海賊とよばれた男 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

大型連休がスタートした。僕のスケジュールはカレンダー通り。退屈な休日。何故なら身体が痛いから。わき腹ね。肋骨の損傷。加えて外は雨模様。この状態で、何ができる。昼食はUber Eats。せめて何か収穫が欲しい。こういう時は映画が良い。史実を下にした作品。

 

海賊とよばれた男

(内容紹介)

主要燃料が石炭だった当時から、石油の将来性を見抜いていた国岡鐡造は、北九州の門司で石油業に乗り出すが、国内の販売業者や欧米の石油メジャーなど、様々な壁が立ちふさがる。それでもあきらめない鐡造は、型破りな発想と行動で自らの進む道を切り開いていく。やがて石油メジャーに敵視された鐡造は、石油輸入ルートを封じられてしまうが、唯一保有する巨大タンカー「日承丸」を秘密裏にイランに派遣するという大胆な行動に出る。それは当時のイランを牛耳るイギリスを敵に回す行為だったが……。

 

出光興産の創設者、出光佐三氏の半生を描いた同タイトルの小説が元ネタになっている映画。話題作であったにも関わらず、小説を読んでいなかった。映画も観ていなかった。Amazonプライムで視聴可能。感想。魂が震えた。涙が出た。超面白かった。お薦めの作品。