遡ること昨年末。大晦日。親父や伯母を従えて、嬉しそうに散歩に興じる愛犬に付き添う夕暮れ時。日が沈むより前に切り上げる彼らを見送り、近所の公園のベンチに腰を下ろす。間もなく友人がやって来る。再会するのは5年ぶりか6年ぶりか。全然会っていない。大丈夫だろうか。
自家用車の助手席を降りるなり、飛ぶようにやって来る友人女性。コロナ禍でなければ、抱き合っていたかもしれない。おっといけない、ご主人の前だ。旦那は僕の中学校時代の友人。一方の奥様は、大学在学中の就職活動で知り合った仲。僕が彼らを引き合わせた。懐かしい。
元気かと問われる。回答に窮する。気分は高揚している。君に会えたからね。嬉しいよ。ありがとう。でも体調面は相変わらず。今日だって総歩数は1万を超えている。でも脚の運びが不格好。付け根の痛さは治らない。そんな僕を察してか、嬉しい言葉が飛び交う。ヤバい泣ける。
またの再会を誓った。今度は近い将来。今は引っ越して鎌倉市に拠点を構える彼らである。遊びに行くよ。自分の足で。その為の脚力だろう。その為の体力だろう。目標は現状維持。対する相手はコロナウイルスの収束時期か。いつになる。違うだろう。この病気が治る日だろう。

