アッと驚く梅酒 | UNTITLED

アッと驚く梅酒

以前から楽天市場を見て気になっていた梅酒がありました。
昭和37年に製造され、今年でなんと45年という長期熟成された幻の梅酒「渾然 720ml」です。

梅酒の梅をかじっていて十分に酔っぱらって吐ける私としても、この幻の梅酒を飲んでみたい・・・・そう思わせるだけの魅力がありました。
梅酒の甘み、香りは好きなのです。そしてあの梅酒が45年という長きにわたって熟成されると一体どんなことになってしまうのか・・・興味が募るばかりでした。


・・・・・で、買ってしまいました。

渾然1

木箱に入って貴重品のように届いた「渾然」。
もうメロメロです。

で、喜び勇んで早速グラスに注いでみました。

渾然2

真っ黒です。
飴色なんてモンじゃありません。
・・・梅酒って・・・こんな色でしたっけ・・・??(汗)

そしてグラスに注いだ瞬間から辺りに香る芳醇な香り。
香りの中には梅酒のテイストもあるのですが、明らかに異なる香りが・・・。
・・・・・熟成させていた樽の香り??
香りだけで濃厚さの分かる香りです。

早速飲んでみました。
・・・・・チョビ・・・・

・・・・・・・・チョビチョビ・・・・・・


お・・・・おぉっ!!?
ふわっと口の中に広がるのは確かに濃厚な梅の香り。
そしてその直後に、まるで紹興酒のような風味が広がり、飲み込んだ後には梅とブランデーのような重厚な香りが口に残ります。

・・・・す、すげ~~~!!!
45年も熟成されると梅酒ってこうなってしまうのか!!

でもこれ、好き嫌いは分かれるかも。
ちなみに、父親は「美味い!」と飲んでいましたが、母親は「だめ。これ、個性的すぎる」と半分お手上げのようでした。


で、あまり酒の飲めない私、甘いお酒なのだから、いっそ炭酸で割ってみてはどうか・・・と、以前買っておいたとっておきの炭酸水で割ってみることに。

渾然3

格好付けてブランデーグラスに注いでみました。
てか、薄めてもまだ濃いこの色。濃厚さがおわかりになりますでしょうか・・・・。

で、コイツを飲んでみると・・・・香りは損なわれず(薄まらず)に、口当たりだけが軽くなって非常に飲みやすい!
これは良いかも!




しか~~~~し!!
だめだ・・・もう酒量を超えそうだ・・・・。
そうだ・・・これ、お酒だったんだよ。


しかし、これから少しずつ、お猪口でチョビチョビと楽しんでみようと思います。


いやはや、超熟成梅酒、あっぱれ!


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長谷川陽子
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