皆さま、こんにちは
かなり寒くなり雪も降るかも!?と散々ビビらされたのに案外余裕な朝を迎えた、みっつん(光本けいすけ)です
昨日の天気予報を見ていた感じだと、もっともっと寒くて大変だという印象を受けましたが、確かに風は強いものの、そこまで警戒させるほどの寒さではないですね
これから夜にかけて寒くなってくるんでしょうか・・・
ところで、先ほどヤフーのトップに下記のようなニュースが掲載されていました
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女子競輪への集客力に疑問も「裸で走りゃ別」 福井市議が委員会でセクハラ発言
9日の福井市議会経済企業委員会で、競輪事業振興に向けて市が新年度開催する女子競輪「ガールズケイリン」について理事者が説明した際、堀江廣海市議が集客力に疑問を呈し「裸で走りゃ別」などとセクハラとも取れる発言をした。
堀江市議は午前中の質疑の中で発言。午後の質疑が再開された冒頭、「不適切な発言があった。おわびして発言を取り消させていただく」と謝罪した。
堀江議員は同委員会の委員長を務める。福井新聞の取材に「ガールズケイリンは収益に直接結び付かないと思い、収益を上げるためにもっと汗をかくべきと言いたかったが、口がすべって余計なことを言ってしまった」と話している。
今村辰和議長は「詳細を確認して対応したい」としている。
福井新聞社
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ん~理解しがたい発言ですね
なぜこういう一言、なぜこういう「口がすべる」が起こるんでしょうか・・・
昔ながらの・・・というと失礼かも知れませんが、今までまかり通っていた感覚がまだ残っていて、昔ながらの体質のままなんでしょうね。
でも、時代は確実に変わってきていて、判断の基準も確実に変わってきています。
そこにアジャストできる能力も、政治家としては必要な能力だと私は思います。
いや、政治家だけではなく、社会に関わりながら生きていく人すべてに必要な能力だと思います。
言って良いことと、まずい(悪い)こと。
このバランス感覚って非常に重要ですよね。
バランス感覚を持ちながら、問題提議をするためにあえて過激な発言をしてみる・・・という手法はあると思いますが、それは発言した後の後まで展開が読め、収束の仕方を知っている人がやるべき手法であって、発言のバランス感覚がない人が何となくやってしまうと大炎上してしまいますよね
それと、このニュースの中でもう一つガッカリだったのが「収益を上げるためにもっと汗をかくべきと言いたかったが・・・」というコメント。
こういう「根性論」を言う人が多い。
ビジネスマンでも多いと思いますが、こういう「根性論」を聞くと、社会人一年目の時を思い出します
私は外資系コンサルティング会社でも働いていたのですが、その時の上司からよく言われたのが、「頑張ります!なんとかします!とかっていう根性論はいらない。何をどうして、いつまでに仕上げるかの具体的なプランを提示して実行してくれ!」という一言。
今でも脳裏に焼き付いています(笑)
そのおかげか、今でもかなりこの言葉を意識して物事にあたっています。
もちろん、「やり抜くぞー!」という勢いや根性は大切ですが、緻密な計画とともにでなければ結局良い結果を出し続けられなくなるということをサラリーマン時代に学びました
「行政がやることに対してのチェック」が議員の大きな仕事の1つではありますが、チェックする際に「もっと何とかならないんですか?」とか「もっと頑張るべきでは?」みたいなチェックの仕方、言い方ではダメだと私は思っています。
今の問題点が何なのかを洗い出した上で、他のやり方や、他都市の成功事例などを引き合いに出して、チェックしながらも、逆に提案するくらいの能力がこれからの議員には今まで以上に求められてくる能力だと思います。
私が行政側なら、「いや先生、どうなってるんや!とか、もっとちゃんと頑張れ!とか言いますけど、だったら具体的に効果の出る方法を提案してくださいよ!」って思ってしまいますもん(笑)
福井市議のセクハラ発言ニュースから、2つの「発言のバランス感覚」を再認識しました
バランス感覚は体感(体幹)がポイント みっつん(光本けいすけ)