夏季休暇が消滅した | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

本業の話。パート社員という身分ではあるが、会社から有給休暇を付与されている。当然の権利である(正社員やフルタイムの契約社員より日数は少ない)。2019年4月より施行された法改正により、有給休暇の取得を義務化された。夏季休暇は、消化する絶好の機会だ。

 

僕と同じく未婚で地元の腐れ縁がいる。仲良し3人組。その片割れから、旅行のお誘いが届く。行きたいな。でも俺、お金が無いんだよな……。友人「仕事がらみで経費が落ちる予定でいるので宿泊費出せると思う――」。貴方は神か。日光辺りの宿を物色していたが。

 

 

NPO法人の事務局長として、参加を打診されるイベントが相次いで入ってくる。不運なことに、金曜日や月曜日開催。有給休暇を利用して参加を表明する。そこで件の日程調整。勤怠システムより、有休の残日数を確認する。……ゼロ。友人よ、ごめん。旅行のお誘い、超感謝。