神様のご降臨 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

本来ならば、三連休はいずれも患者会の理事として、東奔西走するはずであった。昨日は埼玉。本日は千葉。明日は都内(田町)である。ところが千葉の患者会理事と、連絡が取れずにいる。ご存知の通り、大災害にあったエリアだ。無事を祈る。そんな訳で、急きょオフ。安息日。
 

 

夕方から、僕の住む近所にてあるイベントが開催された。情報源はFacebook。16:00~20:00で参加費4,000円。普段からあらゆる興味深いイベント情報が流れてくるが、さすがにこれには目が留まる。理由は三点。①近い。②日程が良い。③神様に会える。僕が神と呼ぶ存在。

 

 
流石は大行列。廃れた近所のボウリング場に似つかわしくない人・人・人の人だかり。これを逃すと、二度と神様と会えないかもしれない。さて僕にとっての神様とは。Mr. Childrenの桜井和寿?あれは教祖様。サッカー界の生ける伝説?それはキング。……勿体ぶって恐縮です。

 

 
正解は、吉田類氏。酒飲みにとって、知らない人はいないんじゃないかって存在。テレビの中の人。毎週月曜日の21:00から、BSTBSで放送される彼の看板番組に、以前からずっと世話になっている。彼が訪れた店を後から回る聖地巡礼。心の支えになってくれている。神様有難う。

 

 

だがしかし。今夜は大事な予定がある。本来は一週間前に予定されていた戸田さんとのデート。ところがボクシング観戦の誘いが入り、急きょリスケを依頼。忙しい彼女が提示してくれた日程が本日。リクエストは焼き鳥。新宿は思い出横丁を散策する。いつか現れる吉田類と乾杯。