ダウンタイム(Netflixドラマ) | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による神経難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

美容業界の歪な構造問題は、度々疑問視していた。例えば、他の専門医が不足する中、美容外科医だけがなぜ量産されるのか。例えば、なぜ美容外科クリニックが雨後の筍の如く現れては、消えていくのか。そこに出てきたNetflixオリジナルドラマ。見て後悔。重い。進まない。

 

ダウンタイム

(内容紹介)

主人公は天才的なオペ技術を持つ、形成外科医・沼田文。「医療で命を救う」という信条に従い行った緊急オペが原因で、勤務していた大学病院を去ることになる。そんな彼女をスカウトしたのは、「美で人を救う」ことが信条のカリスマ美容外科医・遠山凜。文は美容外科を否定してきたが、業界の闇を探るために、凜のクリニックで働き始める。「美」と「医療」に対する価値観が違う2人はそれぞれの信念をぶつけ合い、激しく対立するが――。

 

これが民放の安いドラマであれば、絶対善vs絶対悪という構図に持ち込んで、一方を袋叩きに遭わせるのだろう。違った。信念vs信念。作中に出てきた研ナオコさんが演じる末期癌患者に、危険だからと美容整形を辞めさせることができるだろうか。彼女を待つ人もいないのに。