3月がもう終わる。
病気の進行はゆっくりでも、月日の流れはとても早い。
目の前に時間だけはあるのだが、打ち込むべきものが無い。
非生産的な一日を過ごして、食べて飲んで眠るだけ。
一日を大切に過ごせと他人は言うが、そんなことは分かっている。
ただ、それを積み重ねた結果が寝たきりだなんて、滑稽である。
今月は映画と読書を計12タイトル(達成率400%)と大幅達成。
しかしながら、その大半の内容を振り返らずに消耗する。
映画かドラマか扱いに難儀するWOWOWドラマは名作揃い。
山一証券の最後を描いた「しんがり」を観て、胸が熱くなった。
企業戦士が、同僚と結束しながら、組織と闘っていく姿が美しい。
以前に観た「クライマーズ・ハイ」のような、心地の良い疲労感。