってみました。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・・・・買わなきゃ!!
と言うわけで、これが『秀逸』な作品なのでありあました。


昭和ジャズ大全 ~幻の名盤・秘蔵盤~
レーベル:コロムビアミュージックエンタテインメント
品番:COCB53913→5
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結局、土曜日は仕事終わりが夜の10時過ぎだったので、メグの会にも行けず、当然、買ったCDも聴けなかったのですが、翌日の日曜日に早速聴きました。
もうね、最高なんですよ。
3枚組のCDに収録されている曲は下記の通り。
■Disc-1
・レイモンド・コンデとゲイ・セプテット『ナイトクラブで踊りましょう』より
1:Rose Room
2:Nature Boy
3:Oh, Lady Be Good
4:別れても
5:You Belong To Me(未収録曲)
・中村八大モダン・トリオ『日本の旅』より
6:黒田節
7:ソーラン節
8:お江戸日本橋
9:八木節
・小野満とトリオ『ファンキー・ジャム・セッション』より
10:'S Wonderfil
11:Blues In The Closet
12:Over The Rainbow
・平岡精二とクインテット『あいつ/平岡精二作品集』より
13:あいつ
14:つめ
15:電話
16:夜
・フランキー堺とシティ・スリッカーズ『スパイク・ジョーンズ・スタイル』より
17:ウィリアム・テル序曲
18:かっぽれ
19:炭坑節
20:芸者フラ
■Disc-2
・鈴木章治とリズム・エース『クラリネット・スタンダード・デラックス』より
1:Petite Fleur
2:Tea For Two
3:In The Shade Of The Old Apple Tree
4:Bei Bir Bist Du Schoen
・北村英治とオール・スターズ『ベニー・グッドマンの想い出』より
5:Stardust
6:Body And Soul
7:Memories Of You
8:Moon Glow
・藤家虹二/COZYポップ・オーケストラ『ダイナ/魅惑のクラリネット想い出をうたう』より
9:Sanghai Lil
10:My Blue Heaven
11:Smiling Irish Eyes
12:In Einer Kleinen Konditorei
・松本英彦クインテット『決定盤!これぞブルース』より
13:St. Louis Blues
14:Stranger On The Shore
15:Blues De Memphis
16:The Touch
・渡辺貞夫/間宮利之とニュー・ハード『家路/渡辺貞夫モダン・ジャズ・アルバム』より
17:Goin' Home
18:And I Love Her
19:The Days of Wine And Roses
20:The Shadow Of Your Smile
■Disc-3
・秋吉敏子『トシコの子守歌』より
1:毬と殿様
2:Three Blind Mice
3:The March
4:トシコの子守歌
・ジョージ川口とビッグ・フォー『ブロー・ブロー・ビッグ・フォー』より
5:Lullaby Of Birdland
6:The Autumn Leaves
7:Flying Home
8:Caravan
・南里文雄/間宮利之とニュー・ハード『栄光のトランペッター南里文雄』より
9:The World Is Waiting For The Sunrise
10:When The Saints Go Marching In
11:Hello Dolly
12:Chicago
・ウエスト・ライナーズ『モダン・ジャズ・スクリーン・ムード』より
13:Melodie En Sous-Sol
14:The James Bond Theme
15:Les Liaisons Dangereuses
16:Moon River
・美空ひばり/原信夫とシャープス・アンド・フラッツ『ひばりジャズを歌う』より
17:It's Only A Paper Moon
18:Lover, Come Back To Me
19:Love Is A Many-Splendored Thing
・美空ひばり/フォア・ブラザーズ SP盤より
20:Take The "A" Train
もうね、垂涎盤からの選りすぐりな訳ですが、特に感動は、中村八大の『日本の旅』とフランキー堺とシティ・スリッカーズの『スパイク・ジョーンズ・スタイル』ですよ。
もう、キレまくってます。
このノリが昭和の時代の熱気だ!
このバイタリティが昭和の芸能界を引っ張ってきた牽引力だ!
『スパイク・ジョーンズ・スタイル』からの曲なんか、谷啓さん、植木等さんも参加しており、まさに喜劇の音楽そのもの!
中村八大は昭和ジャズに興味を持つまでは坂本九の歌の作曲家というイメージしかなかったし、フランキー堺なんて、オイラが生まれたときには役者として大成した後だったから、幼いオイラは役者のイメージしかない。
この二人の真の姿をしっかりと見せてくれるこの選曲には、正直、「コロムビア、やるじゃねぇか!」と諸手を挙げて喜ぶしかない。
正直、本作は第二弾、第三弾と次々に展開していってもらいたい!!
いやいや、出来れば当時のアルバムをまるまる復刻してもらいたい!!!
まさに秀逸なオムニバスアルバムでありました。
そうそう、このアルバム、全曲音が良いのにはビックリしました。
ほとんどが1950年代と1960年代の録音なので、音質は諦めていたのだけれど、マスターテープがしっかりと残っていたのか、とにかくクリアで厚みのある素晴らしい音質なので、「資料的なアルバム」というだけでなく、「日常的に聴きたいアルバム」になること間違いなし!
7階のタワーレコードでOzzy Osbourneの『Scream
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この日も、時間潰しに立ち寄っただけなのですが・・・。
CD&DVDコーナーを当てもなくブラブラしていると、YUIのニューアルバム『HOLIDAYS IN THE SUN
そして、いつも通り全く期待をせずにジャズコーナーを覗いてみると・・・
いつも通りのどうしようもない品揃え。
「やっぱり、見るだけ無駄か・・・」
と、諦めてレジに向かおうとしたところ・・・ジャズのオムニバス欄に「昭和ジャズ大全」の文字が・・・。
しかし、「スムースジャズ集」「ティータイム・ジャズ」などのどうしようもないタイトルのCDに並んで置いてあったので、「どうせダメだろうな・・・・」と思いながらも、昭和の日本人ジャズ好きなオイラとしては、とりあえず手に取ってみました。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・・・・買わなきゃ!!
と言うわけで、これが『秀逸』な作品なのでありあました。

昭和ジャズ大全 ~幻の名盤・秘蔵盤~
レーベル:コロムビアミュージックエンタテインメント
品番:COCB53913→5
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結局、土曜日は仕事終わりが夜の10時過ぎだったので、メグの会にも行けず、当然、買ったCDも聴けなかったのですが、翌日の日曜日に早速聴きました。
もうね、最高なんですよ。
3枚組のCDに収録されている曲は下記の通り。
■Disc-1
・レイモンド・コンデとゲイ・セプテット『ナイトクラブで踊りましょう』より
1:Rose Room
2:Nature Boy
3:Oh, Lady Be Good
4:別れても
5:You Belong To Me(未収録曲)
・中村八大モダン・トリオ『日本の旅』より
6:黒田節
7:ソーラン節
8:お江戸日本橋
9:八木節
・小野満とトリオ『ファンキー・ジャム・セッション』より
10:'S Wonderfil
11:Blues In The Closet
12:Over The Rainbow
・平岡精二とクインテット『あいつ/平岡精二作品集』より
13:あいつ
14:つめ
15:電話
16:夜
・フランキー堺とシティ・スリッカーズ『スパイク・ジョーンズ・スタイル』より
17:ウィリアム・テル序曲
18:かっぽれ
19:炭坑節
20:芸者フラ
■Disc-2
・鈴木章治とリズム・エース『クラリネット・スタンダード・デラックス』より
1:Petite Fleur
2:Tea For Two
3:In The Shade Of The Old Apple Tree
4:Bei Bir Bist Du Schoen
・北村英治とオール・スターズ『ベニー・グッドマンの想い出』より
5:Stardust
6:Body And Soul
7:Memories Of You
8:Moon Glow
・藤家虹二/COZYポップ・オーケストラ『ダイナ/魅惑のクラリネット想い出をうたう』より
9:Sanghai Lil
10:My Blue Heaven
11:Smiling Irish Eyes
12:In Einer Kleinen Konditorei
・松本英彦クインテット『決定盤!これぞブルース』より
13:St. Louis Blues
14:Stranger On The Shore
15:Blues De Memphis
16:The Touch
・渡辺貞夫/間宮利之とニュー・ハード『家路/渡辺貞夫モダン・ジャズ・アルバム』より
17:Goin' Home
18:And I Love Her
19:The Days of Wine And Roses
20:The Shadow Of Your Smile
■Disc-3
・秋吉敏子『トシコの子守歌』より
1:毬と殿様
2:Three Blind Mice
3:The March
4:トシコの子守歌
・ジョージ川口とビッグ・フォー『ブロー・ブロー・ビッグ・フォー』より
5:Lullaby Of Birdland
6:The Autumn Leaves
7:Flying Home
8:Caravan
・南里文雄/間宮利之とニュー・ハード『栄光のトランペッター南里文雄』より
9:The World Is Waiting For The Sunrise
10:When The Saints Go Marching In
11:Hello Dolly
12:Chicago
・ウエスト・ライナーズ『モダン・ジャズ・スクリーン・ムード』より
13:Melodie En Sous-Sol
14:The James Bond Theme
15:Les Liaisons Dangereuses
16:Moon River
・美空ひばり/原信夫とシャープス・アンド・フラッツ『ひばりジャズを歌う』より
17:It's Only A Paper Moon
18:Lover, Come Back To Me
19:Love Is A Many-Splendored Thing
・美空ひばり/フォア・ブラザーズ SP盤より
20:Take The "A" Train
もうね、垂涎盤からの選りすぐりな訳ですが、特に感動は、中村八大の『日本の旅』とフランキー堺とシティ・スリッカーズの『スパイク・ジョーンズ・スタイル』ですよ。
もう、キレまくってます。
このノリが昭和の時代の熱気だ!
このバイタリティが昭和の芸能界を引っ張ってきた牽引力だ!
『スパイク・ジョーンズ・スタイル』からの曲なんか、谷啓さん、植木等さんも参加しており、まさに喜劇の音楽そのもの!
中村八大は昭和ジャズに興味を持つまでは坂本九の歌の作曲家というイメージしかなかったし、フランキー堺なんて、オイラが生まれたときには役者として大成した後だったから、幼いオイラは役者のイメージしかない。
この二人の真の姿をしっかりと見せてくれるこの選曲には、正直、「コロムビア、やるじゃねぇか!」と諸手を挙げて喜ぶしかない。
正直、本作は第二弾、第三弾と次々に展開していってもらいたい!!
いやいや、出来れば当時のアルバムをまるまる復刻してもらいたい!!!
まさに秀逸なオムニバスアルバムでありました。
そうそう、このアルバム、全曲音が良いのにはビックリしました。
ほとんどが1950年代と1960年代の録音なので、音質は諦めていたのだけれど、マスターテープがしっかりと残っていたのか、とにかくクリアで厚みのある素晴らしい音質なので、「資料的なアルバム」というだけでなく、「日常的に聴きたいアルバム」になること間違いなし!