液晶パネルと同素材でつくった高音質CD | UNTITLED

液晶パネルと同素材でつくった高音質CD

久しぶりにオーディオネタ。
やっておかないと何のブログだか分からなくなる。
(既に一部では『食い物』ブログとして定着してしまったようだけれど・・・)

さてさて、21日にユニバーサルミュージックから液晶パネルと同様の超高等明度の素材を使った高音質CD「SHM-CD」シリーズが発売になったので何枚か買ってみた。

バラード / ジョン・コルトレーン
モーツァルト:レクイエム / カール・ベーム指揮、ウィーン・フィル
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 / カラヤン指揮、ベルリン・フィル

いずれも2800円。
高音質盤を標榜する特殊CDは3000円オーバーのものばかりなので、これは比較的安価かな。

ちなみに、パッケージに書いてあるSHM-CDの特徴は以下の通り。

■通常のCD素材とは別種のポリカーボネート樹脂系で透明性を向上、さらに優れた信号特性を兼ね備えている。
■高流動性、高転写性により、ピットが正確で精密に形成される。
■従来のCDに比べ、歪度の少ない、透明感の高い音質。
■解像度が大幅に向上したことにより、よりバランスのとれた音質を実現。
■従来ありがちだった、低域の量感不足も解消。

なお、SHMとは「スーパー・ハイ・マテリアル」の略らしい。


で、実際に聴いてみました。

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う~ん・・・確かに良い音なんだけどさ・・・
確かにクラシックでは透明感のある奥行きを感じる良い音なんだけど・・・
「マスタリングの違いです」って言われれば納得してしまう様な変化かな?
何せ最近はマスタリング次第で素晴らしい音質のCDになってしまうこともあるわけで・・・。

でも、まぁ、いい音ですよ、確かに。
合唱やコーラスも非常に鮮明で、ちゃんとステージの奥行きも出ています。
ジャズも低音の量感はしっかりしていて、指先のタッチまでは見えないものの、コルトレーンのくわえているサックスのリードの感じがしっかりと出ています。


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・・・ていうか、せっかくの新世代(?)の高音質CDなんだったら、最新の録音機材で超高音質で録音された楽曲もリリースして欲しかった。
なんでそもそものマスターテープ自体がCDのレンジに合っていないレコード時代に録音された(1960年代が多い?)名盤ばかりをリリースしてくるのかよくわからん。
「さぁ!聴き比べなさい!!」とでも言いたいのかな??
でも残念!
今回かった3枚のうち、ベートーヴェン以外は通常のCDも持っておりませんでした。

・・・・あ、そうか、聴き比べをする為にCDで持ってるヤツも何枚か買わなきゃ・・・


それはそうと、SHM-CDで早く超高音質録音の作品を聴いてみたい。
それからかな・・・・


さてさて、本日お薦めのCD&DVDはコチラ↓


オムニバス
寺島靖国プレゼンツ JAZZ BAR 2007


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