誕生日カラオケ | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

友達の友達は友達だ。大学時代から、このモットーで人の輪を広げてきた。社会人になってからは、合コンで熱を昇華してきた。今は何もしていない。新規流入数が少ないからね。でも、例えば共通の趣味を有しているそれぞれの友人がいて、彼らが互いに独身だったら――。

 

 

同年代の男性2名と女性が2名。それぞれが、僕の大事な友人。そして、カラオケに付き合ってくれる尊い存在。僕を介して初顔合わせ。本来であれば、居酒屋で打ち解けてからカラオケに行くのが常なのだが。男性メンバーの一人が土曜日も仕事で、合流が遅くなってしまう。

 

 
なので、19:00開始で5名で3時間。女性陣から誕生日プレゼントを受け取った。お洒落なパッケージデザイン。宮崎焼酎 GOSSO。嬉しいな。ありがとう。男性陣からもいただく。見たことのないラベルの獺祭(日本酒)。更にはお酒に合う缶詰セットまで。いつもありがとう。嬉しいよ。

 

 

3時間のカラオケを終えて、タクシーで新宿から自宅まで。男性3名で、二次会。先ほど貰ったお酒やつまみで乾杯する。昨日は誕生日だったのに、一人で過ごす寂しい夜だった。今日は違う。仲間がいる。孤独じゃない。このメンバーで、GW中の旅行も決まった。孤独じゃないね。