鳥義@表参道 | Poco a poco -難病と生きる-

Poco a poco -難病と生きる-

スペイン語の「poco a poco」は、日本語では「少しずつ」「ゆっくりゆっくり」という意味です。遺伝性による難病、脊髄小脳変性症を患っていると診断された2015年7月(当時34歳)以降、少しずつ身体が動かなくなる恐怖と闘いながら、今日を生きる僕の日記です。恐縮です。

表参道で待ち合わせ。友人の職場は外苑前。互いに仕事を終える時間帯が遅い。21時に駅前で約束。最初に目星をつけた店は繁盛店で入れず。外は寒い。店を探して右往左往。こんなに格好悪いことはない。表参道は以前の職場。勝手知ったるこの界隈。狭い入口から階段を上がり、渋い玄関口から中を伺う。ここも繁盛。偶然にも1組が会計中。

$烏兎怱怱

店は焼き鳥屋「鳥義」。年配の客層が多いのは、玄人受けする品質だからか。隣に座る、年下の女性。苗字が同じ。これは奇遇。乾杯にビール。二杯目以降もビール。会話を交わす。焼き鳥を頬張る。ビールを飲む。至福の瞬間。5杯目を飲み干した頃には、程よく酔いが回ってきた。苦虫を潰したような表情ですみません。今月は酒の誘いが多そうだ。