社会に出て、タイピングの遅さに劣等感を感じていた。2004年。まだインターネットの黎明期。ジャストシステムというIT系の会社が販売していたサービスに手を出す。サーバーを月額でレンタルして、個人でホームページを立ち上げられる商品。いま考えると随分とお粗末なサイト。
でも当時は、インターネットという無限の世界に、自己表現できる場ができたことが嬉しかった。この頃から日記をタイピングする癖はついていたと思う。投稿頻度はたかが知れているが。アメブロが台頭してきた2007年に、僕は既存のサービスから乗り換えた。無料に目が眩んだ。
だが当時は忙しかった。今では信じられない社会人時代。第二新卒として入社したベンチャー企業にて。人間関係の構築、仕事のイロハの習得、週末は充実したプライベートの時間。目の前を情報が過ぎ去っていく。咎める女上司に提案する。「ブログを復活します!」とね。
あれから何年が経過しただろう。在籍する職場も、交際相手も次々と変わり、そして病気を患って、大半を失った。何のためにブログを続けているのだろうか。手先のリハビリの為。記憶力の補強の為。色々ある。病気の僕を応援してくれている読者様の為。多分これだな。うん。

