永遠のディーバ -君たちに明日はない4ー | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

映像は視覚で楽しむもの。受動的でもある。対して読書は能動的である。読んで、想像し、脳で咀嚼する。だから、一本の映画を観るよりも、一冊の読書の方が疲れることが多い。故に、精神的に余裕が無いと、書籍に手が伸び辛い傾向にある。少なくとも、僕はそう考えている。

 

永遠のディーバ -君たちに明日はないー

(内容紹介)

「おれはただ、ずっと自分を誤魔化(ごまか)してきただけだ」。リストラ面接官・村上真介の今度の相手は、航空会社の勝ち組CA、楽器メーカーでくすぶる元バンドマン、ファミレスの超優秀店長、おまけに、破綻した証券会社のOBたち。企業ブランドも価値観も揺らぐ時代、あなたは明日をどう生きる?全ての働き人たちにパワーを届ける、人気お仕事小説第4弾!

 

精神力が落ちていた一昨年前の暮れ頃と比較すれば、だいぶ戻ってきたと思う。読書を再開しよう。このシリーズは超がつく程、好きだった小説である。所謂、ビジネス小説。それでいながら、人間臭い。主人公と、年齢が逆転してしまった。年収も。僕にだって、明日はない――。