担当医が若返る | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

通っている東京都府中市にある総合病院。担当医は、所属する脳神経内科の部長職を務めるベテラン医。母親が顕在な頃から診てくれていた。この病気と長年向き合っていたからか、進行する症状に対して、建設的な意見が無い。諦めに似た境地か。蓄積する徒労感。

 

そんな先生が若返った。前の先生が定年退職に伴って、今回から新任に代わったのだ。電子カルテの情報が薄くて困ってますと、持ち時間の大半を用いて先生から色々と聞かれる。そして告げられる提案が「リハビリ入院とか、どうでしょう」だった。やはり僕の症状は酷い。

 

 

次回の外来に向けて、先生から具体的な期間や見込める効果を説明してもらうようお願いした。でも有り難い。最近は仕事にも支障が出る程、体調が良くない。最後に先生の年齢を聞いてみた。きっと僕が想像するより若いのだろうな。私ですかと。何と、僕より若かった。