Home Coming Party 2013 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

胃腸炎の容態は相変わらず。今日は土曜日。などと悠長なことは言ってられない。仕事である。年に一度の定例イベント。派遣スタッフを労う為のパーティーを主催。参加予定者は70人超。過去最高の規模である。僕の担当するスタッフも多く来る。休んでいる暇なんてない。場所は赤坂「木都里亭」。職場から徒歩の距離。健保組合の施設でもある。

$烏兎怱怱

従来より、この手のイベントは僕が指揮してきた。ところが本来の業務が忙しい。担当する派遣スタッフの就業数も、2年間で倍に増えた。企画から準備、当日の進行までを、営業アシスタントや総務部門の面々に移譲する。彼女らの発想力を舐めていた。何だよ影の軍団って。衣装まで手作りかよ。台詞とか動きとか、連日の練習に大変だった。

$烏兎怱怱

何名か欠席者が出たものの、滞りなく一次会は閉幕。営業職の6名のうち、僕の担当するスタッフが一番多く参加してくれたことになる。感謝しなければならない。一次会では進行に忙しく、参加者とあまり会話ができずにいた。会場をオフィスに移して二次会。やっと素顔。やっと自然体。酒も飲もう。明日の体調よりも今の時間。来てくれてありがとう。