きのこ〜♪キノコ〜♪ | UNTITLED

きのこ〜♪キノコ〜♪

キノコが好きです。
主に食べる方。



香り松茸
 味しめじ



とはいえ、なかなか「本しめじ」を食べる機会と言うのはありません。

スーパー等でも売っているのはぶなしめじかはたけしめじばかりで、本しめじは一般的に流通していないので、天然物を予約するか、まだほとんど一般流通していない栽培物を注文するしか無い状況です。


というわけで、昨今テレビ等でも取り上げられるようになった、栽培ものの本しめじを注文してみました。


本しめじ


今回お世話になったのは楽天市場に出店している「築地からの直送便」というお店。

ここで試験栽培されている本しめじを注文できると言う事で早速注文してみたわけです。
(ちなみに、今回ご紹介の「本しめじ」は、11月8日に最終出荷のようですので、食べたい方はお早めにご注文あれ!)



で、届いた時には立派な木箱に入ってきたので、「松茸かよ!?」と妙に仰々しかったのですが、開けてみて再びビックリ!

木箱にはコロンコロンに大きく太った本しめじがビッチリと入っております。
ちなみに、図鑑やWebで調べてみると分かりますが、本しめじはこんなにズングリムックリした姿のキノコではありませんが、なるほど、人工栽培するとこんな感じになるんでしょうか。

香りは・・・うん、特に強い香りはしないものの、スッキリとした微かな芳香を感じます。

というわけで、眺めていても面白くないので、レッツ・クッキング!



まずは、他にも「椎茸」「舞茸」「ぶなしめじ」「エリンギ」「えのきだけ」を入れたキノコたっぷりの「きのこ汁」。

本しめじ入りきのこ汁





次に、本しめじをたっぷり使い、彩りと香り付けにししとうも入れた「本しめじとサーモンのホイル焼き」!

本しめじとサーモンのホイル焼き




で、ついでにきのこたっぷりの「きのこのホイル焼き」できのこ尽くしの完成です。


きのこだらけ






さて、いよいよ「本しめじ」を頂きましょう!


まずは「きのこ汁」から。


ずずず~っ・・・



おっ!?
てっきり椎茸の香りで一杯になってしまうかと思いましたが、本しめじもしっかりと薫ってきます。
で、いよいよ本命の本しめじを食べてみると・・・うはぁ!なんと甘味が強くてしっかりと旨味を持ったきのこなんでしょう。

なんと言えば分かりやすいか・・・他に例えるのが難しいですが、例えば、普段食べている「ぶなしめじ」から渋さを取り除いて、味を何倍にも膨らませ、甘味がたっぷりと加わった・・・う~ん・・・表現しづらいけれど、こんな感じでしょうか?

ちなみに、「本しめじ」を食べた後では「ぶなしめじ」なんかきのこじゃないと言いたくなる様な圧倒的な違いがあります。



お次ぎに「本しめじとサーモンのホイル焼き」です。

おぉ!
ホイルを開けるとサーモンやバターの香りに混じり、きのこの芳香がたっぷりと広がってきます。

ビックリしたのが、サーモンと一緒に食べると馬鹿みたいに美味い!
本しめじ単体で食べるよりも、サーモン単体で食べるよりも何倍も美味い!!

箸休めにししとうを・・・あ!ししとうにも本しめじの旨味が移ってる!

気付けばご飯も進み、アッという間に完食です。



最後、「きのこのホイル焼き」。

「本しめじ」以外にも「椎茸」「舞茸」「エリンギ」「ぶなしめじ」「えのきだけ」をこれでもかっ!と入れ、バターと塩でホイル焼き。

ホイルを開けるときのこ臭で食卓が一杯。

で、早速ガバッ!と箸で持って口に運ぶと・・・あれっ!?何だこの甘さはっ!!

今まできのこのホイル焼きでこんな甘さを感じた事はありませんでした。
それがどうでしょう!?
甘い、甘い。

非常に爽やかでスッと消えて行く様な甘さ。

これも「本しめじ」効果のようです。

だって、全部のきのこ1種類1種類食べてみると、圧倒的に甘さを放っているのが「本しめじ」なんですもの。





・・・ぬはぁ~、美味かった!


来年は是非、天然物の本しめじを取り寄せて食べてみよう!



さて、本日お薦めのCDはこちら↓

Cecilia Coleman/Higher Standards



Alessandro De Santis/Roma Termini

Cecilia Colemanはガツンッ!と本格派ハードバップ。それでいて、女性ならではの繊細なタッチもあり、非常にお薦めです!

Alessandro De Santisの方は、アコーディオンも加わって非常にムーディーでメロディアス。まるでカンツォーネが聴こえてきそうな程、イタリアを感じる1枚です。