皆さま、一段と寒くなりましたがいかがお過ごしでしょうか?

東京に行く新幹線の中でこのブログを書いている、みっつん(光本けいすけ)です新幹線


今日から一泊二日で、東京都荒川区と宇都宮市を視察に行って来ます。

維新の会として、会派メンバー4人での行政視察です。

視察の模様は、またFacebook等でご報告させていただきます。


ところで、昨日の「ふるさと納税の控除額倍増(1)」の続きを書きたいと思います。


おさらいとしまして、尼崎市のふるさと納税制度で得た寄附金額の推移は以下の通りです。


平成20年度  23件   2,076,500円

平成21年度  43件   1,644,000円

平成22年度  19件   3,653,000円

平成23年度  20件   1,472,000円

平成24年度  32件   6,068,300円

平成25年度  363件  12,924,900円


この推移だけ見ていると「件数も寄附金額も増えてきていて、尼崎市のふるさと納税はうまくいってる!」と言えるのかも知れません。


しかし、その一方でふるさと納税制度を通して控除された個人市民税の額にも注目してみると・・・


平成21年度  2,335,000円

平成22年度  1,572,000円

平成23年度  1,490,000円

平成24年度  26,597,000円

平成25年度  5,825,000円

平成26年度  10,242,000円


となっています。


寄附金額と、翌年度の控除額とを表にすると、





となっています。

平成20年度から25年度までの寄附金額は、27,838,700円

一方で控除額は、48,061,000円となります。


つまり、この控除額を考慮すると「△20,222,300円」の赤字事業とも言えるのではないか?ということです。


ということもあり、昨年12月に開催された定例会の一般質問の場で、ふるさと納税について以下の内容を質問させていただきました。

(他にも様々な角度から質問しましたが、今回のこのブログでは下記2点に絞ります。)


■ふるさと納税の制度は何をもって評価しているのか。どのような評価指標を持ち、PDCAサイクルに乗せて進めているのか。


■寄附金と控除額のバランスを1つの評価指標にしてはどうか。寄附金よりも控除額が上回った場合、赤字事業とも言えるのではないか。


大変申し訳ございませんが、続きは明日「ふるさと納税の控除額倍増(3)」で書かせていただきます。

(もうすぐ東京駅に到着するのですが、その前に駅弁を食べないといけないという、超勝手な理由のためですにひひ)



映画でも3部作目は大体が駄作 みっつん(光本けいすけ)