ワインバル 博多うきしま倉庫@池袋 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

時々、疎外感に襲われる。今日もそうだ。週明けに、インフルエンザの予防接種を受けるよう指示されている。職場まで医師が来てくれる。僕も当然、受けるものと思っていた。しかし担当社員が申し訳なさそうに僕に詫びる。「国保の方はですね……」。誰かが悪いわけではない。
 
昨日から新しく社員が加わった。10月1日から数え、4人目になる。受け入れも担当業務。採用業務以外にも忙しい。新人は、僕が病人であることも、パートタイマーであることも知らずにいる。自らオープンにする必要はない。正社員との雇用格差に怯え、卑屈になってしまうから。
 

 

僕がアサインした候補者の二次面接と最終面接が、この日の夜に実施された。申し送りや仲介の為、仕事を切り上げることができない。人事部の仲間たちは、足早に職場を後にしている。今夜は新人の歓迎会だ。「ワインバル 博多うきしま倉庫」で先に始めてもらうことにする。

 

 
駆け付け3杯。ビールを煽って、良い気分。今日の主役は隣に座るエリート社員。年下男子ながら、妻子がいる。子煩悩ぶりを見せつけられ、素直に羨ましいと思ってしまった。まだまだ他人と比較してしまう癖が捨てられない。幸せは、自分で決める。なんだか酔いが酷いぞ。