遅ればせながら MAYA Concert in 赤レンガ倉庫
もう1週間経っちゃうのか・・・
先週の金曜日、12月11日に横浜の赤レンガ倉庫でジャズ&ラテンシンガーMAYAさんのコンサートが行われました。
とても良いコンサートでしたが、かいつまんでご紹介。
本日のコンサートは二部構成。
第一部は松尾明トリオとの競演。
第二部はMAYA Collezによる演奏。
特に今回のMAYA Collezはギターに関根彰良さんが加入。
なかなか全員の揃った演奏を聴く機会はありません。
超楽しみであります。
というわけで、まずは第一部の松尾明トリオ&MAYAさん。
オープニング映像の後、真っ暗になったステージをスポットライトが照らし、寺村容子さんのピアノソロ、桑田佳祐の「白い恋人達」でコンサートの幕が開きます。

このピアノソロが凄かった!
とっても繊細で感情がこみ上げてくるような演奏。「白い恋人達」の世界が見事にバラードに生まれ変わっています。
凄いぞ!寺村容子ワールドに引き込まれていく様だ!!
そして、白い恋人達が終わると、ベースの嶌田憲二さん、ドラムでリーダーの松尾明さん、そしてMAYAさんが加わり、クリスマスの定番「Let It Snow」が始まります。

MAYAさんの歌声、凄く久しぶり。
CDやiPodでは何度も聴いているけれど、やっぱり生で聴く歌声は別格だ。
「Let It Snow」から「Don't Let Me Be Misunderstood」、「黒い瞳」へと続いていきますが、どの歌も、その調子に合わせて歌声の表情がどんどんと変わっていきます。
これがMAYAワールドなのでしょう。
曲が進んで行くにつれ、どんどんとMAYAワールドに引き込まれていきます。
お客さんも同じ気分だったに違いありません。

嶌田さんのベースは今日も力強くリズムを刻み、強靭なベース音が演奏全体を重厚に彩っていきます。
弾き出されるベースの一音一音は輪郭が明瞭で澱みは無く、それが華やかな曲ではアクセントになり、バラードではMAYAさんの歌声を太い水晶の柱の様にどっしりと支えます。
いやぁ、やっぱり松尾明トリオに嶌田さんは必須。

松尾さんのドラムは今日も健在。
強く歯切れのいいアタック感が何とも言えません。
MAYAさんも水を得た魚の様にドラムの軽快なリズムに乗って踊る様に歌います。

そして第一部の終わりにはMAYAさんの原点のアルバム「Why Tri To Change Me Now?」から
「I Miss You So」
「My Heart Belong To Daddy」
の2曲を歌ってくれました。
My Heart Belong To Daddyは普段のライブでも良く歌っているけれど、やっぱりこう、“ジャズ”を歌ってくれるとホッとするのはなぜでしょう?
MAYAさんのラテンやポピュラーも良いけれど、やっぱりジャズがMAYAさんの歌手の原点なのだ。
そんなこんなで、新旧のMAYAさんの魅力をたっぷりと楽しめた第一部でありました。
そして休憩を挟んで第二部。
今度はいよいよMAYA Collezの登場です。

第二部の1曲目は「稲村ジェーン」。
アルバム「マルチニークの女
」の1曲目に収録されている桑田佳祐作詞作曲の稲村ジェーン。
この出だしの関根さんのギターが格好良いのだけれど・・・
ぬはぁ~~っ!

冒頭、関根さんのギターソロが格好良いのなんのって!
フラメンコギターで激しく掻き鳴らされるメロディーの嵐!
長時間聴いても絶対に飽きないその迫力はただただ感動するばかりです。
・・・その関根さんのギターソロが終わると・・・

MAYAさんの登場です。
黒い衣装に衣替えし、その他のメンバーは真っ白なドレスとスーツとシャツ。
(メンバーの方は「白いドレスやだ~!」とか「上下真っ白なんて嫌だ~!」と悲鳴が上がっていたとかいないとか?)
しかし、MAYA Collezのゴージャスなサウンドで聴くMAYAさんの歌もイイ!
必然的にラテン色が濃くなるけれど、このノリはやめられません。

今回も絡み付くような艶っぽい音色と、シャウトする力強い演奏で楽しませてくれた池田雅明さんのトロンボーン。
真っ白なスーツを着てサングラスをかけた池田さん、「ホストみたい~」と言われていたみたいです。
まぁ、ホストかどうかはさておき・・・こんな風貌の池田さんにこんなトロンボーンを聴かせられたら、コロッといっちゃう女性も少なくないはず。
艶っぽさと力強さを両立させた池田さんのトロンボーンはMAYA Collezには必須です。

そしてMAYA Collezの要ともいえる森里子さんのヴァイオリン。
これがまた激しくて、激しくて・・・サイコウ。
今回はブチブチ切れた弓を振り乱しながら演奏する様なことはなかったけれど、その熱狂的な演奏は変わりません。
望遠レンズでシャッター速度1/30で撮ろうにも・・・全然追っつきません(苦笑)。
この森さんのヴァイオリンがなかったらMAYA Collezはここまで特徴的なバンドにならなかったのではないでしょうか。

寺村さんのピアノも池田さんや森さんに負けていません。
豪快に力強く、そして女性らしい華やかさをまき散らしながら、MAYA Collezの演奏を豪華に彩っていきます。

嶌田さんだって負けません。
MAYA Collezのメンバーが次々に繰り広げていくアドリブをバッチリと支えつつ、決してリズム隊に甘んじません。
ややもするとバラバラになりそうな全員の演奏を、特徴的にガチッとしたベースでしっかりと繋ぎ合わせ、大人数ならではのグルーヴがうねりとなって会場中に広がっていきます。

松尾さんは関根さんとのバトルセッションが最高でした。
関根さんがギターを掻き鳴らすと、それに呼応して松尾さんは負けじと洪水のようなドラムで応酬します。
すると今度はまた関根さんが・・・
相乗効果が相乗効果を生み、最高に白熱した演奏でした。

MAYAさんもMAYA Collezのメンバーの演奏を吸収しながら、最高の歌声で会場いっぱいのお客さんを魅了し、アンコールでは「恋の女のストーリー」「Fanm Matinik Dou」で締めくくり、コンサートは終了しました。
やっぱりライブは最高だね。
久しぶりにMAYAさんの歌を聴けて大満足。
1週間経ってもその興奮は色褪せない最高のコンサートでした!
そうそう、会場には女優の山口いづみさんも遊びに来ていらっしゃいました。
他にも、Bar Bar Barの鶴岡社長はもちろん、本
の時にお世話になった日影茶屋の十代目角田庄右衛門さん、吉祥寺MEGの寺島さん、ゾノトーンの前園社長もいらっしゃっており、ご挨拶をさせていただきました。
MAYAファンの皆さんとも久しぶりにお会いできたりしてとても楽しかった。
やっぱりライブやコンサートには行かなきゃダメですね。
で、最後はMAYAさんの目線写真でレポを終了いたします。

先週の金曜日、12月11日に横浜の赤レンガ倉庫でジャズ&ラテンシンガーMAYAさんのコンサートが行われました。
とても良いコンサートでしたが、かいつまんでご紹介。
本日のコンサートは二部構成。
第一部は松尾明トリオとの競演。
第二部はMAYA Collezによる演奏。
特に今回のMAYA Collezはギターに関根彰良さんが加入。
なかなか全員の揃った演奏を聴く機会はありません。
超楽しみであります。
というわけで、まずは第一部の松尾明トリオ&MAYAさん。
オープニング映像の後、真っ暗になったステージをスポットライトが照らし、寺村容子さんのピアノソロ、桑田佳祐の「白い恋人達」でコンサートの幕が開きます。

このピアノソロが凄かった!
とっても繊細で感情がこみ上げてくるような演奏。「白い恋人達」の世界が見事にバラードに生まれ変わっています。
凄いぞ!寺村容子ワールドに引き込まれていく様だ!!
そして、白い恋人達が終わると、ベースの嶌田憲二さん、ドラムでリーダーの松尾明さん、そしてMAYAさんが加わり、クリスマスの定番「Let It Snow」が始まります。

MAYAさんの歌声、凄く久しぶり。
CDやiPodでは何度も聴いているけれど、やっぱり生で聴く歌声は別格だ。
「Let It Snow」から「Don't Let Me Be Misunderstood」、「黒い瞳」へと続いていきますが、どの歌も、その調子に合わせて歌声の表情がどんどんと変わっていきます。
これがMAYAワールドなのでしょう。
曲が進んで行くにつれ、どんどんとMAYAワールドに引き込まれていきます。
お客さんも同じ気分だったに違いありません。

嶌田さんのベースは今日も力強くリズムを刻み、強靭なベース音が演奏全体を重厚に彩っていきます。
弾き出されるベースの一音一音は輪郭が明瞭で澱みは無く、それが華やかな曲ではアクセントになり、バラードではMAYAさんの歌声を太い水晶の柱の様にどっしりと支えます。
いやぁ、やっぱり松尾明トリオに嶌田さんは必須。

松尾さんのドラムは今日も健在。
強く歯切れのいいアタック感が何とも言えません。
MAYAさんも水を得た魚の様にドラムの軽快なリズムに乗って踊る様に歌います。

そして第一部の終わりにはMAYAさんの原点のアルバム「Why Tri To Change Me Now?」から
「I Miss You So」
「My Heart Belong To Daddy」
の2曲を歌ってくれました。
My Heart Belong To Daddyは普段のライブでも良く歌っているけれど、やっぱりこう、“ジャズ”を歌ってくれるとホッとするのはなぜでしょう?
MAYAさんのラテンやポピュラーも良いけれど、やっぱりジャズがMAYAさんの歌手の原点なのだ。
そんなこんなで、新旧のMAYAさんの魅力をたっぷりと楽しめた第一部でありました。
そして休憩を挟んで第二部。
今度はいよいよMAYA Collezの登場です。

第二部の1曲目は「稲村ジェーン」。
アルバム「マルチニークの女
この出だしの関根さんのギターが格好良いのだけれど・・・
ぬはぁ~~っ!

冒頭、関根さんのギターソロが格好良いのなんのって!
フラメンコギターで激しく掻き鳴らされるメロディーの嵐!
長時間聴いても絶対に飽きないその迫力はただただ感動するばかりです。
・・・その関根さんのギターソロが終わると・・・

MAYAさんの登場です。
黒い衣装に衣替えし、その他のメンバーは真っ白なドレスとスーツとシャツ。
(メンバーの方は「白いドレスやだ~!」とか「上下真っ白なんて嫌だ~!」と悲鳴が上がっていたとかいないとか?)
しかし、MAYA Collezのゴージャスなサウンドで聴くMAYAさんの歌もイイ!
必然的にラテン色が濃くなるけれど、このノリはやめられません。

今回も絡み付くような艶っぽい音色と、シャウトする力強い演奏で楽しませてくれた池田雅明さんのトロンボーン。
真っ白なスーツを着てサングラスをかけた池田さん、「ホストみたい~」と言われていたみたいです。
まぁ、ホストかどうかはさておき・・・こんな風貌の池田さんにこんなトロンボーンを聴かせられたら、コロッといっちゃう女性も少なくないはず。
艶っぽさと力強さを両立させた池田さんのトロンボーンはMAYA Collezには必須です。

そしてMAYA Collezの要ともいえる森里子さんのヴァイオリン。
これがまた激しくて、激しくて・・・サイコウ。
今回はブチブチ切れた弓を振り乱しながら演奏する様なことはなかったけれど、その熱狂的な演奏は変わりません。
望遠レンズでシャッター速度1/30で撮ろうにも・・・全然追っつきません(苦笑)。
この森さんのヴァイオリンがなかったらMAYA Collezはここまで特徴的なバンドにならなかったのではないでしょうか。

寺村さんのピアノも池田さんや森さんに負けていません。
豪快に力強く、そして女性らしい華やかさをまき散らしながら、MAYA Collezの演奏を豪華に彩っていきます。

嶌田さんだって負けません。
MAYA Collezのメンバーが次々に繰り広げていくアドリブをバッチリと支えつつ、決してリズム隊に甘んじません。
ややもするとバラバラになりそうな全員の演奏を、特徴的にガチッとしたベースでしっかりと繋ぎ合わせ、大人数ならではのグルーヴがうねりとなって会場中に広がっていきます。

松尾さんは関根さんとのバトルセッションが最高でした。
関根さんがギターを掻き鳴らすと、それに呼応して松尾さんは負けじと洪水のようなドラムで応酬します。
すると今度はまた関根さんが・・・
相乗効果が相乗効果を生み、最高に白熱した演奏でした。

MAYAさんもMAYA Collezのメンバーの演奏を吸収しながら、最高の歌声で会場いっぱいのお客さんを魅了し、アンコールでは「恋の女のストーリー」「Fanm Matinik Dou」で締めくくり、コンサートは終了しました。
やっぱりライブは最高だね。
久しぶりにMAYAさんの歌を聴けて大満足。
1週間経ってもその興奮は色褪せない最高のコンサートでした!
そうそう、会場には女優の山口いづみさんも遊びに来ていらっしゃいました。
他にも、Bar Bar Barの鶴岡社長はもちろん、本
MAYAファンの皆さんとも久しぶりにお会いできたりしてとても楽しかった。
やっぱりライブやコンサートには行かなきゃダメですね。
で、最後はMAYAさんの目線写真でレポを終了いたします。
