映画として上映されたのは1988年。僕が7歳の当時だ。小学校1年生だよ。記憶にない。自我がまだ芽生えていなかったのか。同時期、スタジオジブリでは「となりのトトロ」や「火垂るの墓」が公開された。「AKIRA」をご存知ない方も多いだろう。大丈夫。僕もだから。
(内容紹介)
1988年7月、関東に新型爆弾が落とされて第3次世界大戦が勃発。それから31年が過ぎた2019年、東京湾上に築かれた新たな都市=ネオ東京は翌年にオリンピック開催を控え、繁栄を取り戻しつつあった。ある夜、職合訓練校に通う不良少年の金田と仲間の鉄雄らは、閉鎖された高速道路でバイクを走らせていたが、そこで26号と呼ばれる奇妙な男と遭遇する。その男は、軍と対立するゲリラによって、「アキラ」という軍事機密と間違えてラボから連れ出され、軍に追われていた。そこへ現れた軍によって、26号と接触して負傷した鉄雄が連れ去られてしまい……。
冒頭に申し上げた通り。1988年製の作品。2020年の東京での五輪開催や、それがパンデミックにより開催が危ぶまれる事態を予想していた怖さよ。違うな。そこじゃない。色褪せないんだよ。まるで古さを感じない。スピルバーグや手塚治虫が嫉妬した作り込まれた世界観よ。
