ガーラ湯沢スキー場 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

iPhoneのアラームが鳴る。時刻は早朝4:45。かつて長く住んでいたこの部屋は、住人である僕が去ってから全面リニューアル。家具の大部分を失った空間で身支度を済ませる。5:20に実家から出て、車で次々に3名の友人を拾う。八王子ICから圏央道を経て、関越道を走る。目的地は新潟県のスキー場。予報では大雪。その通りの天気。銀世界。

$烏兎怱怱

3週間前。旅行先の目的地であるスキー場では、およそ冬期とは思えない晴天により不快なアクティビティに終始した。そのリベンジ。助手席に座る友人は、中学時代の同級生。彼女は運転手も務められる貴重な戦力。偶然にも女性が3名という構図だが、別に狙ってないから。現地の混雑ぶりと吹雪に困惑も、雪が良い。もう一度言う。雪が良い。