ぼるが@新宿 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

待ちに待ったはずの週末。だが、朝から身体が痛い。肩甲骨が張っている。股関節も違和感。起き上がりたくない。惰眠を貪る。春眠暁を覚えずとは良く言ったものである。違うか。外は晴れ。予報では雨のはずであった。洗濯物を干す。立位だと、足の痛みが顕著。ふらつき注意。

 

15:00より、戸田さんと待ち合わせしてカラオケに赴く予定が入っている。時間が近づくにつれて、徐々に気分が高揚する。戸田さんとは、マッチングアプリで出会った3年前から、定期的に会っている。にも関わらず、普段はまったく連絡を取り合わない。その分、会えば盛り上がる。

 

 

合流。大人の女性の春服コーデが目に優しい。並んで歩けることが嬉しい。ペースは牛歩だけどね。彼女とは、手も繋いだことがない。プラトニックな関係。友人だからね。互いに期待し過ぎない。カラオケは今日も3時間。うち2時間半の半分は、僕の咳ばかり。嚥下障害かしらね。

 

 
狙っていたいつもの居酒屋は、大反響で入れず。世間ではコロナの感染者数が再び上昇トレンドだ。僕らも注意しなければならない。なので、落ち着いた雰囲気の居酒屋「ぼるが」に入る。先の誕生日プレゼントの礼を言う。そうでなくても感謝だよ。君と一緒にいられて楽しい。