ジャズの刷り込み現象 | UNTITLED

ジャズの刷り込み現象

昨日、注文していたCDが家に届きました。

Elegie

藤家虹二さんの「ELEGIE」というCD。
これ、NHKの番組と番組の間に流れる子犬の映像のバックで流れているクラリネットの曲が入っているCDです。
クラリネットと言う事で、てっきり北村英治さんの演奏かと思っていたけれど、藤家さんだったんですね・・・

このCDには前述の通り、NHKで番組と番組の間に流れる子犬の映像で使われている「Nutty Pine」という曲が入っているんですが、この曲、非常に懐かしいんです。
昔、同居していたおいじさんとおばあさんの部屋で良く一緒にテレビを見ていたんですが、その時に大河やシャーロックホームズの後に流れていて、自然と体に染み付いてしまった曲な訳です。
今でも深夜、NHKの番組を見た後にこの映像と曲が流れると、非常にノスタルジックな気分になり、癒されるわけです。

この藤家虹二さんの「Nutty Pine」や、ルパン三世のテーマ曲なんかは、子供の頃に自然と、まさに刷り込み現象の様に体に定着してしまったジャズなわけです。
しかし、藤家さんの曲はともかくとして、ルパン三世のテーマ曲は子供の頃に多くの人が「刷り込まれて」居るはずなのに、その世代の多くの人が「ジャズは苦手」と感じるのはなぜなのでしょうか・・・。
そして、そんな人達に限って東京スカパラダイスオーケストラは聴くのはなぜなのでしょうか。
・・・やっぱり、アドリブの要素が多くなるとダメなんでしょうか・・・。



それはそうと今回買った藤家さんのCD「ELEGIE」、AmazonにもHMVにもDISK UNIONにも無くて、仕方なく藤家さんのオフィシャルサイトで直接注文しました。
本当は「Swingin' House」という1987年に発売されたフルアルバムが欲しかったんだけど、売り切れ、Yahoo!オークションにも出品されていないので、やむを得ずミニアルバムを買いました。
なにせ、どうしてもすぐに「Nutty Pine」が聴きたくなってしまったので・・・。


さてさて、本日お薦めのCDはコチラ↓
View So Tender: Wonder Revisited, Vol. 2 / Joe Gilman
Bug Music / Don Byron