睡眠障害 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

相変わらず、上手に寝ることができない。まず以て、眠気が来ないのである。否、日中は度々睡魔に襲われる。夜こそ来て欲しいのに。仕方なく、酒を飲む。半分は趣味だが、もう半分は寝付くため。芋焼酎からのハイボール。常備してある蒸留酒は、すぐに無くなってしまう。

 

そろそろ止めなよと、注意してくれた相手はもういない。倒れ込むようにベッドに横たわる。浅い睡眠に終始する。目覚ましにセットした時刻より、だいぶ早い時間帯に目を覚ます。今日なんて3時だ。まだ外は暗い。この後は仕事なのに。気ばかり焦る。でも、眠気が来ない。

 

 

自宅から新宿まで歩いた。職場の池袋駅の一つ手前の目白駅で下車し、1区間分を歩いた。出社前にして、8,000歩をクリアした。歩きながら、脳を活性化させる。今日は午後からアポが6件も入っている。眠いだなんて弱音を吐いてはいけない。これは病気とは関係ない。