本日、「議会あり方検討委員会」がありました。

維新の会を代表して、8月から私が出席しています。

(「一般質問であれだけアドリブで吠えることができるから光本さんが適任やろー」って会派会議で推されて決まりました。。。)


本日は、維新の会が提案した「議員報酬削減」がテーマでした。


まずは、これを提案した理由を各会派の代表者に説明しなければいけません。

私の想い、会派の考えを込めて、下記の内容を述べさせていただきました。


--------------------

この度、維新の会より党の公約でもある「議員報酬の水準を3割削減」、これを提案させていただきます。

本市の財政はまだまだ厳しい状況下にあります。

本市は今後も厳しい財政状況が見込まれ、引き続き改革が必要です。

これまで行財政改革を行い、種々の市民サービスの見直しを行ってきました。

市民サービスの見直しによる影響を感じている市民も少なくありません。

私達は市民に負担を求めるなら、議員も報酬の削減など身を切る姿勢を示すべきだと考えています。また、市長・副市長も10%の削減を継続して行っている中、議会と行政が両輪であるならば、やはり我々議員も同じく身を切る姿勢を示し、一丸となって本市の改革を推し進めていくべきだと考えています。

また、本市の財政状況が厳しくなった責任の一端は、本来チェック機能を果たすべき役割の議会にもあるのではないでしょうか。

現在示されている行財政改革計画を着実に進めていくためにも、議員も報酬の削減など身を切る姿勢を示すべきだと考え「議員報酬の水準を3割削減」、これを提案させていただきます。

--------------------


提案理由説明を行った後は、各会派の代表者から直接質問を受けます。

議員間討議と言うのですが、ほぼ初めての経験でしたので先輩議員からの辛辣な!?鋭い!?質問が数多く飛んできましたが、どれも刺激的で・・・楽しかったです(笑)


まぁ正直、「議員報酬削減」を言っているのは維新の会だけですので、各会派からの矢継ぎ早の質問にサンドバック状態でしたが、私としては1つ1つ丁寧に、言葉を選びながら答えさせていただきました。


またおいおい詳細をブログに書き記して行きますが、我々維新の会はパフォーマンスで「議員報酬削減」を言っているのではなく、提案理由説明にも書いた通りの想いを本気で持っています。


そりゃ、報酬削って嬉しい人なんてどこにもいないですよ。

削らないで済むなら、それにこしたことはないと考える人がほとんどだと思います。

そして、削らない方が生活は楽に決まっています。


しかし、やせ我慢をしてでも、政治家はその本気の姿を市民や役所職員に示す必要があるのです。

しかも、尼崎市の議員は年間約1040万円ほどの報酬があり、3割削減しても730万円ほどあります。

700万円を稼ぐってかなり大変なことですよ。私もサラリーマンをしていたのでよく分かります。

さらに、尼崎市民の平均年収は300万円台です。


全議員が3割削減しても、浮く財源は1.3億円ほどです。

尼崎市の当初予算約2085億円からすれば微々たるもんです。


ですが、金額の多寡ではないのです。


身を切るという「マインド」の問題なのです。


そのマインドを示してから、本気の行財政改革が、役所の職員と一緒になってスタートすると私は確信しています。


尼崎市議会の中で、残念ながら維新の会は4人の最小会派です。

数が物を言う世界では、弱小・非力ですが、最後まで各会派に理解を求め、頑張りたいと思います!