久しぶりにオーディオネタ スピーカーケーブル『シルバーオーバル』 其の弐
一昨日の続き。
前回までのあらすじ。
オーディオケーブルメーカー「ANALYSIS PLUS」の輸入代理店のオンラインショップ『CFEオンラインショップ』のオークションでスピーカーケーブル『シルバーオーバル スピーカーケーブル 1.2mペア』をゲットしたオイラ。
メインスピーカーとして使っているAudio PhysicのMEDEAのウーファーユニット用に使いたいと、シルバーオーバルに馬鹿みたいに小さいミニバナナプラグを半田で取り付け、早速試聴を始めたのでありました・・・
というわけで、ラックと積んである山の中からCDを何枚かチョイスし、以前の音とどう変わったのか聴き比べてみることに。
まずはコチラ。

LET MY TEARS SING / 安ヵ川大樹
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ブログでも何度か書いたことがあるけれど、ベーシスト、安ヵ川大樹さんのソロアルバム。
アルバム1枚まるまるベースのソロ・・・これだけで牽制する人もいるかなぁ。
でもね、これ、まず音がイイんです。
それに、ベースのソロをじっくりと、情感たっぷりと聴かせてくれる安ヵ川さんの演奏が見事。
やっぱりね、せっかくウーファーユニットのケーブルを変えたんだから、ベースをたっぷりと聴きたいじゃないですか。
ということで、コレを聴いてみることに。
なるほど、TUNAMI NIGOと比べると、温度はやや下がりました。
低音は締まり、しかし痩せることなく、しっかりと沈んでいます。
で、温度が下がって音調がやや冷静になっているせいか、低域の解像度が上がり、音全体の空気感がドッと増しました。
指に弾かれたベースの弦の揺れがフッと見えてくるようです。
これは・・・結構イイぞ。
お次はコチラ。


FIVE FOR FUN / HIGH FIVE
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さっきが一人だったので、今度は5人組。
イタリアの伊達男達、HIGH FIVE Quintetの熱い演奏です。
音質が中~低音が厚く、ボリューム感のあるCDなので、低音が締まりすぎていないかをチェック。
TUNAMI NIGOに比べると全体が締まっているけれど、少し音像が眠たい。
1曲目のFive For Funを通して聴いてみたけれど、中~高域と低域のフォーカスが少しズレている感じだ。
まだケーブルが馴染んでいないのかなぁ?
しばらく様子を見てみよう。
お次はクラシック。


Saint-Saëns Symphony No.3 / Boston Symphony&Munch(xrcd2)
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xrcdとは言え古い録音だし、楽器の音が一つ一つ明瞭に・・・というわけにはいかないのだけれど、なんと言っても第4楽章でオーケストラとパイプオルガンが合奏する辺りなんか、他の作品よりも重厚なんですね。
その辺りのスケールと、やはり低音を感じたい・・・と言うことで、早速試聴。
うんうん、パイプオルガンの重厚な響きが何とも言えません。
TUNAMI NIGOとの比較で言うと、パイプオルガンの最低音が出る直前の空気感がグッと増した。
これも低域の量感はそのままに音が締まった功績かな。
お次はクラシックじゃないコチラ。


THE 刑事 / シエナ・ウィンド・オーケストラ
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シエナ・ウィンド・オーケストラが本気で遊びました・・・っていう感じの本作。
これは結構録音も良いのだけれど・・・随分吹っ切れた内容ですねぇ・・・。
先日、題名のない音楽会で柳沢慎吾さんをゲストに呼んで大々的に宣伝してましたねぇ。
で、TUNAMI NIGOとの差は・・・1曲目の「ルパン三世'80」を聴くと、エレキベースの音がよりスッキリとして、管楽器の音を引き立てる様になりました。
ちなみに、コレも聴いてみました↓


ピアノ協奏曲第1番「エンカウンター」「ボレロ」 / 山下洋輔&佐渡裕
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こちらは、佐渡裕さんが式台の上で力んだ時の足音(?)がもう・・・良く聞こえる様になりました(笑)。
そして最後・・・低音と言えばこれ。


怒濤万里 / 鬼太鼓座
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和太鼓ですよ、和太鼓。
大太鼓の勇壮で重厚、ダイナミックで血の沸騰する様な音はおよそオーディオでは鳴らすことはできませんが、鳴らしてみたいんだよねぇ・・・
というわけでこれ、ボリュームを間違えれば確実にスピーカー泣かせのCDなのです。
ちなみに今回は、DVD-Audio盤を鳴らしてみました。コレまでのCDはORACLEのCD1000とCHORDのDAC64で鳴らしていましたが、このディスクはLINNのUNIDISK1.1を用いて2ch-192KHz/24bitで鳴らしてみました。
う~ん・・・大太鼓の沈み込む重低音が全身をビンビンと痺れさせます。
低音の量感自体は痩せず、筋肉質にキュッと締まったので、濁りが無くなりより太鼓のディテールがしっかりとし、TUNAMI NIGOで聴いていた音にはややぜい肉が載っていた様に思えてしまいます。
まるで眼前に浮かび、鬼太鼓座の座員の肉体が真っ赤に紅潮していくのが見えるようです。
うん、イイ。
まだ接続したばかりなのでシステムに馴染んでいないし、ケーブルのバーンインも終えていないので、恐らくまだまだ良くなっていくのでしょう。
大編成の量感たっぷりのJAZZではまだウーファーとマンガーユニットの音が馴染まない感じがしますが、これも時間が経ってバーンインが終われば、改善するでしょう。
しばらくこのまま、いつもより大きめの音量で使ってみようと思います。
前回までのあらすじ。
オーディオケーブルメーカー「ANALYSIS PLUS」の輸入代理店のオンラインショップ『CFEオンラインショップ』のオークションでスピーカーケーブル『シルバーオーバル スピーカーケーブル 1.2mペア』をゲットしたオイラ。
メインスピーカーとして使っているAudio PhysicのMEDEAのウーファーユニット用に使いたいと、シルバーオーバルに馬鹿みたいに小さいミニバナナプラグを半田で取り付け、早速試聴を始めたのでありました・・・
というわけで、ラックと積んである山の中からCDを何枚かチョイスし、以前の音とどう変わったのか聴き比べてみることに。
まずはコチラ。

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アルバム1枚まるまるベースのソロ・・・これだけで牽制する人もいるかなぁ。
でもね、これ、まず音がイイんです。
それに、ベースのソロをじっくりと、情感たっぷりと聴かせてくれる安ヵ川さんの演奏が見事。
やっぱりね、せっかくウーファーユニットのケーブルを変えたんだから、ベースをたっぷりと聴きたいじゃないですか。
ということで、コレを聴いてみることに。
なるほど、TUNAMI NIGOと比べると、温度はやや下がりました。
低音は締まり、しかし痩せることなく、しっかりと沈んでいます。
で、温度が下がって音調がやや冷静になっているせいか、低域の解像度が上がり、音全体の空気感がドッと増しました。
指に弾かれたベースの弦の揺れがフッと見えてくるようです。
これは・・・結構イイぞ。
お次はコチラ。

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イタリアの伊達男達、HIGH FIVE Quintetの熱い演奏です。
音質が中~低音が厚く、ボリューム感のあるCDなので、低音が締まりすぎていないかをチェック。
TUNAMI NIGOに比べると全体が締まっているけれど、少し音像が眠たい。
1曲目のFive For Funを通して聴いてみたけれど、中~高域と低域のフォーカスが少しズレている感じだ。
まだケーブルが馴染んでいないのかなぁ?
しばらく様子を見てみよう。
お次はクラシック。

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その辺りのスケールと、やはり低音を感じたい・・・と言うことで、早速試聴。
うんうん、パイプオルガンの重厚な響きが何とも言えません。
TUNAMI NIGOとの比較で言うと、パイプオルガンの最低音が出る直前の空気感がグッと増した。
これも低域の量感はそのままに音が締まった功績かな。
お次はクラシックじゃないコチラ。

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これは結構録音も良いのだけれど・・・随分吹っ切れた内容ですねぇ・・・。
先日、題名のない音楽会で柳沢慎吾さんをゲストに呼んで大々的に宣伝してましたねぇ。
で、TUNAMI NIGOとの差は・・・1曲目の「ルパン三世'80」を聴くと、エレキベースの音がよりスッキリとして、管楽器の音を引き立てる様になりました。
ちなみに、コレも聴いてみました↓

ピアノ協奏曲第1番「エンカウンター」「ボレロ」 / 山下洋輔&佐渡裕
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そして最後・・・低音と言えばこれ。

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和太鼓ですよ、和太鼓。
大太鼓の勇壮で重厚、ダイナミックで血の沸騰する様な音はおよそオーディオでは鳴らすことはできませんが、鳴らしてみたいんだよねぇ・・・
というわけでこれ、ボリュームを間違えれば確実にスピーカー泣かせのCDなのです。
ちなみに今回は、DVD-Audio盤を鳴らしてみました。コレまでのCDはORACLEのCD1000とCHORDのDAC64で鳴らしていましたが、このディスクはLINNのUNIDISK1.1を用いて2ch-192KHz/24bitで鳴らしてみました。
う~ん・・・大太鼓の沈み込む重低音が全身をビンビンと痺れさせます。
低音の量感自体は痩せず、筋肉質にキュッと締まったので、濁りが無くなりより太鼓のディテールがしっかりとし、TUNAMI NIGOで聴いていた音にはややぜい肉が載っていた様に思えてしまいます。
まるで眼前に浮かび、鬼太鼓座の座員の肉体が真っ赤に紅潮していくのが見えるようです。
うん、イイ。
まだ接続したばかりなのでシステムに馴染んでいないし、ケーブルのバーンインも終えていないので、恐らくまだまだ良くなっていくのでしょう。
大編成の量感たっぷりのJAZZではまだウーファーとマンガーユニットの音が馴染まない感じがしますが、これも時間が経ってバーンインが終われば、改善するでしょう。
しばらくこのまま、いつもより大きめの音量で使ってみようと思います。