小島のり子ライブ in 吉祥寺MEG
先日のざ・低音一家のライブといい、今回の小島のり子さんのライブといい、更新が遅~くなってしまい申し訳ない!!
・・・というわけで、7月15日に吉祥寺のMEGで行われたフルート奏者、小島のり子さんのライブをレポート。
小島さんのライブはとっても久しぶり。
小島さん、オイラの事覚えているか???という位久しぶりなので、非常に楽しみです。
本日のメンバーは、小島のり子さん(fl)、二村希一さん(p)、鈴木克人さん(b)、小山彰太さん(ds)。
小島さんのニューアルバム『LUSH LIFE
』のレコーディングメンバーでもあります。
小山彰太さんと言えば、山下洋輔トリオで森山威男さんの後を引き継いだ名ドラマーです。
恥ずかしながら小山さんのドラムを生で聴いた事がありませんでしたが、今日、ようやく聴けるのねぇ。コチラも非常に楽しみです。
というわけで、MEGに到着すると、既にリハーサルを終えてライブの開始を待っている状況でした。
お!さすが、今日のライブは『LUSH LIFE
』のライナーを書かれた岩浪洋三先生もいらっしゃっております。
あ!寺島さんもいらっしゃっております。
というわけで、お二方にご挨拶をして席に座り、ライブの開始を今か今かと待っていると、オイラに気付いた小島さんが「おぉ!お久しぶりですぅ。」と声をかけて来てくれました。
覚えていて下さったんですねぇ。
感激です。
と、いうわけで、平井さんやI氏とお喋りしながらライブの開始を待っていると、間もなくライブが始まったのでありました。

久しぶりに聴く小島さんのフルートは非常に表情豊かで、バラードで澄んだ透明感ある音色を聴かせてくれたかと思うと、ハイテンポの曲では木管の様な暖かさのある、そしてホットな太く力強い音色で魅了してくれます。
そうだ、そうだ、この音、この音色。
その音色に尖ったところはなく、高域に至っても非常に温かな音。
ズッと聴いていても聴き疲れない優しい音色です。
そしてなんと言っても、全てが「ジャズ」なんです。

初めて生で聴く小山彰太さんのドラム。
スゲェ~わ。
その力強さ、特に叫び声が聴こえてきそうなシンバルの轟音はなんとも爽快!
ブラシで叩いているのにスティックで叩いている様な、シンバルの芯から鳴っている炸裂音。
スゲェ~わ。
そして、絶妙なタイム感。
ジャズの魂を感じる「外し」のテクニックで、演奏全体に緩急と緊張感を加えていきます。
・・・これは寺島さん、好きだろうなぁ・・・と、寺島さんの方を見てみると、非常に嬉しそうに小山さんのドラムを聴いていました。

今回初めて聴く鈴木克人さんのベース。
非常に的確で心地良いリズムを刻む鈴木さんのベースが、どっしりと演奏全体を引き締め、支えています。
ピチカートも良かったけれど、アルコも素晴らしかった。

そして、ピアノは二村希一さん。
二村さんのピアノは、MAYAさんのライブや松尾明トリオ、TAKE TENのライブ等で何度も聴いていますが、今回の小島さんのCD『LUSH LIFE
』、前作の『NORINOTE
』、前々作の『春の如く
』と、小島さんの作品にも欠かせない存在です。
二村さんのスウィンギーでありながら鬼気迫る演奏と、小山さんのドラムが融合し、曲全体がドラマチックに展開していきます。
そしてその激しい波の上を、小島さんのフルートがスイスイと乗り切っていく様は、思わずウットリとしてしまいます。(それもこれも、鈴木さんのベースがあるからなのかな?)

ちなみに小島さん、今回もフルートとバス・フルートの二刀流です。
「見た目程重くないんですよ。」と、バス・フルートを構える小島さん。
その姿はまるで新手の凶器を構える武道の使い手のようです(笑)。
それにしてもデカい!
でも、なんだか格好イイ。
そして、そのデカいフルートから奏でられる音色は、野太く力強く、とても暖かい。
かすれるようでかすれない、低いのだけれど倍音成分が豊富なのか、非常に聴き取り易いバス・フルートはもっとジャズシーンで活躍しても良いんじゃないかな・・・と、小島さんの演奏を聴く度に感じます。
んで、休憩時間。
小山彰太さんのドラムにすっかり感動してしまった寺島さん、満面の笑顔で小山さんに話しかけていたので、ツーショットを撮ってみました。

「こんな所にこういうイイ雰囲気のお店があるなんて知らなかった。」と、小山さん。
これからも度々出演して下さる事を期待します!
さらに、寺島さんと岩浪さんとお喋りをしている方がいらっしゃったので見ていると・・・あれ?誰だっけ・・・。
どこかでお会いした事が・・・・・・・誰だっけ??
と、考えていると、寺島さんが寄ってきて「後藤さん、あの方、誰だか分かるでしょ?」と、まるでオイラの頭の中を見ているかの様な質問を・・・。
「・・・スイマセン、どこかでお顔を拝見しているとは思うんですけど・・・どなたです??」
恥を忍んで聞いてみると、
「ほら、漫画家のラズウェルさんだよ!」
あぁぁっ!!
ラズウェル細木さんだ!!
以前、MEGでジャズ批評のイベントをしたとき、ゲストでいらっしゃっていました。
その時に一度、お会いしていたんだ・・・。
というわけで、岩浪洋三さん、ラズウェルさんのファンでもある小島のり子さん、ラズウェル細木さん、寺島さんの4人で、はい、チーズ!

そして休憩時間も終わり、2ステージ目が始まりました。
2ステージ目の最初、アルバム『LUSH LIFE
』でライナーを書いた岩浪さんがご挨拶。

今日のライブは「日本酒ライブ」という冠があります。
なぜ「日本酒」かと言うと、小島さんが日本酒に凝りに凝っているとのことで、実際に今回のCDでも、各地の日本酒の銘柄を冠した自作曲が多数収録されています。
そして岩浪さんは、ご実家が日本酒の酒蔵ということもあり、日本酒とは切っても切れない縁があるという事でした。
そんなわけで、今日は「日本酒ライブ」というわけです。
実際に、曲名になっている銘酒がMEGに揃えられ、オーダーできるようになっておりました。

そんなこんなで、久しぶりの小島のり子さんのライブ。
たっぷりと堪能させて頂きました。
小島さん、小山さん、二村さん、鈴木さん、どうも有り難うございました!!

・・・というわけで、7月15日に吉祥寺のMEGで行われたフルート奏者、小島のり子さんのライブをレポート。
小島さんのライブはとっても久しぶり。
小島さん、オイラの事覚えているか???という位久しぶりなので、非常に楽しみです。
本日のメンバーは、小島のり子さん(fl)、二村希一さん(p)、鈴木克人さん(b)、小山彰太さん(ds)。
小島さんのニューアルバム『LUSH LIFE
小山彰太さんと言えば、山下洋輔トリオで森山威男さんの後を引き継いだ名ドラマーです。
恥ずかしながら小山さんのドラムを生で聴いた事がありませんでしたが、今日、ようやく聴けるのねぇ。コチラも非常に楽しみです。
というわけで、MEGに到着すると、既にリハーサルを終えてライブの開始を待っている状況でした。
お!さすが、今日のライブは『LUSH LIFE
あ!寺島さんもいらっしゃっております。
というわけで、お二方にご挨拶をして席に座り、ライブの開始を今か今かと待っていると、オイラに気付いた小島さんが「おぉ!お久しぶりですぅ。」と声をかけて来てくれました。
覚えていて下さったんですねぇ。
感激です。
と、いうわけで、平井さんやI氏とお喋りしながらライブの開始を待っていると、間もなくライブが始まったのでありました。

久しぶりに聴く小島さんのフルートは非常に表情豊かで、バラードで澄んだ透明感ある音色を聴かせてくれたかと思うと、ハイテンポの曲では木管の様な暖かさのある、そしてホットな太く力強い音色で魅了してくれます。
そうだ、そうだ、この音、この音色。
その音色に尖ったところはなく、高域に至っても非常に温かな音。
ズッと聴いていても聴き疲れない優しい音色です。
そしてなんと言っても、全てが「ジャズ」なんです。

初めて生で聴く小山彰太さんのドラム。
スゲェ~わ。
その力強さ、特に叫び声が聴こえてきそうなシンバルの轟音はなんとも爽快!
ブラシで叩いているのにスティックで叩いている様な、シンバルの芯から鳴っている炸裂音。
スゲェ~わ。
そして、絶妙なタイム感。
ジャズの魂を感じる「外し」のテクニックで、演奏全体に緩急と緊張感を加えていきます。
・・・これは寺島さん、好きだろうなぁ・・・と、寺島さんの方を見てみると、非常に嬉しそうに小山さんのドラムを聴いていました。

今回初めて聴く鈴木克人さんのベース。
非常に的確で心地良いリズムを刻む鈴木さんのベースが、どっしりと演奏全体を引き締め、支えています。
ピチカートも良かったけれど、アルコも素晴らしかった。

そして、ピアノは二村希一さん。
二村さんのピアノは、MAYAさんのライブや松尾明トリオ、TAKE TENのライブ等で何度も聴いていますが、今回の小島さんのCD『LUSH LIFE
二村さんのスウィンギーでありながら鬼気迫る演奏と、小山さんのドラムが融合し、曲全体がドラマチックに展開していきます。
そしてその激しい波の上を、小島さんのフルートがスイスイと乗り切っていく様は、思わずウットリとしてしまいます。(それもこれも、鈴木さんのベースがあるからなのかな?)

ちなみに小島さん、今回もフルートとバス・フルートの二刀流です。
「見た目程重くないんですよ。」と、バス・フルートを構える小島さん。
その姿はまるで新手の凶器を構える武道の使い手のようです(笑)。
それにしてもデカい!
でも、なんだか格好イイ。
そして、そのデカいフルートから奏でられる音色は、野太く力強く、とても暖かい。
かすれるようでかすれない、低いのだけれど倍音成分が豊富なのか、非常に聴き取り易いバス・フルートはもっとジャズシーンで活躍しても良いんじゃないかな・・・と、小島さんの演奏を聴く度に感じます。
んで、休憩時間。
小山彰太さんのドラムにすっかり感動してしまった寺島さん、満面の笑顔で小山さんに話しかけていたので、ツーショットを撮ってみました。

「こんな所にこういうイイ雰囲気のお店があるなんて知らなかった。」と、小山さん。
これからも度々出演して下さる事を期待します!
さらに、寺島さんと岩浪さんとお喋りをしている方がいらっしゃったので見ていると・・・あれ?誰だっけ・・・。
どこかでお会いした事が・・・・・・・誰だっけ??
と、考えていると、寺島さんが寄ってきて「後藤さん、あの方、誰だか分かるでしょ?」と、まるでオイラの頭の中を見ているかの様な質問を・・・。
「・・・スイマセン、どこかでお顔を拝見しているとは思うんですけど・・・どなたです??」
恥を忍んで聞いてみると、
「ほら、漫画家のラズウェルさんだよ!」
あぁぁっ!!
ラズウェル細木さんだ!!
以前、MEGでジャズ批評のイベントをしたとき、ゲストでいらっしゃっていました。
その時に一度、お会いしていたんだ・・・。
というわけで、岩浪洋三さん、ラズウェルさんのファンでもある小島のり子さん、ラズウェル細木さん、寺島さんの4人で、はい、チーズ!

そして休憩時間も終わり、2ステージ目が始まりました。
2ステージ目の最初、アルバム『LUSH LIFE

今日のライブは「日本酒ライブ」という冠があります。
なぜ「日本酒」かと言うと、小島さんが日本酒に凝りに凝っているとのことで、実際に今回のCDでも、各地の日本酒の銘柄を冠した自作曲が多数収録されています。
そして岩浪さんは、ご実家が日本酒の酒蔵ということもあり、日本酒とは切っても切れない縁があるという事でした。
そんなわけで、今日は「日本酒ライブ」というわけです。
実際に、曲名になっている銘酒がMEGに揃えられ、オーダーできるようになっておりました。

そんなこんなで、久しぶりの小島のり子さんのライブ。
たっぷりと堪能させて頂きました。
小島さん、小山さん、二村さん、鈴木さん、どうも有り難うございました!!
