冷たい熱帯魚

(内容紹介)
「愛のむきだし」などで知られる鬼才・園子温監督が、実在するいくつかの猟奇殺人事件にヒントを得て人間の狂気と極限の愛を描くサスペンス。小さな熱帯魚店を営む社本の家庭では、年頃の娘が若い後妻に反発しており、そのため彼と妻との関係にも亀裂が生じていた。そんなある日、彼は娘が起こした万引き事件をきっかけに同業者の村田と知り合う。やがて村田の事業を手伝うことになった社本は、いつしか恐ろしい猟奇殺人事件に巻き込まれていく。
死体が切り刻まれる描写のえぐさ。それ以上に伝わる、人間の狂気。その残酷さを淡々と描く。怖い。この監督、怖い。見なきゃ良かった。否、清々しい後悔。芸術は狂気の沙汰。それを体現した作品。どうやら作中の事件、実際に起こった内容をインスパイアしているようだ。それを知って、もう見ようと思わない。改めて思う。人間は怖い。怖いよ。