祖母のお葬式 | UNTITLED

祖母のお葬式

 今日は一緒に住んでいた祖母のお葬式。半年近く伸ばしていた鬚を剃る。祖母が鬚を嫌いだったから。そんなに感傷に浸っているわけでもなく、泣くわけでもなく、どちらかと言うと笑い声も多く、非常に和やかなうちに式は終了。
 祖母のお骨が家に帰って来て、ポッカリと空いた祖母の部屋に設置された壇に置かれる。夜、暗い部屋に灯籠とお骨が置いてあるのを見て、改めて祖母の死を実感する。でも、そんなに感傷に浸ってはいない。生きている人間としては、次の事を考えていこう。さて・・・四十九日が終わり、納骨が済んだら祖母の部屋が空く。・・・その部屋をどのように使うかが、当面の問題となるか。