2010/06/05 福田重男&市原ひかりライブ
昨日の6月5日、吉祥寺MEGの福田重男さん(p)と市原ひかりさん(tp)のデュオライブに行って参りました。
最近MEGでのライブはご無沙汰だったので、昔の勘を取り戻すためにも、以前通り少し早めに吉祥寺に到着。
今回はdisk unionに寄り道せずにまっすぐMEGへ。
店内に入ると、福田さんと市原さんは曲順などの打ち合わせ中。
リハーサル中では無い様なので店長の新井さんに確認を取って入店。
しばらく新井さんとパソコンの話で盛り上がりました。(なんでも近々Macを買うのだとか)
その後、席に座りながら打ち合わせをしている福田さんと市原さんを眺めつつ、「そう言えば、福田さんのライブは初めて聴くなぁ・・・。市原さんのライブは3年ぶり、前回もMEGで、その時は店に入った途端にエレキベースのチョッパー音がほとばしっていて刺激的だったなぁ・・・」などと考えていたら、続々とMEG常連の方々が来店してきました。
そんなMEG常連の方々のお一人とお喋りをしていると・・・Jazz&Latin歌手のMAYAさんが登場。
新井さんor寺島さんへの連絡かな?
というわけで、今度はMAYAさんと色々お喋り。
しっかし・・・またセットが大変そうなヘアースタイルになられておりました。
尚、9月発売のニューアルバム、MAYAさんに色々なアイデアがあるそうで、これから面白いことになりそうです。
そんなMAYAさん、福田さんと市原さんとご挨拶。

福田さんとMAYAさん

市原さんとMAYAさん
しっかりと写真を撮らせていただきました。
そんなこんなをしていたら、MEGのWebサイト管理人の平井さんも到着し、MAYAさんは帰宅。(明日ニューアルバムのジャケット撮影らしい)
そしていよいよ、ライブの始まりです。

福田さんと市原さんの関係は、市原さんのお父さん、ドラマーの市原康さんのトリオのピアニストとして活動されていた福田さんが、打ち合わせのために市原康さんのお宅に伺った際に、ひかりさんがいらっしゃったのだそうです。
ちなみに打ち合わせしたのは、ディズニーグッズに溢れたひかりさんのお部屋だったとか。
うん、確かに、ディズニーが似合う感じがする。
ちなみに、福田さんと市原康さんのトリオのCDはこれ↓


Light In The Darkness / Trio’
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ちなみにTrio'のCDはこの他にも有ります。
あぁ、そうか。
そう言えばTrio'のベーシストは森泰人さんだ。
だからこの日、Lars janssonの曲を演奏したんだ。

福田さんのピアノはCDでは聴いていた。
けれど今日はトランペットとのデュオということでベースやドラムのリズム隊は居ない。
トランペットがリズムをとるわけはなく、ソロ以外ではトランペットへのリズムも送らなければならず、福田さんは大変だったかも。
しかし、聴いているコチラは、その微妙な緊張感が心地良く、さらに福田さんの哀愁溢れる旋律の波に呑まれてとても気持ちイイ。
だからソロの時にガーッ!と盛り上がって来ると急にグルーヴして、水鳥の羽毛で撫でられていた気持ちよさから、ガツン!と殴られて気持ちよくノックダウンされるように、全身が紅潮するような気持ちよさで魅了されてしまう。
ちなみに、そういうときの市原さんは、福田さんの背中を見ながら「あ、来るな」という感じでニッコリと笑っていた。

市原さんのトランペット、久しぶりに生で聴いた。
やっぱりライブ、良いよなぁ。
トランペットの音が「痛く」ない。
トランペットは音がキンキンと耳に突き刺さるようで好きじゃない・・・という人もいるかも知れませんが(以前、知り合いにそういう人がいたので)、市原さんのトランペットは真正面で聴いても頭が痛くなるようなキンキンとした音色ではなく、暖かく包容力のある音色。
しかし、演奏自体は非常にエキサイティング。
また、顔の表情も非常に豊かで、音色と演奏と共に聴衆を釘付けにしてしまいます。



前述の通り、ラーシュ・ヤンソンの曲を演奏したときの福田さん演奏が感動的だった。
ラーシュ・ヤンソンの曲も演奏も好きで良く聴くのだけれど、ラーシュの演奏は、全体的に暖かく、しかしどこかもの悲しいフレーズを引き出してくるのが魅力だと思っているのだけれど、福田さんの演奏では、さらに哀愁の要素がふんだんに盛り込まれているような感じがして、よりオイラの琴線に触れてきました。
「どこが「より哀愁」なの?」と聞かれるとなかなか言葉に出来ないのがもどかしい。
聴きながらであれば、「ここ、ここが感動するほどに哀愁的!」と言えるのだけれど・・・。
大雑把に感覚で言うと、「ラーシュのもの悲しいフレーズの一つ後に、さらに哀愁溢れるワンフレーズ、ワンアクションが盛り込まれている感じ」なのだ。

市原さんは父親の盟友としっかり渡り合っている。
リズム隊が居ないのでピアノソロ後の明確な「入り所」が不明瞭な中、福田さんとのアイコンタクトでスッと入ってきては、福田さんの演奏に魅了されていたお客さんを自分のフィールドに引き込んでいきます。
「譲られて」いるのではなくて、しっかりとした実力で「惹き付け」ています。
また、ご自身のオリジナル曲、イイんだなぁ。
以前、矢野沙織の「砂とスカート」を聴いたときに感激したんだけど、市原さんの曲はメロディーが美しくてジャズジャズしていないのにジャズになる曲で、そういう意味で言うと、スタンダードになり得る曲が多いのかもしれない。
今日のライブで演奏された「梅雨あけ」なんか、爽やかなジャズで思いきり聴き入ってしまった。

ライブ終わりに福田さんと市原さんのツーショットをいただきました。
福田さん、初めてお会いしたけれどとても気さくな方で良かった・・・。
市原さんのライブも久しぶりに堪能できた。
前回ライブで聴いてからの3年間の進化も実感できた。
やっぱりライブは行ってなんぼ。
少し忙しくてもなんとかして行かなきゃね。
福田さん、市原さん、素晴らしいライブどうもありがとうございました。


MOVE ON / 市原ひかり
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最近MEGでのライブはご無沙汰だったので、昔の勘を取り戻すためにも、以前通り少し早めに吉祥寺に到着。
今回はdisk unionに寄り道せずにまっすぐMEGへ。
店内に入ると、福田さんと市原さんは曲順などの打ち合わせ中。
リハーサル中では無い様なので店長の新井さんに確認を取って入店。
しばらく新井さんとパソコンの話で盛り上がりました。(なんでも近々Macを買うのだとか)
その後、席に座りながら打ち合わせをしている福田さんと市原さんを眺めつつ、「そう言えば、福田さんのライブは初めて聴くなぁ・・・。市原さんのライブは3年ぶり、前回もMEGで、その時は店に入った途端にエレキベースのチョッパー音がほとばしっていて刺激的だったなぁ・・・」などと考えていたら、続々とMEG常連の方々が来店してきました。
そんなMEG常連の方々のお一人とお喋りをしていると・・・Jazz&Latin歌手のMAYAさんが登場。
新井さんor寺島さんへの連絡かな?
というわけで、今度はMAYAさんと色々お喋り。
しっかし・・・またセットが大変そうなヘアースタイルになられておりました。
尚、9月発売のニューアルバム、MAYAさんに色々なアイデアがあるそうで、これから面白いことになりそうです。
そんなMAYAさん、福田さんと市原さんとご挨拶。

福田さんとMAYAさん

市原さんとMAYAさん
しっかりと写真を撮らせていただきました。
そんなこんなをしていたら、MEGのWebサイト管理人の平井さんも到着し、MAYAさんは帰宅。(明日ニューアルバムのジャケット撮影らしい)
そしていよいよ、ライブの始まりです。

福田さんと市原さんの関係は、市原さんのお父さん、ドラマーの市原康さんのトリオのピアニストとして活動されていた福田さんが、打ち合わせのために市原康さんのお宅に伺った際に、ひかりさんがいらっしゃったのだそうです。
ちなみに打ち合わせしたのは、ディズニーグッズに溢れたひかりさんのお部屋だったとか。
うん、確かに、ディズニーが似合う感じがする。
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あぁ、そうか。
そう言えばTrio'のベーシストは森泰人さんだ。
だからこの日、Lars janssonの曲を演奏したんだ。

福田さんのピアノはCDでは聴いていた。
けれど今日はトランペットとのデュオということでベースやドラムのリズム隊は居ない。
トランペットがリズムをとるわけはなく、ソロ以外ではトランペットへのリズムも送らなければならず、福田さんは大変だったかも。
しかし、聴いているコチラは、その微妙な緊張感が心地良く、さらに福田さんの哀愁溢れる旋律の波に呑まれてとても気持ちイイ。
だからソロの時にガーッ!と盛り上がって来ると急にグルーヴして、水鳥の羽毛で撫でられていた気持ちよさから、ガツン!と殴られて気持ちよくノックダウンされるように、全身が紅潮するような気持ちよさで魅了されてしまう。
ちなみに、そういうときの市原さんは、福田さんの背中を見ながら「あ、来るな」という感じでニッコリと笑っていた。

市原さんのトランペット、久しぶりに生で聴いた。
やっぱりライブ、良いよなぁ。
トランペットの音が「痛く」ない。
トランペットは音がキンキンと耳に突き刺さるようで好きじゃない・・・という人もいるかも知れませんが(以前、知り合いにそういう人がいたので)、市原さんのトランペットは真正面で聴いても頭が痛くなるようなキンキンとした音色ではなく、暖かく包容力のある音色。
しかし、演奏自体は非常にエキサイティング。
また、顔の表情も非常に豊かで、音色と演奏と共に聴衆を釘付けにしてしまいます。



前述の通り、ラーシュ・ヤンソンの曲を演奏したときの福田さん演奏が感動的だった。
ラーシュ・ヤンソンの曲も演奏も好きで良く聴くのだけれど、ラーシュの演奏は、全体的に暖かく、しかしどこかもの悲しいフレーズを引き出してくるのが魅力だと思っているのだけれど、福田さんの演奏では、さらに哀愁の要素がふんだんに盛り込まれているような感じがして、よりオイラの琴線に触れてきました。
「どこが「より哀愁」なの?」と聞かれるとなかなか言葉に出来ないのがもどかしい。
聴きながらであれば、「ここ、ここが感動するほどに哀愁的!」と言えるのだけれど・・・。
大雑把に感覚で言うと、「ラーシュのもの悲しいフレーズの一つ後に、さらに哀愁溢れるワンフレーズ、ワンアクションが盛り込まれている感じ」なのだ。

市原さんは父親の盟友としっかり渡り合っている。
リズム隊が居ないのでピアノソロ後の明確な「入り所」が不明瞭な中、福田さんとのアイコンタクトでスッと入ってきては、福田さんの演奏に魅了されていたお客さんを自分のフィールドに引き込んでいきます。
「譲られて」いるのではなくて、しっかりとした実力で「惹き付け」ています。
また、ご自身のオリジナル曲、イイんだなぁ。
以前、矢野沙織の「砂とスカート」を聴いたときに感激したんだけど、市原さんの曲はメロディーが美しくてジャズジャズしていないのにジャズになる曲で、そういう意味で言うと、スタンダードになり得る曲が多いのかもしれない。
今日のライブで演奏された「梅雨あけ」なんか、爽やかなジャズで思いきり聴き入ってしまった。

ライブ終わりに福田さんと市原さんのツーショットをいただきました。
福田さん、初めてお会いしたけれどとても気さくな方で良かった・・・。
市原さんのライブも久しぶりに堪能できた。
前回ライブで聴いてからの3年間の進化も実感できた。
やっぱりライブは行ってなんぼ。
少し忙しくてもなんとかして行かなきゃね。
福田さん、市原さん、素晴らしいライブどうもありがとうございました。

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