みんチャレ | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

今日も東京は愚図ついた天気。全国的に雨模様。九州や近畿、四国辺りは記録的な大雨の様相。そんな中、僕は今日もオフである。本来は仕事のはずの金曜日。起床する時間も、就寝する時間も、その間に何をするかも、全て自分で決める必要がある。寂しさに毒される。
 
遡ること2日前の水曜日。在籍する人事チームの男女5名で、個人目標を共有した。仕事の話ではない。プライベートの目標である。体脂肪率や腹回り、減量と、身体作りの共通項で方針が固まった。担当役員の女性もこれに加わり、来週から三ヶ月間、個別目標と向き合う。
 
 
雨が降ると、外歩きが億劫になる。今日は8,000歩の目標を諦めようかと考える。日次で未達でも、月次で達成すれば良い。弱虫が顔を出す。そこで思い出す、在籍チームの目標バトル。僕は体脂肪率減を掲げた。近所のジムに赴く。計測すると19.2%だった。これを減らす。

 

 
筋力トレーニングや有酸素運動に時間を費やす。ジムの使用料にお金を使ってしまったので、夕飯は質素に自炊する。何を、どれだけ食べるか。自問する。トレーニングの後である。酒は蒸留酒。筋トレとの相性の良いブロッコリー料理。納豆や豆腐でたんぱく質を摂取。
 
 
張り合いの無い日々は、どうすれば解消できるだろうか。互いに干渉し合う、仲間の存在が必要である。自炊やジム通い、1日8,000歩という目標を共有する、チームが欲しい。そこで始めた、「みんチャレ」というアプリ。冒頭に報告した職場のチーム内競争も、このアプリがヒント。