インターナショナルオーディオショウ2009
という訳で、今年も行って参りました。
東京は有楽町東京国際フォーラムで10月2日~4日の3日間開催されているハイエンドオーディオの大展示会『インターナショナルオーディオショウ2009』。
今回は出足が遅かったので、特に気になるブースを中心に回って参りました。
まずはハーマンインターナショナルのブースから。
ここはお馴染みJBLを擁する大手代理店。
そのハーマンインターナショナルのブースで今回、オイラが気になったのは・・・
コチラ↓

MARK LEVINSON
パワーアンプ『No.531H』と『No.532H』
実際にどのような音がするのか、どういう中身なのか・・・などは全く不明。
ただ、アンプを現在使用中のJOB500から他のアンプに買い替えたい・・・(元手は無いが)と思っているオイラとしては魅力的な商品です。
お次ぎに気になったのは、我がさいたま市の雄、C.E.C.のブースです。

この時にブースで鳴っていたウィーンアコースティック社のリファレンススピーカー『THE MUSIC』は、独特な外観のユニットなので、ユニット独特の音色が乗ってしまっているのではないかと思いましたが、実際には絹のような滑らかな耳障りで定位もよく、非常に好感の持てるスピーカーでした。
お次ぎはオイラが現在愛用しているDAC64のメーカーCHORDを擁する代理店、タイムロードで見つけた商品。
コチラ↓

Roth
iPod用プリメインアンプ『MUSIC COCOON MC4』
iPod用の真空管プリメインアンプで、価格も8万円以下と非常にお手頃。
作業中のBGMとして聴く分には十分かも。
ちなみに、Amazon.co.jp
でも買えるらしい。
そしていよいよ本日の本命、ステラヴォックス&ゼファンのブースへ。

ブース内向かって右側には、ゼファンの今年の目玉商品、OCEAN WAYの巨大スピーカー『HR-2』。
録音技師でもあるOCEAN WAY主宰のアラン・サイズ氏がコンシューマ向けに開発したモニタースピーカーとコンシューマスピーカーの間の子の様な本作。
鳴った音もその巨大な風貌の通り、非常に豪快で華やか。
特に低音の迫力には圧巻。
それでいてモニタースピーカー譲りの明晰で切れのある音はさすが。
でも・・・・こんな巨大な化け物スピーカー、誰がどういう部屋で鳴らすのか・・・。
ジャズオーディオには非常に面白い商品かも。
で、そんなゼファンブースにあったコイツも気になりました。

Xodus
パワーアンプ『X200』
これもまたどんな音がするのか、どういう中身なのかは不明。
でも・・・・・気になるなぁ・・・・
そしてコレ!
今年もこれを聴くためにやってきたのです。

Vivid Audioの『G1 GIYA』。
日本上陸前、海外のオーディオショウで発表された写真を見て以来、「コイツは絶対にイイ音がする!!」と確信を持っていました。
そして昨年、実際に聴いてみたその音は・・・・体中に鳥肌が立つ程感動してしまいました。
今年もその感動に酔いしれるべく、デモンストレーションの1時間以上前から最前列の真ん中の席に陣取り、G1 GIYAから音が発せられるのを今か、今かと待ち続けました。
(待っている間、隣のOCEAN WAYのデモンストレーション時に通訳をしていた女性が、雰囲気、水川あさみに似ていて美人だったのを遠巻きに観たりしていました。)
そしていよいよG1 GIYAのデモンストレーションです。
オーディオ評論家の菅野沖彦さんのトークと共に、菅野さんの選曲で次々とCDが再生されていきます。
そしてその度に全身が痺れるような自然で、風の様で、全ての楽器がそこに見え、決して音がバラバラにならず、音楽が全力で体中に刺ささる様な感覚に酔いしれます。
クラシックもジャズも、ジャンルにとらわれない再生能力の高さに、「あぁ、このシステムであのCDを聴いてみたい、あのレコードを・・・」と夢が膨らみます。
コイツは何年かかっても、絶対に手に入れたいスピーカーです。
そしてそんなG1 GIYAを駆動したアンプはコチラ↓

GOLDMUND
TELOS 1000 x 2pair
昨年は超弩級の化け物アンプTELOS 5000で鳴らしていましたが、今年はそれよりは現実的な(それでもやっぱり一般人には非現実的)TELOS 1000を2ペア使ってバイアンプ接続しています。
そしてプレイヤー関連はコチラ↓

新ブランドのEINSTEIN製CDトランスポートを使用しているようでしたが、詳細は不明。
G1 GIYAのデモンストレーション開始を待つまでの間に気づいたのですが、どうやらG1 GIYAのデモンストレーション直後の時間から、LINNブースで音楽評論家のピーター・バラカンさんが講演をするらしいのです。
実は私、ピーター・バラカンさんのファンなのです。
これは聞かないわけにはいかない!
ということで、菅野沖彦さんの講演(G1 GIYAのデモンストレーション)が終わり次第、小走りでLINNのブースへ・・・
が・・・既にブースは黒山の人集り。
ブースに入るのも困難な状況でした。
しかし幸い、まだピーター・バラカンさんは到着していないようで、我慢しながらブースに足を突っ込んでピーター・バラカンさんの到着を待つことに。
すると、お客さんがなんとか少しずつ奥に詰めていき、なんとかオイラもブースの中に入れました。
そしてピーター・バラカンさんも到着していよいよ講演の始まりです。

ね、すごい人集りでしょ!

結局オーディオの話というよりも、ビートルズの楽曲やオリジナル盤やリマスター盤の話に終始しましたが、これがまた面白い!
ビートルズは世代ではないから意識して聴いてきた訳ではないけれど、ちょっと影響されてみたくなりました。
たしかに、ビートルズはポピュラーミュージックの原点のような存在だものなぁ・・・。
ちなみに、10月5日からインターFMの朝7時から10時の枠で毎週月曜日から金曜日まで、ピーター・バラカンさんの番組が始まります。
30代以上の男性向けにおすすめの様々な曲をどんどんと紹介してくれるようなので非常に楽しみです。
是非皆さんも聴いてみてください。
で、講演が終わってお客さんと雑談をしていたピーター・バラカンさんにお願いをして一緒に写真を撮っていただきました。

いやぁ・・・とっても真面目で、気さくで、親しみやすい方でした。
ピーター・バラカンさん、どうもありがとうございました!
(写真を撮ってくれた方にも感謝!)
で、次に向かったのはEsotericブース。
やはりEsotericのプレイヤーやアンプ、Avantgarde-Acousticのスピーカーは押さえておかなきゃいけないでしょう。

G2世代に突入したAvantgardeのスピーカー。
その進化はネオジウムマグネットの搭載やトランスやコンデンサの大容量化などの様ですが、ジックリと聴くことは出来ませんでした。
次に立ち寄ったのは、大場商事のブース。

今回発表になったAvalon Acousticsの『Time』が鳴っていました。
これもまた魅力的な音。
スッキリと贅肉をそぎ落として、それでいてどこか暖かみのある透明感と温度感を兼ね備えたすばらしいスピーカー。
でも、ジェフロウランドのアンプ以外との相性の方が良いんじゃないかと思うのは私だけでしょうか・・・。
そして最後に立ち寄ったのはDigital Do Mainのブースです。

最近、ハイエンドからローエンドまでの様々な種類のアンプを発表していますが、個人的に一番興味を持ったのはB-5というパワーアンプ。特に天面のデザインが格好イイ。
実際にブースで鳴っていたのはB-1aだったけれど。
また、できればスピーカーはCabasseの上級機種で聴きたかったなぁ。
それは兎も角、オーディオパソコンを徹底してハイエンド化して、大容量化して、ネットワーク化した商品が面白い。
さすが西さんという感じかな。
西さん曰く、SACDをPCMのハイビット変換してメモリ上に読み取り、D/Aコンバーターに出力するハイエンドプレイヤーを開発中とか。
コチラも非常に楽しみ。
新進の国内ハイエンドオーディオメーカーとして、今後の活躍に大期待です。
で、帰り、大宮駅で「秘密のケンミンSHOW」で取り上げられた各地方の名品(?)が販売される「秘密のケンミン館」が4日まで出店しているのを思い出し、こんなのを買ってかえりました↓

最後
そういえば、今日は寺島さん(ジャズ評論家の寺島靖国さん)に会わなかったなぁ・・・・
と、家に帰って撮影した写真を整理していたら・・・・

あれ?
この人は・・・・・

寺島さんだ!
なんだ、お互いに気づかなかったけれど、すれ違っていたんだ・・・・
東京は有楽町東京国際フォーラムで10月2日~4日の3日間開催されているハイエンドオーディオの大展示会『インターナショナルオーディオショウ2009』。
今回は出足が遅かったので、特に気になるブースを中心に回って参りました。
まずはハーマンインターナショナルのブースから。
ここはお馴染みJBLを擁する大手代理店。
そのハーマンインターナショナルのブースで今回、オイラが気になったのは・・・
コチラ↓

MARK LEVINSON
パワーアンプ『No.531H』と『No.532H』
実際にどのような音がするのか、どういう中身なのか・・・などは全く不明。
ただ、アンプを現在使用中のJOB500から他のアンプに買い替えたい・・・(元手は無いが)と思っているオイラとしては魅力的な商品です。
お次ぎに気になったのは、我がさいたま市の雄、C.E.C.のブースです。

この時にブースで鳴っていたウィーンアコースティック社のリファレンススピーカー『THE MUSIC』は、独特な外観のユニットなので、ユニット独特の音色が乗ってしまっているのではないかと思いましたが、実際には絹のような滑らかな耳障りで定位もよく、非常に好感の持てるスピーカーでした。
お次ぎはオイラが現在愛用しているDAC64のメーカーCHORDを擁する代理店、タイムロードで見つけた商品。
コチラ↓

Roth
iPod用プリメインアンプ『MUSIC COCOON MC4』
iPod用の真空管プリメインアンプで、価格も8万円以下と非常にお手頃。
作業中のBGMとして聴く分には十分かも。
ちなみに、Amazon.co.jp
そしていよいよ本日の本命、ステラヴォックス&ゼファンのブースへ。

ブース内向かって右側には、ゼファンの今年の目玉商品、OCEAN WAYの巨大スピーカー『HR-2』。
録音技師でもあるOCEAN WAY主宰のアラン・サイズ氏がコンシューマ向けに開発したモニタースピーカーとコンシューマスピーカーの間の子の様な本作。
鳴った音もその巨大な風貌の通り、非常に豪快で華やか。
特に低音の迫力には圧巻。
それでいてモニタースピーカー譲りの明晰で切れのある音はさすが。
でも・・・・こんな巨大な化け物スピーカー、誰がどういう部屋で鳴らすのか・・・。
ジャズオーディオには非常に面白い商品かも。
で、そんなゼファンブースにあったコイツも気になりました。

Xodus
パワーアンプ『X200』
これもまたどんな音がするのか、どういう中身なのかは不明。
でも・・・・・気になるなぁ・・・・
そしてコレ!
今年もこれを聴くためにやってきたのです。

Vivid Audioの『G1 GIYA』。
日本上陸前、海外のオーディオショウで発表された写真を見て以来、「コイツは絶対にイイ音がする!!」と確信を持っていました。
そして昨年、実際に聴いてみたその音は・・・・体中に鳥肌が立つ程感動してしまいました。
今年もその感動に酔いしれるべく、デモンストレーションの1時間以上前から最前列の真ん中の席に陣取り、G1 GIYAから音が発せられるのを今か、今かと待ち続けました。
(待っている間、隣のOCEAN WAYのデモンストレーション時に通訳をしていた女性が、雰囲気、水川あさみに似ていて美人だったのを遠巻きに観たりしていました。)
そしていよいよG1 GIYAのデモンストレーションです。
オーディオ評論家の菅野沖彦さんのトークと共に、菅野さんの選曲で次々とCDが再生されていきます。
そしてその度に全身が痺れるような自然で、風の様で、全ての楽器がそこに見え、決して音がバラバラにならず、音楽が全力で体中に刺ささる様な感覚に酔いしれます。
クラシックもジャズも、ジャンルにとらわれない再生能力の高さに、「あぁ、このシステムであのCDを聴いてみたい、あのレコードを・・・」と夢が膨らみます。
コイツは何年かかっても、絶対に手に入れたいスピーカーです。
そしてそんなG1 GIYAを駆動したアンプはコチラ↓

GOLDMUND
TELOS 1000 x 2pair
昨年は超弩級の化け物アンプTELOS 5000で鳴らしていましたが、今年はそれよりは現実的な(それでもやっぱり一般人には非現実的)TELOS 1000を2ペア使ってバイアンプ接続しています。
そしてプレイヤー関連はコチラ↓

新ブランドのEINSTEIN製CDトランスポートを使用しているようでしたが、詳細は不明。
G1 GIYAのデモンストレーション開始を待つまでの間に気づいたのですが、どうやらG1 GIYAのデモンストレーション直後の時間から、LINNブースで音楽評論家のピーター・バラカンさんが講演をするらしいのです。
実は私、ピーター・バラカンさんのファンなのです。
これは聞かないわけにはいかない!
ということで、菅野沖彦さんの講演(G1 GIYAのデモンストレーション)が終わり次第、小走りでLINNのブースへ・・・
が・・・既にブースは黒山の人集り。
ブースに入るのも困難な状況でした。
しかし幸い、まだピーター・バラカンさんは到着していないようで、我慢しながらブースに足を突っ込んでピーター・バラカンさんの到着を待つことに。
すると、お客さんがなんとか少しずつ奥に詰めていき、なんとかオイラもブースの中に入れました。
そしてピーター・バラカンさんも到着していよいよ講演の始まりです。

ね、すごい人集りでしょ!

結局オーディオの話というよりも、ビートルズの楽曲やオリジナル盤やリマスター盤の話に終始しましたが、これがまた面白い!
ビートルズは世代ではないから意識して聴いてきた訳ではないけれど、ちょっと影響されてみたくなりました。
たしかに、ビートルズはポピュラーミュージックの原点のような存在だものなぁ・・・。
ちなみに、10月5日からインターFMの朝7時から10時の枠で毎週月曜日から金曜日まで、ピーター・バラカンさんの番組が始まります。
30代以上の男性向けにおすすめの様々な曲をどんどんと紹介してくれるようなので非常に楽しみです。
是非皆さんも聴いてみてください。
で、講演が終わってお客さんと雑談をしていたピーター・バラカンさんにお願いをして一緒に写真を撮っていただきました。

いやぁ・・・とっても真面目で、気さくで、親しみやすい方でした。
ピーター・バラカンさん、どうもありがとうございました!
(写真を撮ってくれた方にも感謝!)
で、次に向かったのはEsotericブース。
やはりEsotericのプレイヤーやアンプ、Avantgarde-Acousticのスピーカーは押さえておかなきゃいけないでしょう。

G2世代に突入したAvantgardeのスピーカー。
その進化はネオジウムマグネットの搭載やトランスやコンデンサの大容量化などの様ですが、ジックリと聴くことは出来ませんでした。
次に立ち寄ったのは、大場商事のブース。

今回発表になったAvalon Acousticsの『Time』が鳴っていました。
これもまた魅力的な音。
スッキリと贅肉をそぎ落として、それでいてどこか暖かみのある透明感と温度感を兼ね備えたすばらしいスピーカー。
でも、ジェフロウランドのアンプ以外との相性の方が良いんじゃないかと思うのは私だけでしょうか・・・。
そして最後に立ち寄ったのはDigital Do Mainのブースです。

最近、ハイエンドからローエンドまでの様々な種類のアンプを発表していますが、個人的に一番興味を持ったのはB-5というパワーアンプ。特に天面のデザインが格好イイ。
実際にブースで鳴っていたのはB-1aだったけれど。
また、できればスピーカーはCabasseの上級機種で聴きたかったなぁ。
それは兎も角、オーディオパソコンを徹底してハイエンド化して、大容量化して、ネットワーク化した商品が面白い。
さすが西さんという感じかな。
西さん曰く、SACDをPCMのハイビット変換してメモリ上に読み取り、D/Aコンバーターに出力するハイエンドプレイヤーを開発中とか。
コチラも非常に楽しみ。
新進の国内ハイエンドオーディオメーカーとして、今後の活躍に大期待です。
で、帰り、大宮駅で「秘密のケンミンSHOW」で取り上げられた各地方の名品(?)が販売される「秘密のケンミン館」が4日まで出店しているのを思い出し、こんなのを買ってかえりました↓

最後
そういえば、今日は寺島さん(ジャズ評論家の寺島靖国さん)に会わなかったなぁ・・・・
と、家に帰って撮影した写真を整理していたら・・・・

あれ?
この人は・・・・・

寺島さんだ!
なんだ、お互いに気づかなかったけれど、すれ違っていたんだ・・・・