教育担当 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

隔月で開催している患者会は交流会の運営日。奇数月の第二日曜日。理事は15名ほどいるが、彼らは担当事業を持っている。僕は、この交流会。しかしながら、スピーチ力は皆無。オリエンは現事務局長に頼っている。彼女は有能。けれども、業務過多で潰れそう。心配。

 

翻って僕は無能。30分のオリエンテーション終了後、パーテーションを仕切って、2時間のカテゴリー別交流会。僕はSCDグループ。ファシリテーターを担っている。ファシリテーターとは司会進行のことね。なるべく参加者が満遍なく会話する機会を設けたい。主役は彼ら。

 

にも関わらず、今回のファシリテーターは若い男性理事に任命された。僕はアシスタント。彼の教育の為か。それとも、僕の声が出ないからか。OK。厳しくいくぜ。思い出す。サラリーマン時代。先輩、今日の私、いかがでしたか。うん、9点。あ。100点中ね。懐かしいな。