習慣化 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

日々8,000歩を達成し続けるのは、地味にキツイ。通勤が日課であれば、難易度はグッと下がるが。僕が編み出した攻略法を伝授しよう。参考になれば幸いだが。否、これは備忘録。僕自身の為でもある。では綴ろう。その1。手段を目的にしない。歩くことは移動の手段。

 

毎回、ウォーキングにはノートPCを携える。外に出る目的は、ずばりブログの更新。一駅区画内にあるカフェまで歩く。笹塚、明大前、下北沢。WI‐FI環境は自宅にもあるよ。でも、外を歩きたいじゃん。目的地を定めて、歩を進めたいじゃん。そのゴール地点がカフェなのだ。

 

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ブログの更新の真の目的。これは指先のリハビリにある。社会復帰を考えた場合、恐らく自宅でのリモート勤務になるだろう。PCを使った事務作業がメインか。タイプミスは減らしたい。同じ病気と闘う諸先輩方を見ていると、指先が震えたり、繊細な動きが叶わなかったり。

 

その2。執着の分散理論。これは簡単に言うと、目標は複数持とうということだ。恋愛や学業、就活などで例えると分かりやすいか。本命を設ける。必死に取り組む。ダメだった時の自我のバランスが崩壊する。だから、滑り止めを作る。それも複数。お薦めは「みんチャレ」。

 

 

その3。目標に対する進捗の可視化。僕は月次でこのブログに記している。あとは日次でみんチャレ内のスレッドに。誰かが見ているというプレッシャーを作ることで、サボれない環境を自らに設ける。その4。達成後のイメージを具体化する。うーん。もしも病気が治ったら。