空感 「鉤」&「レーヴ」を聴いてみた | UNTITLED

空感 「鉤」&「レーヴ」を聴いてみた

アメブロでよくペタ返しをしてくれるロックバンド『空感(くうかん)』のviviさんshigeさん

お二人のブログにお邪魔すると、心地よいロックが耳にスゥ~ッと入ってきます。



というわけで、いつもジャズだの何だの言っているオイラですが、基本的に何でも聴く性分なので、今回は空間のCD2枚を聴いてみました。




icon
icon
鉤 / 空感


icon
icon
レーヴ / 空感





まずは『』から。

CDを再生すると、「ブレードランナー」を彷彿とする小気味よいリズムから始まり、ディストーションで歪んだベースとギターの重低音が加わって不気味にアルバムのイントロダクションを飾ります。

重々しいイントロダクションが終わると、ポップな印象の「遠イアオ」、重々しくも爽快な「チェイサー」、叫びを感じる「赤雷」と続きます。


個人的に好きになったのは「つむぎゆめ」。

素晴らしいバラード。
第一にメロディーラインが美しく、サウンドの作り込みも見事。
アルバム中、和声も最も美しく、viviさんの歌声が最も美しく感じられる名曲ではないでしょうか。

iPodに入れて愛聴盤にします。




次は、『レーヴ』。
こちらはシングル盤で、収録曲は「レーヴ」と「君待ち花」の2曲が収録されています。

特に1曲目に収録されているタイトル曲の「レーヴ」。

歪みのないギターの透明感有るサウンドから始まり、ボーカルが入る直前に重厚感有るサウンドに盛り上がります。
サビ直前からサビへの移調がやや難易度が高いか?
しかし、この何度も繰り返されるサビのメロディーが美しく、viviさんの内から絞り出すような歌い上げもイイ。




「空間」のCD2枚を聴いて感じたのは、チャチな流行歌よりも遙かにメロディアスで厚みがあり、聴き応えのあるバンドだということ。

あとは、viviさんの声を重ねるは和声も良いのですが、shigeさんや幸村さんの男性の声を合わせることで、さらにハーモニーに厚みが生まれ、viviさんの歌声の魅力も増してくるのではないか・・・と、勝手に考えてみたり。




というわけで、聴き応え十分。
ロックが好きな方も、最近歯ごたえのあるサウンドを聴いていないというポップミュージックファンも、一度試してみてはいかがでしょう?