壮絶な結婚式 | UNTITLED

壮絶な結婚式

今日、某N氏の結婚式に参列した。2時開場だったので、とりあえずそれまでに行こうと知り合いで同じく結婚式に参列するY氏と一緒に1時30分頃に会場到着。誰も来ていない様子。記帳表は真っ白だった。とりあえず記帳したものの、なんだか気まずい様な感じがして、とりあえずホテルのロビーで時間を潰す事に。

 1時50分になり、そろそろ来場者も集まっているだろうと会場に移動。たくさん集まっていた。2時になると見渡す限り人、人、人・・・。業界の著名人たくさん。テレビで見た事ある人チラホラ。2時少し過ぎに待ち合わせ室の開場。開場ってこういう事だったのね。開場前広場(?)にいた人々が徐々に待ち合わせ室に移動。それでも僕とY氏とN氏の運転手さんは開場前広場で談笑し、なかなか待ち合わせ室に移動せず。ていうか、最初に行きそびれちゃったら待ち合わせ室の中が混雑して来てしまって中に入れなかったと・・・そういう事なのです。

 で、なんだかんだで3時30分になる頃に別室に移動。広間にたくさんの椅子が並べられており、ステージ(?)にも放射状に椅子が配置されている。話には聞いていたが、本当にオーケストラを呼んで演奏させるとは・・・・。で、入場して来た楽団は「東京交響楽団」。指揮者は大友直人さん。
 ファンファーレが鳴り響き、メンデルスゾーンの「結婚行進曲」の演奏が開始される。演奏中に新郎新婦入場。美女と野獣(?)カップル。初めて見る新婦のMさんは非常に綺麗な人で吃驚。そんなこんなで曲も終わり、新郎新婦が着席すると媒酌人のスピーチ。その後クライスラーの「愛の喜び」がゲストバイオリニスト服部譲二さんを迎えて演奏される。服部さんは新婦の友人としての参加とのこと。(指揮者の大友さんは新婦の身内とか)
 スピーチなどを挟みながら雅楽の「越天楽」をオーケストラで演奏させる面白い試みや、スコットランド民謡の「マリの結婚式」をオーケストラアレンジしたものの演奏、R・シュトラウスの「バラの騎士より」、「春の声」などが演奏され、スタンディングオベーションでリクエスト。リクエスト曲はレハールの「金と銀」が演奏され、演奏会は終了。

演奏会も終わって時間は夕方の5時頃になり、ここでようやく祝宴。僕に与えられた席は、非常に凄い人達が周りにいる席。少々畏縮気味だったものの、美味しい料理が次々と運び込まれ、自然と会話が増えていく。凄い人達に知り合える切っ掛けをくれたN氏に感謝。Y氏と進めているプロジェクトに付いても意見を頂き、非常に参考になる。っていうか、共同プロジェクトの成立!?なにはともあれ、非常に実りの有る「祝宴」だった。ただ、周りの雰囲気からも「祝宴」の場なのか「商談」の場なのか良くわからなかった。でも、非常に良かった。

 そんないろいろな意味で無茶苦茶な結婚式。生まれて初めて出席する結婚式がこんなスゲー結婚式で良いのか!?少なくとも、将来の自分の結婚式には全く約に立たない結婚式。さて、スタンダードな結婚式って・・・・どういうものなのでしょう??